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地方大学生が東京で就活して分かったこと

こんにちは。大変な状況ですが元気にしていますか?

今回はずっと書きたかった就活について書きたいと思います。状況が変わればこの後や来年の就活には参考にならない部分もあるかと思いますが、気になる見出しだけでも読んでいただけると嬉しいです。


私の就活

私は北海道の大学に通い、今年の2月中旬~3月末東京でシェアハウスに住みながら就活していました。就職を決めたのは主に金融システムを扱うIT会社で、エンジニア職での採用です。 



目的をはっきりさせたほうが良い

皆さんの考える就活の目的やゴールってなんでしょうか。現在就活中の学生全員が明確に持っているでしょうか。

私は明確に目的やゴールを持っている人は少ないと思っています。だからこそ持って欲しい。

私の場合就活の目的は「より良く、幸せな人生を作っていくため(の過程)」でした。シンプルで当たり前ですが、このテーマをどれだけ自分で深堀できるかが大事だと思っています。

深堀は言い換えれば言葉の因数分解のようなもので、”幸せとは“ ”より良いとは” ”なぜ過程なのか”の言語化です。

私の答えは幸せ→「苦にならない仕事をし、自分に嘘をつかず生きること。家庭を作り、自分の子供に伸び伸びと生きてもらうこと。」 より良い→「考えや知識を常にアップデートできること。」なぜ過程なのか→「就職は幸せのゴールではなく手段だから。」


では深堀することのメリットはというと、就活の辛さを軽減できることだと思っています。目的を持っていなければ「どうして就活をしなければいけないのだろう」という感情が常につきまとい、謎の義務感と無力感に支配されませんか?私はされていました。就職しないという選択肢を持つ場合は別ですが、就活するなら目的を持っていると後々楽になります。



自分の戦い方で戦えばいい

就活という戦場でどう戦うかというのは目的の次に大事だと思っています。どういう事か、この記事がとても分かりやすいので読んで下さい。(特にポケモンの話)↓

ストレングスファインダーで手に入れる「他人に憧れない生き方」

要は自分の持つ素質を把握して発揮したほうが色々うまくいきますよという話なのですが、素質を把握するのに役立つのがストレングスファインダーという本です。

これ、めっちゃ良いです。この本には素質診断サイトのコードが入っていて、その診断の解説が本文にあります。

例えば私の場合この5つの資質を持っています。

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抽象的で少し分かりにくいのですが、普段の行動というのは確かに5つの資質に基づいているんですよね。部活動で部長をしていた時の行動に顕著に表れていて、

「みんなが楽しめる部活にするために(調和性)」「今の問題点を突き止め(回復志向)」「分析し(分析思考)」「本でチームコーチングを学び(情報収集)」「ミーティングを企画(内省)」したりしていました。


就活でも行き詰ったときは情報収集に力を入れたり、自分に足りない力は何か考えることで進めていました。

必ず自分の得意な戦い方があるのでぜひ把握して就活に活かして欲しいと思います。(無料版もあるよ)



地方と都会の情報格差

ここまで東京での就活というテーマを無視してきたのですが、ここから本題です。やはり地方と都会の情報格差は感じました。

東京では選考がとっくに始まっていたり、就活セミナーで気になっていた情報が一気に手に入ったり、エージェントを有効活用できたり、、、大学のキャリアセンターの活用だけでは心もとないなと思いました。

特に「地方で言われている就活情報と違うじゃん!」と感じたことがあります。


「入社前とのギャップはなんですか」という質問は本質的じゃない

大学の講座などでよく「懇親会では入社後とのギャップについて質問しよう」というノウハウを聞かされました。いや、そんなの人それぞれじゃん。

そもそもギャップというのは自分の価値観と会社の価値観の違いから感じるものですよね。

新しいアイデアを次々生み出して何かを作りたい人は銀行員や公務員になるとギャップを感じるかもしれないし、土日完全週休二日制で働きたい人は車販売営業の仕事にギャップを感じるかもしれない。

最もダメな質問が「福利厚生ってどうなんですか?」だと思っています。その質問をすることで業界について学んでないことや、福利厚生以外に仕事を選ぶ基準がないことを告白しているようなものです。事前に調べて、なぜその業界や企業がそのような勤務体系なのか理解することで入社後のギャップに悩されることが少なくなると思います。



全部頑張ろうとしない

自己分析、ES、履歴書、SPI、業界研究、企業選び、面接対策

全部やるのってとっても大変なんですよね。就活以外にやるべきこともあるし。

なので手を抜く事、しっかりやる事をはっきりさせていました。

しっかりやった事→自己分析、履歴書、業界研究

手を抜いた事→ES、SPI、企業選び、面接対策



言わずもがな自己分析はやらないと何も進みません。業界研究は志望動機に直結するので一冊の本で体系的に学びました。

ESとSPI重視の企業は大手が多いので、中小ベンチャーを目指す私はほとんどやりませんでした。そして一番大変な企業選びをエージェントに丸投げしていました。

自己分析と業界研究をやっていたので「IT業界で業務改善アプリを作っている企業」「働き方改革に力を入れている企業」「お客様との距離が近い元請け企業」と条件を伝え、紹介された企業に応募していました。

面接対策は聞かれることが大体一緒なので、きちんと言語化出来れば良いという感じでした。(お喋り感覚の方が話しやすい)

これは一例ですが、力を入れるところ抜くところを明確にすることで悔いなく就活を進められるのではないかと思います。


まとめ

納得できる就活ができたらいいですよね。

私は納得できる就活が出来て良かったと思っています。mei〇eとか電〇とか三〇商事とか誰もが認める大手に入ることが必ずしも幸せとは限らないなと、就活で出会った学生や大人と話していて感じました。(そもそも入れないのだけど)

そして、例え就活で思うようにいかなくてもどうすべきかに囚われず、どんな自分でありたいか考え尽くすことで必ず良い未来があると信じています。

(情報収集が好きな就活ノウハウおばさんなので困ったことがあれば助けになりたいです)

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