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戦国武将気分で47都道府県をノリノリで学べる!「クイズで都道府県陣取りゲーム」

図書館向けの書籍の編集をしています。Kです。1年以上前、とつぜん『総合百科事典ポプラディア第三版』特典のアクティビティ開発担当者になりました…! アクティビティ開発のために、百科事典、「ポプラディア」に向き合うこと1年強。その面白さ・奥深さにいつの間にかハマッていたわたしが、おススメの楽しい使い方、活用法をごり押ししていく連載です。

突然ですが、わたし、小学校の社会の授業でつまずいて、いまだに苦手意識を持ってしまっているものがあります。。。
それは「47都道府県」です。

小学校高学年の社会って、かならず「47都道府県の位置と名前を学ぶ」授業がありますよね。
離島育ちのわたしにとっては、日本地図を見る時は「自分の住んでいる島がちゃんと載っているか」しか興味がなく、本土はもう別世界。

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でも一応テストもあるし、47都道府県を上から順番に覚えていこうとするのですが、近畿あたりで挫折……
日本地理がバッチリ苦手になりました。

あれから20数年。
ここだけの話、いまだに西日本の都府県の位置はちょっ………と不安なので、一応、検索してしまいます。(一応です) 



あのとき、47都道府県を楽しく学べるコンテンツがあれば、この後ろめたい気持ちを味わわず、無駄な検索に時間をかけずに済んだのに。
そう思い続けていたわたしから、おススメしたいアクティビティがあります!!!


おススメしたいアクティビティ、それは…

都道府県の学習に超後悔のあるわたしが、いま、小学校高学年のこどもたちに絶対やってほしいアクティビティ。
それは、
「クイズで都道府県陣取りゲーム」です!

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このアクティビティは、
2021年11月中旬に発売する、『総合百科事典ポプラディア第三版』特典の1つ、
冊子「百科事典を10倍楽しむアクティビティ集  Let's Enjoy!ポプラディア」に収録されているもの。

レッツエンジョイ表紙

アクティビティのやり方を、超ザックリご紹介します。
(4人以上でやるのがおすすめ)

①各人、自分が解くクイズを選ぶ。

②左のクイズシートに書かれたクイズを「ポプラディア第三版」を使って調べる
(それぞれ都道府県が答えになります)

③日本地図シート上で、自分が解いたクイズの答えだった都道府県の場所に色を塗る→陣地ゲット!
(ポプラディアでは前見返しに日本地図が載っています。都道府県の場所はここでチェックできます)
これを繰り返します。

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都道府県には面積を基準にした数字(ポイント=得点)を振っています。
クイズをすべて解き終えたら、自分の陣地にかかれたポイントを計算!
(クイズの中にはボーナスポイントが付与された問題もあり、最後まで勝敗はわかりません…!)


自分の色で日本地図が埋められていくこの爽快感。
もう気分は戦国武将です。
ノリノリでクイズをとき、色を塗り、気付けばあっという間にカラフルに彩られた日本地図ができあがります。


このアクティビティをおススメするワケ

★戦国武将気分で、楽しみながら都道府県の名前や位置を確認できる!
47都道府県を1つ1つ、記号のように覚えていくのはしんどいのですが、ゲームの中で都道府県名や位置に触れられるので、
「あそこの大きい都道府県とってやる!」
「最後のあの都道府県はどこだ!?」
と、最後の都道府県が埋まるまで飽きずに楽しんで取り組めます。
陣取りゲームという性質上、ライバルたちがどこの都道府県を奪ってしまうのかはどうしても気になるので、自分がクイズを解かない都道府県についても注目し続けられるのです!
これならあの頃のわたしだって、最後まで鼻息荒く取り組めたはずです……

★社会科の学習の定着に結び付く!
都道府県学習の導入に取り入れ、その後の授業の中で伏線回収していったり、復習として取り入れたりすることで、学習の定着に役立ちます!
47都道府県の学習は、小学校のうちに確実に身に着けることを目標に各学年で様々な工夫をして取り入れることが大切とされていますし
ぜひその「工夫」のひとつとして、取り組んでみてほしいです!
(地図帳の使用も新学習指導要領では6年生→5年生に早まりましたね)


★「ポプラディア第三版」でクイズを調べることで、都道府県の特色や面白さに気付く!
クイズは産業、文化、歴史、地理、芸術など、様々な視点から出題。
遠い地域はもちろん、自分の住んでいる地域についても「えっそうだったんだ」と思えるものもあるかもしれません。
(この、自分が知っていたつもりだった事柄を調べて新たな発見が生まれるのって、百科事典の醍醐味だなあと個人的に思います)

都道府県 王様フキダシ「ポプラディア第三版」は各都道府県に紐づく情報が豊富に解説されていますし、地図も見やすく仕上がっていますので、そこにも注目してもらえればうれしいです。



「クイズで都道府県陣取りゲーム」、その良さが少しでも伝わっていたら嬉しいです。


「クイズで都道府県陣取りゲーム」がうまれるまで

さて、最後にちょっとだけ、裏側の話をさせてください。

じつは1年以上前から、「ポプラディア第三版」アクティビティ開発チームとして、この冊子に収録する「ポプラディア第三版」を使ったアクティビティをチームのメンバーみんなで検討してきました。

これまで百科事典の活用というと、国語科で学習単元があることや、総合学習や社会科での調べ学習が本格化することから、中学年を対象とすることが多かったのですが、
使い方を覚えれば低学年でも使えるし(すべての漢字にふりがながついた「ポプラディア第三版」ならなおさら)、
高学年〜中学生が学習を充実させたり、自分の関心を追求したりするのにめちゃくちゃ役立つもの。
学年問わず、より多くのこどもたちに、「ポプラディア第三版」を楽しく使ってもらいたい…!
そんな思いで、様々なテーマのアクティビティを考えてきました。

その中でも必須テーマだったのが、「47都道府県」。
「ポプラディア第三版」って、各都道府県についてもかなり情報が充実している百科事典なので、アクティビティと絡めてぜひ活用してほしいところです。
ならば20数年前の自分でもできるような、楽しく都道府県を学べるアクティビティにしなければ!という意気込み(わたし個人の)から生まれたのがこのアクティビティなのです。

都道府県 遊び方

「百科事典を10倍楽しむアクティビティ集  Let's Enjoy!ポプラディア」は、小学校低学年からできる迷路や、ガシガシ百科事典を使い込む練習ができるビンゴなど、11のアクティビティのやり方とワークシートがセットになっています。


豪華な特典、ぜひチェックを!

「ポプラディア第三版」では、
特典として「Let’s Enjoy!ポプラディア」のほかにも、
先生向けの「百科事典活用のための指導案」や
A1サイズの「ポプラディア」使い方ポスター、
そして「ポプラディア第三版専用ラック」も準備してます。
詳しくはこちらから、ぜひチェックしてみてください♪

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「Let’s Enjoy!ポプラディア」と「百科事典活用のための指導案」

11月中旬オープン予定の新サイトからPDFデータをダウンロードしてご利用いただくこともできます。
アクティビティによってはタブレットやパソコン上で、メタモジ、ロイロノートなど、共同学習支援アプリを使った取り組みが可能なものもあります。

またおいおい、こちらもご紹介させていただきますね!

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