【2025CL東京】カウンター型タケルライコオーガポン【CL大阪優先権獲得】
*はじめに
お久しぶりです。
大阪に越して3か月経つのにいまだぼっちのまひろ(@MhR5326)です。
先日開催されたチャンピオンズリーグ2025東京にJCSからの優先権で参加し、今回も無事にCL大阪の参加優先権を得ることができました。
これもひとえにいつも練習・調整にお付き合いいただいているプレイヤーの方々のおかげです。ありがとうございます。
今回の記事では主にCL東京Day2にて使用したカウンター型タケルライコ+草オーガポンのリストとざっくりとした採用理由、Day2でのマッチングと(覚えている限りで)簡単にゲーム展開についてまとめています。
いま環境で流行っている構築とは異なる箇所があり、noteでも似たような記事を見かけることがないので是非読んでいただけると幸いです。
冒頭部分ではDay1で使ったサーナイトのリストとマッチングについても記載しておりますが、他の方も使っている構築と似たり寄ったりなものなので簡単な内容までとなっています。
*Day1:サーナイト(5勝2敗)
・デッキ選択の経緯
ほとんどのプレイヤーはデッキ選択の際に環境読みや有利不利などの要素をもとに使うデッキをある程度絞って練習されています。
たとえば、Tiar1と想定できるのはカースドボム入りのピジョリザやタケルライコなどがありTiar2にはレジドラゴ、ドラパ、サーナイト、ボムパルキア、ルギア等々があると思いますが、僕自身そのどれもをうまく扱えるわけでなければどうしようもないくらい下手ではないみたいな状態です。
なのでここ数か月間使い続けていて勝率は悪くなく、PJCSでも7勝できたサーナイトを使いました。
・当日のマッチアップ
普段から使い慣れていたおかげでレジドラゴVSTARや古代バレットに勝つことができました。
(対イタガキタクト選手戦ではマナフィとヘビーボールがサイド落ちしており、先2にキルリア1体+エヴォリューションでキルリア2体の計3体作ることより、キルリア1体+サーナイトex1体を作ることを優先したためドロソとなるポケモンが想定より少なくなってしまいテンポが遅くなりました。結果的にキュレムはサイド落ちしていたそうで、キルリア3体並べていたら…と少し悔いがあります。)
・採用理由etc
よく見かけるサーナイトとそこまで大差ありません。
特徴のある部分といえば、
①ミカルゲの採用
②基本悪エネルギー3枚採用
③クレセリア、ミミッキュ、シャリタツ、かがやくゲッコウガなどが不採用
といったところでしょうか。
上記の3点についてですが、
①ミカルゲの採用
主な対象としてロトムVとネオラントVがあります。
一般的にロトムVを1ターン目から使用してくるデッキとしてはピジョリザやピジョドラパなどが挙げられます。
(ここから少し話が逸れます。)
プレイングスキルが身についていれば上記のデッキタイプに対して勝てる方も少なくないと思いますが、僕がやっている普段の練習(的なもの)としては、右手vs左手でいくつか選択肢を模索しては妥当か検討する、noteでいろんな人の記事を読む、強豪プレイヤーの投稿している動画を拝見するなどで、強い方との対人戦がほとんどできていないことで序盤の安定な動きを作っているロトムVへの妨害としてクレッフィやミカルゲの採用を考えました。
このような場合、イキリンコexの特性も止められることもあり採用されているのはほとんどがクレッフィが多いですが、デメリットとしてベンチ狙撃を使える相手とマッチした際にやむなくクレッフィスタートしてしまうとマナフィをベンチに置いたとしてもクレッフィが呼び出されたらキャンセルコロンなしでベンチ狙撃を許してしまう点で使いにくいと感じました。
イキリンコexを止められないとしても相手に出してもらうことでサクブシッポのほえさけぶで倒しやすくなるとも考えていました。(勇気のおまもりを持たせてくることは承知の上なので、そこはアドレナブレインでケアします。)
②基本悪エネルギー3枚採用
サーナイトを使う上でマシマシラのアドレナブレインを強く使っていきたく、1枚サイド落ちしても安定して悪エネつきマシマシラを2体いる盤面を作るために3枚にしていました。
大地の器を使わずともリファインなどのドローで現物を引きやすくなったり、最序盤のエヴォリューションを使用する時に手札のエネルギーが悪エネしかない場合にも気持ち的にあまり躊躇なく使うことがありました。
③クレセリア、ミミッキュ、シャリタツ、かがやくゲッコウガの不採用
ほんとうはつかいたいけど枠がなかったです。構築力のなさが目立ちますね。ごめん。
*Day2:タケルライコオーガポン(5勝3敗)
・デッキ選択の経緯
CL東京前ではDay2でもサーナイトを使おうと考えていましたがDay1を終えてから、前日の長距離移動と連日続く早朝からの稼働により疲れが溜まった状態で25分フルで頭を使うデッキを8戦も使い続けられるのだろうかと、不安になりました。
Day1では大きなプレイミスはなかったものの、強豪ひしめくDay2において1つのミスは負けに直結するプレッシャーから他のデッキを使ってみようと思い、サーナイト以外で手持ちにあったデッキが、ピジョリザ、ピジョドラパ、タケルライコの3つだったので動きが他3つに比べて複雑ではないタケルライコを選択しました。
普段、サーナイトを使っていると一般的にアグロ傾向にあるタケルライコを使うのがどこか手に馴染まない感覚があり、フリー対戦でもあまり使うことはありませんでしたが、少し構築を変えることでカウンター型として中盤から一気に捲り勝てるタケルライコオーガポンになりました。
対戦相手からは毎回のように、「意表を突かれた」と絶賛していただき、いわゆる”ありきたり”なタケルライコに飽きた方や従来の構築はなにか物足りないと感じる方にはぜひ一度使っていただきたいなと思います。
・当日のマッチアップ
リストの公開前に先に当日のマッチアップだけ記載しておきます。
8回戦中じゃんけんはすべて勝ったため、全ゲーム先攻を取りました。
各対戦における所感はリストの内容も記載しておりますので、有料部分に記載しています。ご了承ください。
僕自身、そこまでカードゲームは上手ではありません…。
それに強豪プレイヤーのように練習や調整に時間を割ける訳でもないので、そのような方たちに対して広く一般的な構築を使うと盤面から次ターンでの狙いや動きが看破され勝つことは難しいだろうと思いました。
だからこそ強い人たちの頭の中に叩き込まれている情報を逆手に取って、想定にないようなカード選択をしないと勝ち目はないと感じ、ポケカ飯さんやポケカブックさんのようにSNSで公開しているタケルライコオーガポンに関する情報を調べ、YouTubeに投稿されている動画も検索して出てくるものは(倍速ですが)視聴し、以下のリストに辿り着きました。
(Day1が終わった後に友人とタケルライコオーガポンミラーをする機会があり、その友人が使っていたカードもひとつ参考にしましたので、友人にも感謝しかありません。ありがとうございました。)
有料部分におきましては、
・使用リストの公開
・一般的なタケルライコとの差異(採用理由)について
・Day2での各対戦の流れ
について記載しております。
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