見出し画像

【教え子経験談】受験の先に待っていた景色

皆さん、こんにちは。私は近畿大学国際学部で学んでいる一回生の者です。今回は私の大学生活についてお話ししようと思います。

私は今とても充実した大学生活を送っています。

まず、私の通う近畿大学国際学部の授業についてお話しします。


私の所属する国際学部グローバル専攻では学部のカリキュラムに組み込まれた八ヶ月の留学のためにELSと呼ばれるアメリカの語学学校のカリキュラムに基づき日々英語を勉強しています。

大学にネィティブスピーカーの講師がアメリカより派遣され、アメリカのスタイルで英語を勉強します。アメリカの授業スタイルは日本のそれとは違いとてもアクティブです。

少人数のクラスでみんなが積極的に発言し、ほとんど日本語は話しません。

プレゼンやディスカッション、フリートークの機会が多く、生徒もお互いに切磋琢磨しています。もちろん課題もたくさん出ますし、速いテンポで授業が進むので日々自分なりに考えて授業を受けています。

日本の授業スタイルしか知らなかった私にとってはこの授業形態は新鮮で楽しい学びの時間です。

また、このような形で英語を学べる大学は日本でも数少ないと思います。

次に近畿大学の最も大きな特徴についてお話しします。近畿大学は学生数が多いことで有名です。国際学部も一学年で五百人、学部全体では二千人ととても多く、様々な人々が在籍しています。

モチベーションが高い人、起業している人、日本語の堪能な留学生、一年以上の留学経験のある人などあげればキリがありません。

このような学部の中にいると自分の知らない世界の話をたくさん聞くことができ、自分の価値観がどんどん更新されていきます。

私はたくさんの人々との出会いがあるということがこんなにも価値のあることなのだとこの学部で学び、自らの視野を広げることができています。

田舎出身の私からすれば留学に行かなくてもカルチャーショックを経験できるような学部です。

また、たくさんの友達もできました。お昼を友達と大学のテラスで食べたり、放課後にクラスの友達と遊びに行ったり、一緒にプレゼンを考えたりと忙しいながらも楽しい時間を過ごしています。
このように私は国際学部で楽しく充実した日々を過ごしています。

しかし、実はこの大学は私にとっては第一志望の大学ではありませんでした。そうです。私は第一志望の受験に失敗しています。

第一志望だった大学に絶対行きたいと思っていた私は当時とても落ち込んだし、しばらく地獄のような気持ちでした。

それでも、大学の最初の授業を受けた時から、この学部で精一杯学んでやろうと気持ちを切り替えて今日まで頑張ってきました。そうやって頑張っていたら一緒に頑張ろうと言ってくれる仲間もできました。

彼らに出会えただけでも受験に失敗した意味があるのではないかと思えるほど馬の合う、良い仲間たちです。もし受験が成功していたら彼らには出会うことはありませんでした。そう考えるととても不思議な気分になります。

受かっていたらそれはそれで良い出会いがあったのでしょうが、今は心からこの大学に来れてよかったと思えます。

まとめると私の話はこれから受験をする高三の皆さんや受験を控える高校生の皆さんには受験での失敗に対してあまりネガティブな感情を抱かないでほしいというものです。

失敗を恐れずにレベルの高いところを目指してほしいです。

たとえ受験で失敗してもとりあえず生きていますし、大事なのは失敗を引きずらず自分でその後の進路を決めて置かれた状況で精一杯努力することです(私は両親の方針で浪人はできませんでした)。

もちろん、どれだけ真剣にやっても失敗すれば悔いも残ります。

ですが適当にやって失敗すれば悔いも何も残りません。

だから、受験が終わった時私は成長した、私はこれを得たというものがあるだけで十分凄いことです。その分あなたは努力を重ねたということでしょうから。

そして、その実感や自信こそが受験を通して得ることのできる最も大切なものではないでしょうか。それに第二志望の大学でも、そこでなければ経験のできなかったこと、出会うことのなかった人々もいるはずです。

それらはきっとあなたにとって何物にも変えがたい大切な財産になるはずです。大学入試は終わりではなく始まりです。

どうかこのことを忘れないでください。

私もまだスタートを切ったばかりです。

最後に、この文章が皆さんへのエールになることを祈って私の話を終わります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんが第一志望の大学に受かることを心から祈っています。

↑書いてくれた、くにひこくん

P.S 今回、私にこのような機会を与えてくださったタローさんに感謝いたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?