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日本株運用。景気循環から資金の流れを予想して個別銘柄に落としていくスタイルで運用してま…

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日本株運用。景気循環から資金の流れを予想して個別銘柄に落としていくスタイルで運用してます。主に景気循環ネタの記事配信していきます。よろしくお願いします。

最近の記事

コンセンサス調査連載終了のお知らせ

誠に勝手ながら、コンセンサス調査の連載を終了させていただきます。当方の仕事環境の変化によって継続することが難しいと判断したためです。 今までアンケートにご返答頂いた方、当調査結果を読んで頂いた方々には感謝しております。今まで本当にありがとうございました。 また継続できるようになった際には是非よろしくお願い申し上げます。

    • コンセンサス調査&分析 2021年9月号

      Summary 景気循環コンセンサスは「好況ステージ」に順調に移行中。テーパリングに注目が高まる中、引き続き景気回復への関心も高い。アセットクラスとファクターの結果からは景気回復期待は引き続き有効だが、インフレ期待は後退しつつあることがわかる。株価予想は8月に下限をテストし9月に反発で強さを確認するも実体経済の強さが再確認されるまでは既存のレンジ予想を据え置く。 目次 ①9月アンケート結果 ②現在の景気循環ステージの考査 ③今後のコンセンサスの行方 ④株価方向の予想 ⑤日経

      • 8月号は休刊させていただきます

        個人的な事情があり、8月号は休刊させていただきました。 お待ちいただいていた方にはご迷惑おかけしました。 9月号からは再開致しますのでよろしくお願いいたします。

        • コンセンサス調査&分析 2021年7月号

          Summary 景気循環コンセンサスは大きく変化。「好況」が20%強と大幅上昇した一方、「不況」が初の1ケタ台へ。インフレ意識は大きく低下。株のセンチメントがさらに改善し、コモディティは悪化。ファクターはグロースのセンチメントが改善した一方、バリューは大幅悪化。株価予想は前回予想を据え置く。 目次 ①7月アンケート結果 ②現在の景気循環ステージの考査 ③今後のコンセンサスの行方 ④株価方向の予想 ⑤日経平均テクニカル分析 ①7月アンケート結果  景気循環の結果は、前月比

        コンセンサス調査連載終了のお知らせ

          現在の景気循環の進捗と予想

          ※真ん中の白色の太い実線がTOPIX、破線がシクリカル(景気敏感株)、実線がディフェンシブ(内需株)、電機-黄色の太い実線、情報通信-青の太い実線 第17循環? 2021/1~現在(ポストコロナ相場) 現在です。2021年になって本格的に回復期待を背景に長期金利が上昇しシクリカル優位相場となりました。ベストパフォーマは海運・鉄鋼・空運・自動車のようなシクリカルと銀行セクター。一方でワーストパフォーマは医薬・食品・電気ガスといったディフェンシブセクターです。  ここからは予

          現在の景気循環の進捗と予想

          過去の景気循環の紹介 (3)

          ※真ん中の白色の太い実線がTOPIX、破線がシクリカル(景気敏感株)、実線がディフェンシブ(内需株)、電機-黄色の太い実線、情報通信-青の太い実線 第16循環 2012/7~2020/1(アベノミクス相場) 当時相場のサマリー  ここは皆さんもお馴染みのアベノミクス相場です。サイクル全体を通してみるとディフェンシブ>シクリカルとなりますが、どっちかというとグロース>バリューの色が強い景気循環となりました。  米国は2009年くらいから雇用が改善して回復期に入りましたが、日

          過去の景気循環の紹介 (3)

          過去の景気循環の紹介 (2)

          ※真ん中の白色の太い実線がTOPIX、破線がシクリカル(景気敏感株)、実線がディフェンシブ(内需株)、電機-黄色の太い実線、情報通信-青の太い実線 第14循環 2003/5~2007/9(クレジット正常化相場~リーマンショック相場) 当時相場のサマリー  パット見てもすぐわかるように、第14循環は完全にシクリカル>ディフェンシブ相場でした。回復し始めると同時にシクリカルがアウトパフォームし、ITパブルの傷が深いグロースウェートの大きい情報通信・サービス・電機セクターとディ

          過去の景気循環の紹介 (2)

          過去の景気循環の紹介 (1)

           本当は少なくとも2月にはやるべきだったのですが、今更ながらご紹介できればと考え、ダラダラとまとめてみました。  まずは大きな循環全体のSNAPSHOTと当時の経済状況のサマリーを紹介し、各景気循環の中身を見ていければと思います。チャートが非常に見づらくなっておりますが、お許しください。 ※真ん中の白色の太い実線がTOPIX、破線がシクリカル(景気敏感株)、実線がディフェンシブ(内需株)、電機-黄色の太い実線、情報通信-青の太い実線 第12~13循環 1993/7~200

          過去の景気循環の紹介 (1)

          コンセンサス調査&分析 2021年6月号

          Summary 景気循環コンセンサスはMoMほぼ変わらず。インフレを意識する投資家はさらに増加。株のセンチメントが改善し、ビットコインは著しく悪化。ファクターはグロースがcrowdedの中、バリューが改善、シクリカルが悪化。株価予想は前回予想を据え置く。5月のCPIとコアPCEデフレーター発表でインフレ懸念は健在だが、リオープン関連の寄与が大半で長期インフレを心配するのは時期早々か。 目次 ①6月アンケート結果 ②現在の景気循環ステージの考査 ③今後のコンセンサスの行方 ④

          コンセンサス調査&分析 2021年6月号

          コンセンサス調査&分析 2021年5月号

          Summary 景気循環のコンセンサスは想定より早く「好況」へシフトか?!USGDP回復を最後のエビデンスに景気循環ステージは本格的に回復ステージへ突入。好況の前兆も散見されるためコンセンサスの好況へシフト開始は違和感はない。株価予想は前回予想を据え置く。当面は6月FOMCでテーパリング議論の早期開始が顕在化するかどうかに注目が集まろう。個人的にはインフレに対するFEDの対応にも注目。 目次 ①5月アンケート結果 ②現在の景気循環ステージの考査 ③今後のコンセンサスの行方

          コンセンサス調査&分析 2021年5月号

          コンセンサス調査&分析 2021年4月号

          Summary 景気循環のコンセンサスは3月結果とほぼ変わらず。当面現状トレンドを維持するとの前回予想を据え置く。経済指標は3月やや減速気味だが、回復トレンドが変化したわけではないと見る。株価予想も27,000円から30,000円のレンジとの見方を据え置く。決算の期待値高く引き続き高値圏での注意が必要。テクニカル分析では現在日経平均株価は2012年から始まった上昇チャネルの上限に達しており、breakするか反落するかの境目にあると判断。 目次 ①4月アンケート結果 ②現在の

          コンセンサス調査&分析 2021年4月号

          コンセンサス調査&分析 2021年3月号

          Summary 景気循環のコンセンサスは当面現状トレンドを維持すると予想。その間の株価予想は27,000円から30,000円のレンジを形成すると見る。2月号と同様、回復ステージ織り込みすぎと自信過剰相場を根拠に調整を予想するも、過剰流動性相場が継続していることやFEDの前倒し利上げ期待は行き過ぎとのこと考慮し、レンジ形成と予想する。レンジ上限突破には次の景気循環ステージの織り込みが必要とみる。 目次 ①3月アンケート結果 ②現在の景気循環ステージの考査 ③今後のコンセンサス

          コンセンサス調査&分析 2021年3月号

          コンセンサス調査&分析 2021年2月号

          Summary 景気循環のコンセンサスは本格的に「回復」へシフト。実体経済は「回復」のエビデンスが揃ってきており、今後のコンセンサスは「回復」へさらなるシフトを予想。株価は1月末から下落、一旦行き過ぎた株価とコンセンサスの乖離を埋め始めたと見る。下げ幅は前回予想と同様10%前後を予想。 目次 ①2月アンケート結果 ②現在の景気循環ステージの考査 ③今後のコンセンサスの行方 ④株価方向の予想 ⑤足元株価調整背景の考査  a.1月は自信過剰の超楽観相場だった  b. Games

          コンセンサス調査&分析 2021年2月号

          景気循環サイクルについて簡単に紹介

          目次 ①5つの景気循環サイクル ②回復ステージ ③上昇ステージ+成熟ステージ(好況) ④後退ステージ ⑤不況ステージ ⑥最後に ①5つの景気循環サイクル  私のコンセンサス調査及び分析レポートを読むにあたり、景気循環サイクルについて基本的なことを少し紹介しておこうと思いまして当記事を書きました。誰でも理解できるようにわかりやすく書くよう頑張ります。  景気循環サイクルは本当は5つのステージがありますが、大きく2つのことが要因で各ステージで出現するシグナルの判断が難しくなって

          景気循環サイクルについて簡単に紹介

          コンセンサス調査&分析 2021年1月号

          Summary コンセンサスは「不況」から「回復」へシフトしている最中とみられるが、実体経済はまだ「不況」終盤であり、株価は既に「回復」を全て織り込んで次を織り込もうとしているように見える。株価はコンセンサスとの乖離を埋めるべく、短期的には調整の可能性が高いと予想。 目次 ①1月アンケート結果 ②現在の景気循環ステージの考査 ③今後のコンセンサスの行方 ④株価方向の予想(方向性のみです) ⑤データソース ①1月アンケート結果   まずはなぜこの2つのアンケートを取ったのか

          コンセンサス調査&分析 2021年1月号