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日本語が「をかし」すぎる


「桜を『散る』とはじめに表現した人は誰なんだ」

ふと疑問に思った。
他の花は「枯れる」と表現するのに、
桜は「散る」んですよ。

でもこれ桜だけじゃないんですよね。

朝顔は「しぼむ」と表現するし
牡丹は「崩れる」と表現する。

桜は散るし、梅はこぼれるし、菊は舞って椿は落ちる。



日本語ムズスぎない?



「枯れる」表現ひとつとっても
これだけ色んな表し方がある日本語
げにいとをかしすぎます。

日本語ならではの表現って
他にもたくさんありますよね。

木漏れ日」という表現もそう。

「木漏れ日」・・・枝葉の間から漏れてくる日光。
広辞苑第六版(岩波書店「木漏れ日」)

文章ではいくらでも説明できるけど、
これに該当する単語があるのは日本語だけ。

雨の表現ひとつとっても本当にたくさんある。
「五月雨」「時雨」「霧雨」「狐の嫁入り」「小ぬか雨」「長雨」「夕立ち」.....


改めて考えると、日本語繊細すぎて
よく自分日本人やってるな....と感心しちゃう。


昔の人たちが大切にあたためてきてくれたコトバたち。
22年生きてても知らない言葉が山ほどある。
もっと勉強して人生の楽しみ方増やしたいなあ。

◎220429追記
そもそも「枯れる」という表現の方が尊いのでは、、?と思っちゃった。
桜も牡丹も朝顔も、全部視覚情報をもとに表現したもの。それを一概に「枯れる」という一言で表しちゃったことのほうが趣深いのでは、、、、?

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