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星のローカス

「星のローカス」

雨。朝6時の気温は18.4℃。お散歩はお休みだ。

朝、部屋に作り付けの洋服ダンスの引き出しを引き出そうとしたら、表面に貼られている木製の化粧板が、べりっ、と剥がれた。あとで、木工用ボンドを使って、剥がれないように補修をした。

昭和の、戦後の木工製品は、概ねこのようなものだ。これに対して、戦前のものは、良いものが多い。僕は、祖父が使っていた座卓を使っているのだけれど、これは一枚板を加工したもので、古くなってはいるが、化粧板が剥がれたりすることはないし、ベニヤ板のように反ったりすることもない。

平成以降の建物は、建材をホチキスの針で固定するような工法で作られているのだが、これが、何年の間、健康でいてくれるかどうかは、よくわからない。

さて。

正しいことを言って、あるいは、間違っていないことを言って、それで、相手に怒鳴られる、とか、相手が去ってゆく、とかいうシーンが、このところ、目立って増えてきている。

びっくりするくらい増えてきている。

反面、前回にお会いしてから10年以上も経過している方から、親しそうに電話がかかってきたり、ということも増えてきている。

合う、合わない、というところが、だんだん、はっきりと出るようになってきているかもしれない。たぶん、そうなのだろうと思う。

近年、この傾向が目立ち始めて、今年は、さらに目立ったことになっている。

合わない人とは、どんどん疎遠になるだろう。

いまの稼業も、どんどん儲からなくなるだろう。

現に、稼業の業務量は大幅に減っていて、その分、創作をする時間が、大幅に増えている。

僕は、お金が入らないことに不安を感じることもなく、与えられた時間を有効に使うべく、どんどん創作を進めている。

さて、この舟はどこへ向かっているのだろうね。星を頼りに漕いでゆこう。

標題の「星のローカス」は、小山田いくさんのマンガのタイトル。

なんくるないさ〜。

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