Discover 世界な話
「Discover 世界な話」
晴れ。朝6時の気温は17.5℃。外に出ると、家の前に、泥まみれのペットボトルが落ちていた。キャップを外して中を洗うと、炭酸水の匂い。今朝はたまたまペットボトルの日なので、キャップを外して袋に入れてゴミ収集場所に出したが、持っていってくれるかどうか。
さて。
ウクライナ戦争のおかげで、ウクライナのことをたくさん勉強することになった。
地理的な話、歴史的な話、政治的な話、国際情勢な話。
さらには、知らなかったウクライナの作曲家を知り、それらの作曲家が作曲した曲を知り、そして、ウクライナ語までも知ることになった。
去年のウクライナ戦争が起こらなかったら、知ることはなかったことだし、触れることはなかったことだ。
ウクライナ戦争は、まさに、人生の曲がり角だったかもしれない。
というわけで、でもないのだが、知らなかったウクライナ出身の作曲家をひとり知ることになって、その方の曲の演奏を進めている。
日本人で知っている人は、どれくらいいるだろう?。この田舎には、ひとりもいないんじゃないかと思う。
しかし、その曲は、実によく書けている。名曲と言っていい曲なのだ。
なんで、こんな曲が埋もれているのだろう、と、不思議に思う。
この1年、ウクライナの作曲家の曲をいちばんたくさん弾いた。これもまた、ウクライナ戦争がなかったら、こんなことはなかっただろう。
ウクライナ戦争の功罪はいろいろあるだろうが、僕は、「功」の部分を多く享受している。
この巡り合わせには感謝しなければいけない。
今朝も、いろいろなニュースが入ってきている。
せめて、よく知って、よく識って、勉強することは怠るまい。
ウクライナ戦争のことを知るだけにとどまらず、世界を識ることに繋がる。
カホフカダムが決壊して、水がおしよせた動物園で、女性が泣いている、あの声を忘れてはいけない。
誰かを泣かせることは、僕は、もう、絶対にしない。
なんくるないさ〜。
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