観察日記711
観察日記711
おはようございます。
「責任という虚構」をまとめていきます✋
問題設定
・近代市民社会の根本
・人間が主体的存在であり、自己の行為に責任を負うという考え
・人間が自由な存在であり、自らの行為を主体的に選び取るという了解
・社会科学の実証
・人間は自律的な存在ではない
・常に他社や社会環境から影響を受けている
・行動が社会環境に左右されるなら、責任の根拠はどこにあるのか？
・人格という内的要因も本を正せば、遺伝形質や家庭教育や学校などの社会影響が作用して形成される
・我々は、「外来要素の沈殿物」にすぎない
・私が取る行動の原因分析を続ければ、最終的に行動の原因や根拠を内部に定立できなくなる
・脳科学、心理学の実証
・行為は意志や意識が引き起こすのではない
・意思決定があってから行為が遂行されるという常識は誤り
・意志や意識は他の無意識な認知過程によって生成
・自律的人間像に疑問を投げかける科学の因果論的アプローチと、自由意志によって定位される責任概念の矛盾をどう解くか？
（はじめに-2）
もうこのあたりからかなり常識を揺さぶられます。
〈読書中〉
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