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今バズってるあのシャンプー!企業戦略大解剖してみた|マーケティングトレース

この記事は、マーケティング力をつけるためのトレース記録です。
今回はSHElikesで開催されていた、黒澤友貴さんのイベント(12/17分)の内容になります。

他の人の考え方で視野もどんどん広がっていくなと感じる今日この頃…!
よかったらぜひ、感想や意見を聞かせてほしいです👀

※マーケティングトレースとは
企業の商品やサービスのマーケティング戦略を想像しながら、マーケティングのフレームワークに落とし込んで分析するトレーニング方法のこと

実はYOLU愛用者の私

最近、あらゆる広告やSNSでよく見かける『YOLU』というシャンプーをご存知ですか?

実は私、まんまと企業戦略に引っかかり、『YOLU』愛用者なんです(笑)

実際に私が使用しているもの

香りも強すぎず、ドライヤーの後に髪がしっとりまとまる感じが好きで使っています。

今まで、どんな会社が発売していたのかなんて考えたこともなかった…!
今回のイベントでお題になっていて、良いきっかけになりました🤔

大バズり続出!あの企業の正体は?

『YOLU』は株式会社I-ne(アイエヌイー)という企業から生まれた商品です。

私も今回のイベントに参加して知ったのですが、数年前に大バズりして今も大人気の『BOTANIST』やヘアアイロンでも有名な『SALONIA』など、女性なら一度は目にしたことがあるような商品を開発している会社でした。

(ちなみに私は、元BOTANIST信者、ストレートアイロンはしっかりSALONIA使ってます。笑)

早速、フレームワークに当てはめながら、私なりの考え方で大解剖していきます!

マーケティングトレース開始!

PEST分析

政治|感染予防対策により外出自粛が増えた
   SDGs推進
経済|物価高騰
社会|化粧品よりもヘアケアへの投資が増えた
   時短アイテムが人気
   SNSでの情報収集が増えた
技術|ECサイトやインターネット上での広告が増えた

競合分析

業界競合|美容院専売品、パンテーンやLUXなどの他社メーカー
価値競合|ヘッドスパ、美容院、高級ドライヤー、ヘアケア商品、入浴剤等

ターゲティング

年齢|20代〜30代
   ※少し高めのケアを手に取りやすい年齢層
行動|忙しい、ズボラ
   ※手軽に、良いケアができる商品を求めている
嗜好|おしゃれなもの、ミーハー
   ※お風呂場に置いていておしゃれなパッケージ

ポジショニング

・市販商品の中では少し高め、美容院専売品よりは低めの価格設定
・ドラッグストアで手に取れる手軽さ
→少し良いケアを手軽に体験できる

成功要因

・SNSをうまく利用し、口コミやインフルエンサーから広まっている
・ECサイトがある
・ドラッグストアで、おまけ付きのお試しセットを並べている
・悩み別に利用できるように種類展開している

もし私がCMOだったら?

・SNS投稿用のハッシュタグを作成する
・お試しサイズ(1回分)のセットを自社のヘアケア商品(シャンプーなどの商品以外)に期間限定でつけたり、販売して手に取りやすい環境を作る
・ECサイトにお悩み別診断のようなコンテンツを作り、自分に合った商品選びができるような工夫をする。(商品説明だけでは想像しづらい部分もあるため)

以上!私がイベントに参加しながら考えた部分や、他の参加者さんの意見で見えてきた内容をまとめてみました!

見えてきたこと

何事にも言えることだとは思うのですが、しっかりターゲットに見合った広告の出し方が重要だなと、改めて実感しました。

ちなみに私が購入に至った経緯はこちら。

最近よくSNSでこのシャンプーみるな

友達もストーリーに載せてる!

ドラッグストアにお試しのお得なセットを見つけた

即座にECサイトで成分だったり効果を調べる

購入!!!

まるでお手本のような流れですが、実際この流れに誘導することが重要なんですよね。

私の周りでもかなり話題になっていた商品だったので、ただ商品を使うだけでなく、こういった裏側を考えてみるのはとても楽しかったです!

今後もこういった形式で、自分の身の回りにある商品や、今回のようなイベントのお題でマーケティングトレースの記録を残していきたいと思います!

気になる方はぜひ、次回の記事も覗きにきてください💕

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