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#サイパン ジェットスキーとシュノーケリング‼️

昼頃にはサブマリーンツアーから戻ってきたオレたちは…サブマリーンに乗って魚を見ていただけなのにハラが減ってきた。朝食の時に準備していたサンドウィッチは、サブマリーンに乗船する前に完食していた。

そんな訳で…ホテル周辺を散歩しながら、何か食べるものを調達しに行くことにした。
近所に “エビス屋” と “ジョーテン・ショッピングセンター” という2つの店を発見した。
“エビス屋“は…3ドル〜5ドルで弁当からパンまで何でも揃うコンビニエンスストアー
”ジョーテン……“は、地元の大型スーパー。食料品から日用品まで何でも揃っていた。
どちらの店も美味しそうな食べ物がズラリと並んでいて選択におおいに迷ってしまう。

“迷ったら両方買う” というオレのポリシーに従って弁当とパンの両方を買ってしまった。明かに食べ過ぎである。

何でもない、弁当とパンなのだが…眺めのいい海岸のベンチで、海を眺め潮風を浴びながら食べると格別に美味しく感じる。

そんな至福の時間を過ごしていたオレとナオに話しかけてきたのが、黄色のTシャツを着た ”KAN(カン)“ という人物だった。

目の前に現れた ”KAN“ という人物は、現地の観光ガイドだという。
『ここからジェットスキーで行った所に、シュノーケリングポイントがある。キレイな魚がいっぱいいるぜぇー!よかったら案内するよ。』

もちろん、有料である。

シュノーケリングとジェットスキーで1人60ドルは高いと感じたが…話しに乗ってみることにした。

早速、ジェットスキーの操作を教わった。日本ではジェットスキーに乗るためには、お金と時間を使って小型船舶の免許を取得する必要があるので、いまの今まで…ジェットスキーとは、まったく無縁だった。

人生ってどう転ぶかわからないもんだ⁉️まさか⁉️サイパンの地でジェットスキーに乗ることになるとは思いもよらなかった。

ジェットスキーの操作は至って簡単!原付バイクと同じだった。原付バイクと違ったのは…加速と減速の時にレバーを握るか!離すか!してスピードを調整することぐらいだった。

早速、KANのジェットスキーと並走しながら走り出す。1台のジェットスキーにオレとナオが乗っていて重いのか!?うまくスピードに乗れず遅れ気味になった。ヨタヨタ走らせながらも何とかシュノーケリングポイントに着いたようだ。ジェットスキーで走ること10分ぐらいの距離なのだが…ジェットスキーを出したビーチが随分と小さく見えるところまでやってきた。

わぁーお‼️
海水は、まさにマリンブリーにエメラルドグリーン‼️イェーイ❗️

海中に魚が沢山いることが、潜らなくても見ただけで確認できるほど水が透明だぁー!
借りたシュノーケルを付けて一気にダイブ‼️
魚たちにしてみればビックリしたに違いない。いつもの平穏が戻るまでに、そう時間はかからなかったはずだが…オレたちが海遊し始めた頃には、魚たちも何食わぬ顔して、泳ぎ回っていた。

余談ではあるが…この時、オレたちはまだシュノーケリングというものを知らなかった。ただゴーグルだけを付けて、平泳ぎで水面をスイスイ泳ぎながら海の中の世界を上から観察するだけだった。

この後に行ったマニャガハ島で、シュノーケリングをしている人を初めてこの目で見て感激し…🇵🇼パラオでシュノーケリングに初挑戦し、🇳🇨ニューカレドニアで完全にマスターしたことによって、やっとクリスチャンラッセンの描く世界観や映画『ファイティングニモ』の世界観が少し理解できるようになった。振り返ってみればサイパンでのこの時に見た海中世界がシュノーケリングに興味を持ったキッカケになったんだと思っている。

話しをサイパンに戻そう…

海中を上から覗(のぞ)くようにして見てるだけでも、海の中の幻想的な世界はオレとナオにとって満足のいくものだった。

赤、青、黄色、緑、ピンク、紫色、オレンジ、それに…虹のような🌈レインボー!これらがすべて自然からなる配色だってんだから…不思議というか!アメイジングだ!

30〜40分ぐらいは経っただろうか⁉︎ オレとナオは時間を忘れて熱帯魚観察に没頭していた。

『そろそろ帰ろう!』

KANの一言で ”現実に戻された“ って感じだった。帰りのジェットスキーの運転もどこか上の空で…頭の中は熱帯魚のことで一杯だった。
ビーチに戻ってからもナオと2人で今見てきた熱帯魚の話しが尽きなかった。

今までは、海の表面の波にしか興味がなかったけど…海の中って、あんな風に
色々な魚や生き物たちが共存共栄しているんだなぁ! 地上と一緒だなぁ! 海についての新たな発見に、オレの中の好奇心のアンテナは拡がるいっぽうだった。

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