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大好きな漫画「プリンセスメゾン」が完結してしまいました

大好きな漫画「プリンセスメゾン」が完結してしまいました。地方在住の単行本派の私は、今日最終巻を読むことが出来ました。

プリンセスメゾンについて

一人暮らしのための分譲マンションを探す沼ちゃんが主人公の物語。
物件探しのお手伝いをする要さんや伊達さんなど魅力的な登場人物が魅力的です。また、オムニバス形式で登場する登場人物それぞれの人生観や家に対する思いの描かれ方も素敵なお話です。

絵柄と物語にほっとする

最終巻の表紙をみてもらうとわかると思うんですが、絵柄の雰囲気がとっても素敵なんです。人物や背景の描かれ方も優しくて引き込まれます。
普段から少年誌の漫画を読むことが多い私にとってはこの絵が新鮮でした。それでも物語を読むたびに素朴な印象の漫画が、自分の日常にも寄り添ったように感じられたんですね。

物語の題材が住宅に関するものなので、自然と自分の住環境に関しても思いを馳せながら読んでいました。自分と妻のこれから住む家について、今は結婚して離れた実家で暮らす両親について。家に関する思いはお金も関係してくるので、ついつい不安な思いを募らせがちです。それでも、この漫画のおかげで自分たちの家に関して前向きに考えてみようと思うことが出来たんです。

物語が完結する嬉しさと寂しさ

ずっと読み続けていた本のシリーズが完結したときはいつも、最後まで物語を見届けられた満足感と、続きはもう読めないのかーという寂しさがないまぜになります。今も「プリンセスメゾン」に関しては、完結後の登場人物のその後を妄想するものの、続きはもう読めないという寂しさが若干勝っています。

物語の続きを待ち望んでいて、その望みが叶う状態がいかに幸せな環境なのか、物語の完結を迎えるたびに考えるんです。好きなものの続きを楽しみに待つことが出来るということは、作者の努力と編集者のサポート、出版社の営業力という一つの奇跡の上に成り立っています。どれか一つが欠けてしまっても作品が継続して自分のもとに届くことは難しく、素晴らしい作品を届けてくれたすべての人に感謝しかありません。

私が好きなバンドのライブでもいつまで活動をするのかは誰もわかりません。急に解散することもありますし、ライブに行けるときにはなるべく行こうと思っています。物語の完結も同じように、読者側ではコントロールできるものではありません。そのため、連載している物語を全力で楽しみたいとも思うんです。

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