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米国株 PickUp記事📰7/14(木)PM-15(金)AM

BloombergとREUTERSに掲載された注目記事をPick Upして紹介しています
原則、時系列に並べていますが、正確には前後します事ご了承下さい

マーケットが動いた、その時、その背景には何かしらのニュースが存在します
『 全ての事象には必ず理由がある。何事も偶然ではなく、必然 』
『 相場のことは、相場に聴け 』
そこで私は🤔
『 5W1H 。いつ、誰が、何を、何処で、どんな風に 』
情報が発せられたかを大切に♪ Pick Upしていきます😉💫


良質な情報と共に🍀




◆マーケット概況

〜テーマ別の総括記事〜

○ 株式

S&P500種株価指数が下げ幅を縮小。複数の米金融当局者が今月のFOMCで75bp利上げを支持すると述べたことから、より積極的なペースの利上げでリセッション(景気後退)が起きると懸念している市場にとっては一定の安心感につながった

「景気後退はあるだろうが緩やかなものだろう。重要なのは労働市場が引き続き堅調なことだ。雇用情勢を踏まえると差し迫った脅威ではない」


○ 債券

2年債と10年債利回りの逆転幅が縮小
FRB高官が今月会合で予想される利上げ幅について、75bpを支持すると相次いで表明したことを受け 、市場で台頭していた100bp利上げ観測が後退
「FRBはインフレ期待抑制 に向け、CPI統計に反応せざるを得ない」
「経済見通しに関す る先行指標は急速に悪化している。FRBの積極的な利上げによって景気は減速する見通しだ」


○ 為替

FRBのタカ派として知られるウォラー理事とセントルイス地区連銀のブラード総裁が75bpを支持すると表明したことで、一段と積極的な利上げ観測が後退した

ただ、日銀がハト派的な姿勢を維持していることを背景に、ドルは対円で24年ぶり高値を更新
「地政学的な不確実性や、エネルギー供給状況による欧州が受けている圧力のほか、米国の金利上昇観測などを踏まえ、明らかにドル選好が広がっている」


○ 原油

FRBの利上げ幅を巡り不透明感が広がる中、前日には2/23以来の安値まで下げる場面もあったが、その後下げ幅を縮小した





◆Pick Up 記事

〜Bloomberg、REUTERSから注目記事をPick Up、(原則)時系列に並べて紹介
 尚、私のお薦めに応じて⭐️マークを付けています〜


1.円が対ドルで一時139円台、24年ぶり安値更新-対ユーロは1.1%安

2.【 決 算 】⭐️⭐️⭐️JPM:JPMorgan

自社株買い戻しを一時的に停止
Q2(4-6月)業績はアナリスト予想を下回った
これを嫌気し、14日の米株式市場で同社株価は下落

自社株買いの一時停止について、より高い資本要件を迅速に満たし、「幅広い経済環境を通じて顧客やクライアント、およびコミュニティーに最善のサービスを提供するため最大限の柔軟性を確保する」ことが目的だと説明

貸倒引当金を4億2800万ドル(約595億円)積み増した。「経済見通しの幾分の悪化」を反映したという。昨年は30億ドルの引当金を戻し入れていた

金融政策引き締めやロシアのウクライナ侵攻といった前例のない課題の組み合わせに経済が直面する中、投資家は経済の「ハリケーン」に身構えるべきだと警告

「今はそこそこ日当たりが良く、順調で、米金融当局はうまく対処できると誰もが考えている」とした上で、「ハリケーンはすぐそこまで来ている」と発言
「それが小型なものか、『サンディ』のように超大型なのかは分からない。身構えた方がいい」と述べた

5月の投資家イベントでは米経済に「大きな暗雲」があると述べていたが、米金融当局がインフレとの闘いで向き合う課題を考慮し、その後、予想を更新したと説明

3.【 決 算 】⭐️⭐️MS:Morgan Stanley

資本市場の活動低下で投資銀行業務の収入が急減した。経済見通し悪化の中でウォール街にとって低調な四半期だったことが浮き彫りになった

インフレ高進と米利上げ、それによるリセッション(景気後退)への懸念で、資本市場事業は急減速した
「市場活動と顧客活動が株式と債券ビジネスの水準を支えるはずだが、ボラティリティーにより投資銀行業務、特にM&A(企業の合併・買収)のパイプラインの実現が遅れている」と説明

米国が深刻あるいは非常に厳しいリセッション(景気後退)に陥る可能性は低いと指摘。同行は大半の事業において「米国ロング」だと述べた

マクロ経済環境を一言で表現するならば、複雑という言葉になる
「ただし、2008年のような複雑さではないということが重要だ」とし、
「当時に比べて明確にかなり良好な状況にある」と続けた

  恐らく最も厳しい状況にあるのは欧州だと指摘し、ウクライナでの戦争やそれが域内のガス価格に圧力をかけていることを理由に挙げた

4.⭐️⭐️⭐️米生産者物価、予想上回る11.3%上昇-インフレ圧力緩和の兆しも

「総合PPIの数字は大幅な上昇だが、中身を見ると川上から川下へのインフレ圧力が極めて緩慢にではあるが、明確に緩和していることが示されている」

5.米新規失業保険申請、24.4万件に増加 8カ月ぶり高水準

「基本的な方向性は、減少トレンドから緩やかな増加へと変化している。依然として強さを示しており、経済は堅調なペースで雇用を創出し続けているが、FRBによる引き締めは労働需要をリセットし雇用を減速させるだけでなく、レイオフの増加を招くだろう」

6.米FRBタカ派当局者2人、75bp利上げ支持 市場で100bp観測後退

7.⭐️⭐️⭐️ウォラー理事は75bp支持、積極行動も示唆-トレーダーに迷い

6月の消費者物価指数(CPI)が非常に大きな伸びとなったことを受け、今月のFOMCでの0.75ポイント利上げを支持する考えを示した

講演後の質疑応答では、75bpという利上げ幅は「極めて大きい」とし、FOMCがそうした幅の利上げを選択した場合、金融当局が役割を果たしていないことにはならないと述べた

 さらに、「100bp利上げしないからという理由で役割を果たしていないなどと言うべきではない」とし、「行き過ぎた利上げはしない方が良い」と付け加えた

8.⭐️100bp利上げ、7月FOMCで最も可能性高い-シティグループ

9.⭐️「抵抗は無駄」、ドル高は止められない-ドル倍賭けに傾くウォール街

ドル高の要因となり得るものは数多く、「ドル・スマイル理論」が示唆するように米経済の高成長と景気減速の両方でドルが上昇する材料がそろっている
米金融当局のタカ派姿勢、もしくは世界的なリセッション(景気後退)がドルを急上昇させるのは時間の問題だと投資家は考えている

「抵抗しても無駄だ。ドルの勢いに逆らうべき時ではない」と言う
新興市場通貨からユーロまであらゆる通貨に対してドルが上昇するとみる、
「先進国市場の景気後退リスクが底を打つ兆候はない。近い将来にドルをショートするのはあまりにも難しい」

10.ドラギ首相が辞表提出、大統領は受理せず-イタリア政局混迷

11.ボストン連銀総裁、高過ぎるインフレへの対応が最優先-初の公式発言

「米経済にとって非常に厳しい時期であると私は認識している」
「雇用はコロナ禍の非常に深刻なショックから持ち直したが、インフレが高過ぎる状況で、これに対応することが私と私の同僚にとって重要な優先事項だ」

12.ESG先行の欧州で物議、化石燃料投資を許す「8条規制」の穴

13.⭐️⭐️アリババ株、香港でも下落 幹部呼び出しとの報道を嫌気

2022年7月15日 7:02

14.ウォール街首脳、リセッション懸念にらむも米経済の耐久力を楽観

15.⭐️バイデン大統領は「古い」情報と説明、米有権者とずれも-CPI統計

インフレ抑制の主要な責務を負うと政権チームが指摘する米連邦準備制度でも、沈静化の兆しが見られない物価高に焦燥感を抱いている

11月の中間選挙を控え、不穏なデータとも言えそうだ

16.ウォール街のメッセージ習慣に異例の高額罰金、大手5行計10億ドルか

17.⭐️⭐️中国、4~6月GDPは0.4%増-武漢の感染拡大期以来の失速

湖北省武漢で最初に新型コロナウイルス感染が流行した2020年Q1(1-3月)以来の低い伸びとなった。感染を徹底的に抑制する「ゼロコロナ」政策による経済成長へのダメージや、政府の通期目標達成の難しさが鮮明になった

中国政府のコロナ感染封じ込め策が経済に大きな代償を払わせている


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