認知症と瘀血②
東洋医学における瘀血(おけつ)の話を、のんびり書いています。
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私もご高齢の患者さんをたくさん施術させて
いただきました。
そして、ほとんどの皆さんは痴呆になりたくない、
周りに迷惑をかけてまで生きていたくない、
死ぬ時はコロッと死にたい等々、色々話を
聞いてきました。
そのような患者さん自身も毎日の生活を
工夫していますし、積極的に鍼灸の施術も
受けてくれます。
ちなみに私は、鍼灸施術はいわゆる「ボケ防止」に
なると考えています。
それはなぜかといいますと、基本的に鍼灸は
侵害刺激といいまして、鍼(はり)を刺す、お灸で焼く
ことはほんの少し、皮膚や筋肉の細胞を壊して、
それを修復する力を引き出し、
血行を良くして痛みや凝りをとる、
昔からの方法です。
あっ、そのように聞くと怖いかもしれませんが、
もちろん国家資格ですよ!!
(資格が無い人に鍼なんて打たれたくないですよね(;^ω^))
鍼灸の学校に2年又は3年通い約3000時間の
勉強をして、試験に合格してます。
アルツハイマー型認知症の話に戻しますが、
この認知症は脳の萎縮が伴っています。
私が説明している瘀血を考察すると、
なぜ萎縮するのか?
というのが、説明できますが、
でもこれもあくまで、仮説です。
でもでも、人により発生する、しないを考えると
関係ありそうです。
ではまた。
次回③。