【感想】「1分で話せ」を読んで
こんにちは。社会人6年目のぽんです。今日は、伊藤洋一さんが2018年に書かれたベストセラー本「1分で話せ」を読んだ感想を書いていきます。
大枠としては、
正解が不明瞭なビジネスの世界だからこそ、自分自身のポジションを明確にし、遠慮なく意見を発信していく必要がある
という話です。
1分で話せ!
本書では、この1分で話す重要性について触れられています。
基本的に、人は人の話の80%はまともに聞いていないとのこと。厳密にいえば、耳には入ってはいるものの記憶されていない、という感じ。
確かに僕自身、「それ良い提案だね!」と上司に評価されたものですらも、1カ月後には忘れられていた、なんてことはあったのですごく納得。
つまり、どれだけそれっぽい発言をしても、相手が動いてくれなれければ意味がないとのこと。(確かに!!!!)
ではどうすれば動いてもらえるのか?それが、
1分で話せ
ということだそうです。
1分で話すには、大きく3つのポイントがあります。(これは僕の解釈です)
①主張とそれを支える3つ根拠が確立されていること
②根拠を支える具体例を添えること
③事前準備をしっかり行うこと
例えば、自社サービスの売上が低迷の対策を打ち出す必要があるとしたら、↑の①②を具体化するとこんな感じでしょうか?
近隣住民とのコミュニティを作るべきと考えます(主張)。理由は3つあります。
・類似サービスが増えており、現状価格でしか差を埋めれない(根拠①)
・購入客の70%は越境者で、残りの30%が近隣住民。越境者は価格で判断し、近隣住民は仲の良いサービス提供者で選んでいる(根拠②)
・サービス提供者で選ぶ近隣住民にターゲットを絞り込み、顧客層を逆転させる(根拠③)
またコミュニティの成功例としてこんな○○精肉店の話があります。
○○精肉店の近隣にはスーパーが3店舗出来ていますが、いまだに繁盛しています。これは○○精肉店の店長が購入動機である裏付けと考えます。実際に地域のボランティアなどにも積極的に参加している様です(具体例)
これは結構適当に考えたので、あれかもですが、確かになんとなくそれっぽいですね。
先月受講したビジネスパーソン向けオンラインセミナー「UNCOMMON」でも、説得力を持たせるには、発言に根拠を3つは用意しておくこと、と言っていたことを思い出しました。
まあ大事なんでしょう(急に適当)
自分のポジションを確立させる
色々書きましたが、自分にとっては今まで学び実践してきた内容の復習という感じで、目新しさはなかったのですが(いや嘘です、ぶっちゃけ忘れていました)、
その中でも刺さった言葉があるので、最後にそれについて書いて終えようと思います。それが、
自分のポジションを確立させる
ということです。
例えば、会議内で意見を求められた時に、立場が弱い人ほど、
「この意見を発して、上司に嫌がられたらどうしよう」
と変に気を遣ってしまうことがありませんか?と著者は言います。しかし、そこで遠慮して何も言わないのは、もはやサボりです、と厳しく言及。
自分はその議題に対して、YesなのかNoなのかをはっきりと言い切り、ポジションを確立させないと、議論がそもそも進まない。
例えそれが間違った発言だったとしても、何も意見を言わないよりはマシ、ということかと。
いまの僕には「どんな状況においても、自分の意見をはっきり、というべき!」ということ、グサっときました。
リアルタイムの話で、僕はいま担当している企画の企画書デザインで、とある内容を見せるべきか見せないべきかで悩んでいます。
ひとまずは結論を出したものの、それで本当に良いのかどうかわからず今も少し迷っています。
ただ、本書を読んだことで「正解なんて誰にも分からない、間違えたらその時変えれば良い」というマインドに切り替えることができました。
これは僕にとって大きな発見だったと思います。
ということで、、
今後も正解のない仕事をどんどんやっていくことになるとは思いますが、
最終的には「ビジネスには正解がないが、少なくとも、ポジションを確立させないというのは不正解だから、そこは避けよう」と
割り切って日々精進していこうと思いました!
ということで今から場所変えて、またこれから勉強します!今度はずっと避けてきた資産運用に関することについて向き合っていきます(笑)
お疲れ様でしたー!
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