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和牛への入り口

私が嵐を好きになってから11年が経った。それからと言うもの男性芸能人で好きなのは嵐だけ、嵐一筋だったのだ。(女性アイドルではエビ中にもハマったが)

しかし、2019年のM-1グランプリで和牛と出会った。もちろんその前から和牛というコンビは知っていた。なんとなく、ずっと準優勝、そんなイメージだった。私が初めてM-1グランプリを見たのは2018年だったと思う。そこまでお笑いに興味がなかった私は、たまたまついていたM-1グランプリを流し見で見ていた。そこに出ていた芸人さんで知っていたのは、和牛さん、かまいたちさん、ジャルジャルさん、そして見たことあるな程度の霜降り明星さんだった。私はそこで初めて漫才というものをちゃんと見たのかもしれない。あ、すごいな、面白いな、純粋にそう思えた。そして、霜降り明星さんが優勝されて、あ、確か、また和牛さん準優勝だな、そう思った。当時の思いはその程度だった。

それから、vs嵐に和牛さんが出た。確か、M-1グランプリ後の放送であるが、M-1グランプリ前の収録で優勝だったパターンと、残念パターン両方やられていたのを覚えている。それから、vs嵐でも他のテレビでもちょくちょく和牛さんを見かけるようになった。だが、見かける程度、自分から見に行くことはなかった。それから、嵐さんのことがいろいろあって忙しかった2019年の冬、ネットニュースに和牛、準決勝で敗れる、そのような見出しが出た。その時に、あれ、ずっと準優勝だったのに、今年は優勝するかなーなんて思ってたのに、そう感じた。

そして、M-1グランプリ2019当日、今回はちゃんと見てみよう、そう思った。エビ中がお世話になってるかまいたちさんもいるし、まぁ、面白い漫才見れるだろう、その程度の考えだった。その期待を裏切らず、かまいたちさんの漫才めちゃくちゃに面白かった。そして、敗者復活の字が描かれたくじが引かれ、敗者復活戦の会場に中継が映った。その時になぜかわからないが、和牛さん頑張れ、上がって!、そう感じたのだ。なぜかはわからない。でも、和牛さんしか目に入らなかった。そして私の期待通り和牛の名が呼ばれ、決勝戦が行われているスタジオに移動していった。そしてまた最高に面白い漫才を見せてくれた。私が印象的だったのは、和牛さんの点数を見る眼差しだった。何回も準優勝されている方、なのにも関わらず、高い点数が出るたびにほっとしたような、そんな表情をするお二人にすごく良い人たちだな、そう感じた。そして、からし蓮根さんの時に、上沼さんが仰られたあの言葉、和牛さんの表情を見ているとなんともやるせないというかそのようなものを感じた。そして、1stラウンド最終のぺこぱさんが3位になり、和牛さんが4位になった。コメントをしている和牛さんを見ている時、その時に、あ、この人達に優勝の景色を見てほしい、そのような思いが湧いて来た。和牛さんの方が実力はあったとは思う。でも、新鮮さや、突飛さでは和牛はとても不利だ。そこで、昔の嵐や今のエビ中と重なるものがあったのだろう。新鮮さのある、突飛さのある後輩に抜かれていた嵐、抜かれているエビ中、その自分の好きな2組に重ねあわせてしまった。

その瞬間から、私は和牛のファンになったのだ。


#和牛 #嵐 #エビ中 #私立恵比寿中学 #M -1グランプリ

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