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4週間で初心者をプロデザイナーにするチャレンジ【3週目】

こんにちは、ぽりです。
日本と海外の間でクリエイティブディレクターとして活動しています。
また、DesignToastでデザイン講師もしています。

初心者からプロになってもらうデザイナー育成日記、3回目です。

前回はこれ
4週間で初心者をプロデザイナーにするチャレンジ【2週目】

途中経過

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既に一ヶ月の半分を経過したので、現在のスキル振り返りをしていきます!
実践課題だけでは上達できないので、並行して宿題を出しました。今までやったものは以下の5つ。

1.素材探し
2.バナー模写
3.バナー制作
4.LP制作/初級 ※素材あり
5.LP制作/上級 ※素材なし

■ ついたスキル
イラストレーターのツールは大体使用できるようになり、スムーズに。ほぼアドバイスなしで一人で最後まで制作もできる。ただ上級は、何からすればいいかわからず止まってしまったり、しっかり添削が必要。

思ったより上達が早いです!!

以下は、バナー模写の例。
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例:バナー模写(1.5h)
元画像。これを元に似たものを作る画像5

作成したもの(添削前→添削後)

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1個めは可愛いけど、元のバナーとは別物。
変えた部分は、
・写真の印象を似たものに変えた
・フォントを揃えた
・余白を適切にした

課題3 不動産会社のWEBサイト(スマホサイト)

3回目の実践課題です。

不動産会社のコーポレートサイト内の企業紹介ページで、今あるPCサイトから、スマホレスポンシブサイトを制作して欲しいという依頼。

●サンプルイメージ:なし
● ターゲット:ファミリー層・高齢者層
● ソフト:Adobe Photoshop
● 動機:コロナで直接来てもらうお客さんが減ったのでオンラインに力を入れたく、新規で物件検索サイトで立ち上げた。それに付随して自社コーポレートサイトもリニューアル。ターゲットはファミリーや高齢者。
●もらったもの:素材、PCサイトデータ

この課題で何を学べるのか?
【1】レイアウト力

PCサイトから、スマホ向け縦長レイアウトにする。
【2】コーディングを考えたPSDデータの作り方
レイヤー整理、ロックをはずすなど。
【3】リサーチ力
同じ不動産分野のスマホサイトの見易さ、ボタンの押しやすさ

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ため息多め。

イラストレーターから入ったこともあり、「Photoshopはなんでこんなに使いづらいんだ」と困惑。

課題3 結果

できました!!!
今回は早い。4-5hで終了。

■ 見本にした不動産検索サイト
SUUMOat homeアパマンショップCHINTAIのスマホ向けサイト等。

アートボード 1

アートボード 1 のコピー


■ 作成した、スマホ向けサイト ※アイコンとか写真は変えてます

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スマホWEBサイト作りは、スマホの小さい画面に限定されることから、他デザインに比べると基本の決まり事や正解が限られていて、初心者も満足度高く、やる気が上がりやすい気がします。

■ この課題でできるようになったこと

・ スマホレスポンシブ制作
・制作時間が短縮された

■ 今後理解したいこと
・余白・配置のバランス(余白がないことが多い)

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おまけ(メンター目線の感想)

良かったことも、課題も多い週でした。いくつかの反省点や思ったこと。

■ 文化の違い
日本人は褒め下手と言われるけど、大げさなくらい褒めたほうがいいと気づきました。

 最初ってできないことだらけで、それだけでも自信をなくさせてしまうのにそれにムチ打つようなことするのって、マゾじゃない限りやる気をなくさせる、ということがよく分かりました。
特に外国人(欧米系?)は子どもの頃から褒められる機会が多く、ルールに沿って言う事を聞かされるような機会は、日本人よりも慣れてないように感じました。日本人と同じようにしたらダメで、アメとアメが良い人もいるんだと思う。

あと、一度デッドラインが迫る中で
「できないなら、最初から受けるとか言っちゃダメだよ」って言ったら、それは徹夜してやれってこと?と言われた。
これを言われた時、ほんと当然のようにそう思っていた自分に気づきました。私のブラックなやり方を強制してはだめですね・・・。これは本当に反省しかありません。

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次は遂に最後、4週目です!


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