カンピロバクター
カンピロバクターについて耳にしたことがないという方は「また植物関連の話かな」と思われたかもしれませんが、今回は細菌の話です。
周りにかかったことがある人がいるので、調べたことを簡単にまとめました。※私は専門家ではないので、あくまで調べたことについてです。
カンピロバクターとは
カンピロバクターは1982年に食中毒菌として指定されたカンピロバクター症の原因菌です。
カンピロバクター属菌にはいくつか種類がありますが、私たち一般人は主にこれらを「カンピロバクター」とひとまとめにして呼ぶ傾向があります。
原因食品として特に挙げられるのが鶏肉で、鶏レバー、ささみ等の刺身、鶏肉のタタキといった加熱不足の調理品などにより、感染することがあるそうです。
厚生労働省のページには防止策として、
鶏肉の中心部を75℃以上で1分間以上加熱することが重要であると記載されていました。必ずしもどの鶏肉でも感染するというわけではないようで、感染確率なども細かく記載されていました。
この食中毒の主な症状は腹痛、下痢、嘔吐、発熱などです。
参考⇒ カンピロバクター、カンピロバクター食中毒予防について(厚生労働省)
周囲で起こった例
2〜3年前のお盆の時期に特殊枠(男性・30代)と会った時の出来事です。
「カンピロバクターに感染してお腹の具合がまだ元に戻っていない」と言っていました。
「カンピロバクター」だなんて私としては聞いたこともないキーワードだったので、はじめは内容が頭に入ってこなかったのですが、ネットで調べたところによると食中毒であるということがわかりました。
何を食べて感染したのかというと、焼き鳥であると。
その焼き鳥はお店で食べたもので、火がきちんと通っていなかったことから食中毒を起こしてしまったようです。
病院で診察を受け、処方された薬を飲んでいました。
なぜ今この話
そしてその話をなぜ今しているのかというと
この出来事以来、鶏肉を食べるとお腹を壊しやすくなってしまったようだからなのです。
電話をした時に、よく「お腹が...」と言って苦しんでいるのです。
今日は何を食べたのかと聞くと、毎回「焼き鳥...」「から揚げ...」「鳥の照り焼き...」。
驚くべきことに、本人はこれら全ての食材に鶏肉という共通点があるということに気付いていません。
2週間ほど前にも「から揚げ...」と言っていたので、
「それは、アレルギー反応か何かを起こすようになってしまったのではないか?」ということを、ようやく告げました。
医学的な根拠があるわけではありませんが、毎回腹痛を訴える前に食べていたものは鶏肉を調理したものだったので、
「もしかしたら体質的に鶏肉が合わなくなってしまったのかもしれないよ。もしくは鶏肉を食べたことによって、頭のどこかで食中毒のことを思い出してしまっているとか」と。
適当に納得したようで、大事な用事がある時などはあまり食べないようになったそうですが、それでもよほどでない限りは人に合わせてしまう性格なので、誘われてはまた食べてお腹を壊しているようです。
5~7月、もしくは10月前後は特に感染しやすいそうなので今は時期から外れていますが、みなさんも鶏肉を調理の際はお気をつけください。
参考⇒ カンピロバクター感染症
※一度感染するとその後もお腹を壊すかどうか、それはアレルギーかもしれない云々ということについては、私の勝手な意見なので関係ないと思ってください。
私もこの出来事があって以来、鶏肉の調理の際は「充分に火を通さなければ」と気にかけるようにしていたはずですが、
今日調理した鶏肉はきちんと火が通っている感じがしなかったので少しだけ恐れているところです。
次の記事⇒ 「孤独」について新たに気づいたこと
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