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不気味な場所

その土地へ足を運ぶと体調不良を起こす、何か感じるという場所はありますか。

今回は私が過去に体調不良を起こしたことがある土地についてお話したいと思います。


昨日の出来事

昨日、ここ最近出会ったお気に入りの音楽グループのことについて調べていると、“ある公演施設(ホール)に来た際にメンバーが体調不良を起こしたことがある”という内容の記事を読みました。

そこは私が住む都道府県内の施設であったため、近場ですし「どんな建物だったのだろうか」と気になり、その場所にGoogleマップで降りてみたのです。

その施設を見た瞬間衝撃を受けました。
以前サイ〇パスに車で無理矢理連れて行かれた場所でした。

もう会うのもこれで残り2回ほどで済むのではないかというところまできていた日の出来事でした。
その日は早朝だったのですが、噂のホール前の交差点で、左折した際に三半規管がおかしくなるような感覚があり気分が悪くなってしまったのです。

サイ〇パスに「気分が悪いので帰りたい」という旨を伝えたのですが、話を聞いている様子がありません。
なぜかこのあたりを車で2〜3周ほどしていましたが、このまわっている間もとにかく気分が悪い。

その後サイ〇パスは「海を見に行こう」と言い出し、近くの海に移動しました。

「ねえ、治った?」と何度も聞かれていましたが、海に移動してもまだ体調不良は治らず結局昼前には帰宅。

体調は悪かったのにも関わらず「この道を進むとここに出る」という道や建物の様子ははっきりとおぼえており、今回実際にGoogleマップで進んでみると確かに連れて行かれた海の場所に辿り着きました。


何かある?

「もしかしてあの場所には何かあるのだろうか」という不気味な考えが一瞬頭をよぎりましたが、現実的に可能性として考えられるのが
立地場所についてです。

このホールがある場所は埋め立て地で、周囲は複数の工場が土地を構えているような場所なのですが、あまりにも道路のカーブが多い。
徒歩の人はあまりおらず車だけが走り回っているような状態で、普通の街中の様子とは少々異なります。

しかもサイ〇パスの運転は荒いもので、その日もかなりのスピードで走っていました。

実はこのホールはここ数年ではちょっとした(この業界では結構有名な)エピソードがいくつか出てくるような場所のようなので、私の話を抜きにして考えた方がいいかもしれません。
人気音楽グループの利用頻度が高い時点で確率も上がるので、そういったことも関係していると思います。

ですので本当にたまたまほぼ同じ場所で体調不良が起こっただけなのだな、車酔いかなと思いますが、ちょっと不気味だなとは感じてしまいましたね。


海を見た時に

ホールの話からは少々遠ざかってしまいますが、実はそこで黒い海を見た際に「もし今ここでこの人と揉め合いになったら私は海に身を投げ入れられ、殺されるかもしれない」ということを本能的に感じ取り、穏便に話をしなければならないということをひたすら考えていました。

この日の出来事をあの6話の中に入れるか迷ったのですが、穏便に話をしなければならないと思ったのは最後に会った日もそうでした。

2回似たようなシーンが続くと話がくどくなりそうなこと、考え過ぎ・大袈裟に見えてしまうかもしれないこと、本当に殺されるかもしれないと思ったあの瞬間を文字に表すことはできないなと思ったことなどから、省きました。

この日に後悔したことは、周囲に人間がひとりもいなかったこと。
どれだけ走っても、なかなか人を呼びに行けるような距離ではなかったこと。
なぜ私はこの日ここに来てしまったのだろうかということでした。

最後に会う日は人通りが非常に多い場所・逃げられそうな場所を指定したので問題ありませんでしたが、この海に行った日だけは本当に迂闊なことをしたと思いましたね(問題ないとはいえ最後の日もどうかと思いますけど)。

ところでサイ〇パスは共感性に欠けると言われていますが、どのあたりが欠けるのかというと、私が帰宅した後に「その体調不良はいつ治るの?」というメールが何度も送られてきていたことなどから察していただけるのではないかと思います。


実はこの日に海を見て以来、濁った黒い海が怖いです。

綺麗な透き通った海に足を入れ、地面にしっかりつくところを見て「怖くない」と自分に言い聞かせるようにしたいと思っていますが、近場の海はひたすら汚いので、一度どこか遠くへ旅行するしかなさそうです。







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