懺悔2
懺悔 に引き続き、私が高校生の頃に入部していた部活動の頃の話です。
私としては自分で書いておきながら心境は結構複雑です。
思い出したこと
高校生活も卒業間近。
部活動最終日に私だけが呼び出され、部活動の顧問の先生に話をされたことを思い出しました。
話をされたのはちょうど今あたりの時期、1~2月頃でした。
「私は三年間あなたが考えていることがわからなかった。いくら考えても、あなたを読むことができなかった。もっと自分をさらけ出してほしかったし、もっと頼ってほしかった」。
このような話を四時間。
昼食を食べることなく四時間程この話を聞いていたためエネルギー不足で頭痛が起こり、気分が悪くなってしまったのでコソコソと帰宅をしたおぼえがあります。
そしてこの先生は私について
「あなたみたいな人、いままで見たことない」「あなたに合う友達なんていない」と言っていました。
私の言い分
そこでこう思いました。
私はなぜこのようなことを言われ我慢をしなければならないのだろうかと。
心の病を抱えている相手ということもあり、言い返すこともせず我慢をして話を聞いていましたが、そこまでの言葉は必要ないのではないかと。
他の部員に対してはこういった話は一切したことがなかったそうで、私に対してだけは怒りを露わにしながらこのような人間性の話をすることが度々あったのですが、こたえることはできても言い返すことは許されていないような気がしていました。
なぜなら、
私が言い返したら泣き出すでしょう。
例えば同じような話を先生が他の生徒(部員)にしたらその生徒は泣き出すでしょうし、それこそ心が病んでしまうかもしれません。下手したら親にも相談するかもしれません。
一方で、「この子相手なら言っても大丈夫だろう」と心の中でどこか思っていた部分があったのだと思います。
そしてそのような言っても大丈夫そうな相手にうっかり言い返されたら、心の病は悪化しそうなものです。
生徒と教師という関係なのに、あまりにも言いたい放題だなと思い、この時に言われた言葉を思い出しては、非常に虚しくなってしまいます。
なぜ?
前回の最後で「なぜ、私はうつ病にかかっていないのだろう」と締めくくりましたが、そのことについてここでようやく触れます。
もしかしたら部活動の先生は私のせいでうつ病になったのかもしれないということについて最近考えるようになりました。
自分が元凶だから、自分自身はうつ病にかからなかったのではないか。
なぜ最近になりこのようなことを深く考えるようになったのかというと、
サイ〇パスに出会ったからです。
※サイ〇パスとは、この話が元になっています⇒ サイコパス社長に出会い、逃げるまでの100日間の話(注意:6話に渡る長い話です)
もしかしたらこの顧問の先生は、教師生活の中で見たことが無いタイプの人間を目の当たりにし、私が世間一般で言うところのサイ〇パスのように見えて気が病んでしまったのかもしれません。
このことについて、私は素直に謝れるだろうか。
どのようにして謝ればいいのだろうか。
「感情が読めないわかりにくい人間ということで迷惑をかけてしまい、申し訳ございませんでした」といったところでしょうか。
人間性について謝るという機会は、この世の中を見渡しても滅多にないと思うので、ネット上では謝罪文の例が見つかりませんでした。
そもそも
こういった昔の話は思い出の一部であり、本来であれば今後に関わってくることのない出来事として連絡先なども一気に消すのがいつものお決まりですが、この部活動に関しては同じ部内の同級生(友達)という一人の連絡手段があります。
高校を卒業してからも、何か行事があると彼女を通したり自宅宛てに手紙やハガキが届くなど、いつもどうにかして連絡が届きます。
事あるごとに断ってきましたが、誘いを断るのって本当に難しいですね。
私は部活動のメンバーや先生のことが苦手になったのかということについて時折考えますが、苦手というよりもどうしていいのかわからない状態です。
私が何か一言話す度に気に触れるようなことがあるようで毎回怒らせてしまい、その上精神に異常をきたすようなことがあるようなので、関わることを躊躇います。
確か高校生である3年間は先生に「お誕生日おめでとうございます」というメールも送っていたと思うのですが、いつの間にか送らなくなっていたなということについて考えたのが2日前の出来事でした。
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