臨時連載『妖異の前置き』
初めましての方、ようこそいらっしゃいました。
二度目以上お運びの方、本日もありがとうございます。
こんにちは、あらたまです。
『妖異の前置き』とは――
毎日連載『一日一妖!』の、前置き部分だけをお送りする簡易版連載です。
基本アホの子系のバチっとした怪異方面与太話を、暫くお休みさせていただく間、書き物基礎体力を下げないためにちょこっとだけ書かせていただきます。
ゆるーくお付き合いいただけましたら嬉しいです。
本日の扉写真は、またもや神田明神。
御社の裏手、男坂(だっけな?)の階段の手すりです。銀杏の葉っぱが透かしになってて、モダンなデザインが素敵でしょう?
「参ったな、勘弁してよ。次から次へと……ってレベルじゃないじゃん。なんで全部いっしょくたにやってくんのさ。クソが」
メンタルが秒でどん底になるちょっと前、電子書籍の製作の関係で引っ張り出してきたミラーレス一眼。
だいぶ御無沙汰過ぎて、初期設定からやり直さなきゃいけない有り様でした。動物園か水族館に行ってカワイイ獣の写真を撮って、それをどーにかこーにか……しようと思ってたら、それどころじゃなくなっちゃったんですね。
ところが。
皮肉なことに、そのミラーレス一眼と、持て余して仕舞い込むばかりだった単焦点レンズに現状、滅茶苦茶、救われています。
私が使ってる単焦点レンズって画角はそんなに広くないんです。だけど、深さの表現力は素晴らしい。
断面が長方形の長ーい筒を覗いて、いい深さで切り取る……そんなイメージ。
だから、自分が今、何を見たいのか?どこまで見てみたいのか?写真を見ると一発でわかっちゃう。不思議なんですけど、落ち込んでる時の写真はピントが手前だったりずーっと遠くに合わせてる写真が多いです(個人の見解)。それも、どっちかに偏ってる。一日中、前ボケの写真ばっかりの日もあったり。
気持ちとおんなじ、視点がフラフラしてるんですね。
だけど、どの写真も「それなりに、良いじゃん」と思える。フラフラしててもいいじゃん、その時その瞬間だって何かの表現になる……。
この写真はまあまあ『真ん中』あたりかな?
書き言葉もサラサラっと出てくるようになって、この時点で900文字を越えています。前置きにしちゃあ、ちと長すぎる(苦笑)。
直感に従ってただただシャッターを切るだけでも気分転換には最適だなと思ってたんですけどね。ちょっとした発見でしたので、お裾分け。
あらたま
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