2019年度 さいたま市立大宮国際中等教育学校 適性検査C模範解答



大問1
資料1からは、外国からの観光客が日本に来たときに、言葉がわからなかったり、コミュニケーションがとれなかったりするなど、言葉の問題に困ることがわかります。その具体的な場面は、資料2と資料3から、飲食店や鉄道駅などであることがわかります。したがって、私は観光案内板から飲食店でのメニューに至るまで、外国語表示を増やすとともに、外国語による案内が可能なボランティアスタッフなどを募ることが重要だと思います。(200字)



大問2
資料1から、世界の食市場は2009年と比べ、2020年には全体として2倍になり、特にアジアの食市場規模は約2.7倍になることが予測されます。こうした市場の拡大に対して、日本食・食文化の普及の取り組みとして、特に「メディアの活用」と「海外日本食使用レストランとの連携」が重要だと考えます。たとえば、海外向けのホームページなどを作り、日本食・食文化の情報を外国語で発信したり、海外で日本食を用いるレストランと連携し、このホームページで紹介することができます。日本食を食べられる海外レストランを案内することによって、海外の人が日本食を食べたり、日本の食文化に触れる機会を増やすことができると思います。
(297字)

大問3
資料1において「英語で外国人の先生と会話をすること」という回答の割合が高い理由は、私たちとは異なる文化や風習を持つ外国人の話を聞くことは、それだけで興味深いと思うからです。また、資料2から、多くの中学生が今後、仕事や生活の中で英語を使う必要があると考えていることがわかります。したがって、仕事や生活において英語を使う機会が増えても困らないように、私たちは英語を学ぶことが大切だと思います。たしかに、翻訳機の精度があがり、外国人とコミュニケーションが取りやすくなっています。しかし、自分の考えや気持ちを正確に伝えるためには、翻訳機ではなく、自分の言葉でコミュニケーションを取ることが重要だと思います。
(299字)

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