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会社でメタバースオフサイトを開催したよの話

どうも初めまして。POLでPdMという過ぎた役職を拝命している伊東と言います。
テックブログなんで本来は開発系のTipsとかを書くべきなんでしょうが、そういうのはエンジニアの皆さんに書いていただいていますし、僕はそういうのよくわからないので、門外漢的に何を書こうか考えた結果、このような内容になりました。

事の始まり

さて、本題に入りますが、オフサイトをメタバースで開催したよという内容です。
まずこれが"オフ"サイトなのかという疑問もありますし、個人的にはオフサイトって言葉をPOLで初めて知ったので、そういうのもあるんだ的な感覚ですが、そこにさらにメタバースを足すというキメラみたいな企画です。

なんでこんなことをやる事になったかと言えば、社長とCTOという名前のえらいひとが、急に「締め会(四半期毎の全体会議)をメタバースでやりたい」などと供述しはじめ、僕に白羽の矢というか矛先が向いた感じです。
僕が個人的にQuest2で長い事遊んでいたり、それを社外のミーティングで導入していることを話していたために起こってしまった事態です。今度からはなるべく隠していようと思います。

ただ、全社的に使うとなると社員だけで80名以上いますし、準備や手配を考えるとぶっつけ本番でやるものではないです。そこで、ちょうど近くプロダクト部(エンジニアリング部門)が体制変更に伴いオフサイトを企画していたところ、オミクロンが流行って中止になりかけていたのでメタバースを持ち込んだ、というのが事の顛末でした。

どうでもいい話を長々としましたが、文字数稼ぎのためなので許してください。

機材の手配とか

まず機器とツールの選定をしました。
とはいっても検討するまでもなく、Quest2とHorizon Workroomsにしました。個人的に使い慣れているというのもありますが、最も酔いにくく、機能的にも実務に向いていると感じる組み合わせです。

機器とツールの選定

プロダクト部は総員22名とかだったと思いますが、それに加えてPOLのえらいひとにも体験していただこうと結局25台程度レンタルしました。
またPOLは完全リモートワークの会社であり、地方にいるメンバーもちょくちょくいるため、そちらに向けて直接送付していただける業者さんを選びました。
今回レンタルさせていただいたVRStep様には、急なお願いなども聞いてもらいました。感謝申し上げます。VRStep様にはこの後の全社会議の方にもご協力いただいております。
途中僕がオミクロンにかかったりなど諸々あったものの、メンバーも含め数々の協力があり、無事機器の手配は完了しました。

検品をしている私

事前検証・セットアップ会

プロダクト部だけとはいえ20数名のミーティングを一斉にやるのはこれまた非常に無理があるということで、先に少人数で検証を行いました。
ここでセットアップの問題点などを洗い出し、のちのセットアップ会へと役立てました。

事前検証の様子

Workrooms初体験にみんな喜んでいましたが、なんやかんやで社長が一番喜んでいたと思います。
たしかに初めて使うとびっくりするんですよね。驚くほどアンチエイリアスがしっかりしててなめらかだし、PCなども持ち込めて会議などにも十分役立てられます。
何より相手がそこにいるという感覚はとても大きいものです。

ゴーグルをかけた社長

事前検証も済み、プロダクト部全員を集めてセットアップ会を行いました。
それぞれが自由にアバターを作って参加しましたが、見た目が全く違うようでいてその人と分かるのは面白いです。
黒板の方のくだらない絵の数々はPOLの民度が出ているようで最悪です。

セットアップ会の様子

イベント当日

さて、イベント当日がやってきました。
以下は実際にイベントで使ったタイムスケジュールです。
全体的な発表はZoomで行なっています。Workroomsは最大人数が16人なので、ディスカッション部分だけにツール的に活用しています。

タイムスケジュール

イベントでは全体的な部署の方針の発表はもちろんですが、個人の性格診断などをやりました。
性格診断によると、僕が一番仲がいいと思っていた人は僕に対して「こいつと一緒にいるとテンションが下がるわ」と思っているようです。
これによって僕は最悪な気分になりましたが、全体的にみんな楽しんでいました。
結論としてやって良かったと思いますが、反省などもあるのでイベント後記に書いていきます。

オフサイト(ルーム2)の様子

イベント後記

メタバースでイベントを行なったというお話でした。
基本的に急ぎ足で企画したものなので、中身のコンテンツに関しては要反省という感じですが、VRを採用するという面においては良い仕事をしたと思います。
心残りなのが、もっと交流の時間を作れば良かったなと。自由にわちゃわちゃできる時間を多く持たせれば、よりオンラインで仲を深めるという目的に近付いたと思います。次の会ではわちゃわちゃメインで企画しています。

さて、ここからは個人的なメタバースの雑感です。
まず個人的にはメタバースはとてもとても伸びると(というか実際に伸びている)と思っています。経済的に見れば、Facebook(現Meta)が4兆と投資すると言っていたかと思うのですが、その時点で4兆円の市場が存在します。もちろん僕の「伸びる」というのはそれ以上のポテンシャルがあるという話です。
Metaに関しては、独自の回線を引いているのも、メタバース戦略の一環なんだと思っています。(動画よりも更にものすごく帯域を使うので)
もはやメタバースは、メタバースが伸びるかどうかではなく、それをどうビジネスにしていくかという段階にあると思っています。
究極的にはメタバースもコンテンツビジネスですから、どういうコンテンツを作っていくか、というところにあると思います。
その上で真面目にメタバースならではのコンテンツ、つまりメタバースの強みを考えると以下のようなものがあるかなと。

  • オンラインでは抜け落ちる雰囲気などの情報乗ってくる。(具体的には「あ、こいつ集中してないな」というのが分かる)

  • 相手がそこにいるような感覚になる。(指向性がある)

  • より仲良く、より濃密なディスカッションができる。

  • 10数人の中人数程度が向いている。

  • ワールドが好みのものが選べて、集まるために綺麗な場所がいらない。(けっこう大事)

  • 集まるのがオンラインのため感染症の心配がない。

  • 現実ではお金のかかる体験が安価にできる。

とまあ書ききれないほど色々利点があります。
さらにもっとラジカルな展望を言えば、富裕層は現実で楽しんで、それ以外の大多数がメタバース上で体験を楽しむんじゃないかと思っているんですが、それは一旦置いておきます。

実際Workroomsを使って思うのは、メタバースの業務での活用です。
社内のミーティングで活用すれば、オフラインじゃないとわからないような人の機微とかに気付けたりとか、チームビルディングで役に立つというのはまず思いつく(というか今回のオフサイトで実感できた)かと思います。
ただ、それ以上に活用できるのは学習塾の業界じゃないかと思っています。
教育業界、特に高等教育の世界は、少子化に関わらず市場が小さくなっていない(それどころか一部で伸びている)業界です。
僕の兄は某学習塾グループで講師をしていて独立しようかとぼやいていたのですが、これはちょうどいいと思い、Quest2とWorkroomsを体験してもらいました。
メタバース学習塾はコロナにもかからないし、絶対に対人で教育されないとわからないような子供、つまり僕の幼少期みたいな子供には非常に良いと思います。東進衛星予備校とかも受けたことありますが、動画で受講するのって本当につらいんですよね。
これが一大市場になるとは思いませんが、個人が生きていく分ぐらいは稼いでいけるんじゃないかなと思っています。
こんな感じで、コンテンツを考えていくことが、今後のメタバースには重要なんじゃないかなと思います。

というわけで、メタバースで部署イベントをやったという話でした。次は全社的なイベントをやるので、もっと大々的な記事が出るかと思います。

それではまた。

↓後日行った全社集会の記事


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