コンビニドリンク番付

※独断と偏見のみを含みます。

自分が飲んで「不味い」と感じた飲料(完成品が生産・販売されているもの)の番付。
尚、不味いことに理由があるものは除く(「青汁」や「眠眠打破」など)


〇横綱
「エスプレッソーダ」
終わっている。何故合わせようと思ってしまったのか。まずエスプレッソと銘打っているのに、かなり甘い。そして何故か無駄に泡立つ。極め付きはコカコーラもかくやと思わんばかりの強炭酸である。パッケージが洒落ているのがせめてもの救いか。

「生茶スパークリング」
俺のいない他所の世界線でやってくれ。基本的に炭酸が不味さを生み出しているのだが、多分元のお茶も不味い。加えて柚子が絶望を助長している。無駄に口当たり爽やかな炭酸とフレーバーの内を、ひっそりと向かってくる生茶に殺意がわく。ちょっと甘いのも処すに値する。盛り込みすぎなんだよ!

「SOYSH」
企画者の頭を殴って地にズリズリと擦り付けたい。ちゃんと豆乳の濃厚さが生きていて、豆乳好きとしては歓声を上げながらベルリンの赤い雨を叩き込んで差し上げたい。炭酸に罪は無いが、炭酸を導入した大塚製薬は許されない。当然無いとわかってはいるのだが、内部で何かしらの結晶でも生成されているのではないかという不安が常に拭えない。

〇大関
「ペプシ シソ」
ペプシがまたやってくれた。もうペプシは緑色の飲み物は出すな。清涼感と呼ばれるものが飲み物に付与するソレではない。ミントと同格にシソを捉えてはいけないし、そもそもミントも炭酸には合わない。色はやっぱり美味しそうに見えてしまうのが腹立たしい。

「TEAS'TEA ミントジュレップレモンティー」
ミントとレモンが喧嘩せずにそれぞれ単独で攻撃してくる。それを耐え忍んでも後味に緑茶が襲いかかるという隙を生じぬ三段構えはご立派ァ!キンッキンに冷やせばそれなりに美味いが、裏を返せば温くなった瞬間にもう詰みだと思った方がいい。冷えていれば小結程度だが夏の車内に放置されれば横綱にも匹敵する非常に特殊なバランスブレイカー。野生の地獄。

「Blendy #GO BLACK LIMONE」
ネーミング詐欺が過ぎる。なんなんだブラックとは。甘いやんか。まずそこからだよ、座れ。レモンって言ってもマジもんのじゃなくてレモンティとかの優しさ溢れるレモンじゃねぇか。珈琲の我の強さをAGFは知らないのか?スーッと入ってきた時はレモンティなのに気を抜いた瞬間に珈琲が首をもたげているよ。これでぬるくなったら珈琲の風味が変わって更に地獄だろうなと思ったが怖すぎるので頑張って飲んだ。

〇関脇
「伊右衛門 爽やかグリーンティー」(ファミリーマート限定)
合わない。一度飲んだら、後を全く引かないくらいには確信的に合っていない。緑茶とレモンが、喧嘩をするではなく、だがしかし協調性も無く只管我道を突き進んでいる。何故分離しないのか甚だ疑問。

「伊右衛門 スパークリングドライ withゆず」
サントリーは自社の看板商品に何をさせたいのか。爽やかグリーンティーよりは柚子とマッチしているものの、やはりお茶系に炭酸はダメ。

「ペプシ キューカンバー」
無駄に洗練された青臭さ。悲しい程にコーラ要素が希薄である。今までのペプシシリーズは独特という表現で許されたかもしれないが、こいつはまずペプシではない。そして色が絶妙に美味しそうで困る。

〇小結
「ファンタ イチゴ」
ミルクフレーバーを炭酸に導入するのは基本的に間違っている。イチゴが、良くあるイチゴジュースの風味ではなく、ガチもんのイチゴミルクキャンディのような類いであるのも頂けない。炭酸があっても不味い。抜けても不味い。発泡塞がりである。

「ペプシ モンブラン」
他のキチガイペプシシリーズと比較したらマシ。ただ、それは上の奴らが不味すぎるだけであり、こいつも充分不味い。まず、甘ったるい味は炭酸に合わない。口当たりの良さがその香りとのギャップを生み出し、頭が混乱する。

〇前頭
・十両

・幕下

・三段目
「ギリシャの知恵から 冴えるハーブと緑茶無糖」
『世界のkitchenから』シリーズ。レモングラス、ペパーミント、ローズマリーが緑茶に入っている。絶対不味いと思ったのにそこまで不味くなく、かといって別に美味しくもなかった。

・序二段
「Mets ライチ味」
後味が不思議。確かにライチ自体後味は余り良くはないが、しかしこんな柔らかさのある壁のような不快感は無い。

・序ノ口
「おいしいココナッツミルク」
薄すぎず、かといって甘すぎず丁度いい。ココナッツミルク系商品としては合格。ただ、常温になったときに全てが変わる。



2020/5/27 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?