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「成功体験」を読み解く

「成功体験」という言葉を最近良く聞きませんか?
Google 検索で 123,000,000 件もヒットするぐらい一般的にも使われる言葉になっているようです。

ただ、この言葉について後輩や周りの人と話していて、
・大きめの目標が達成された時に感じるもの
・マネージャーから受けるのフィードバック
・「成功」って言葉が難しい
のように感じている人が多く、なんとか理解を深められないかなぁと思っていました。

そこで、 RSGT2021 の OST のテーマとして「成功体験という言葉を簡単に言い換えたい」というのを挙げて話してみました。今回はそこで話された意見をまとめてみたいと思います。

「成功」という単語は難しいので「良かった探し」

最初に「成功体験」ってどんなイメージか?ということを聞きました。
何か目標を達成した時というのは自分と同じだったのですが、一番大きかったのは「成功」という単語に対する捉え方です。

とにかく小さい単位で「成功」として、自己肯定感や過去の自分と比べての成長に対して使っているというのが印象てきでした。例えば、「いつもは発言できてなかったけど、発言できた!」とか、普段の活動で認知できる粒度です。

これによって、自分でハードルを設定してそれを飛び越えられたことを認知し、それを次の一歩へ向かうための推進力になります。ハードルは極力小さくして、一歩ずつ超えた先に最終目標が達成されている。そんなモチベーションアップとして使っていけそうなイメージは付きました。

一方で、この考えは苦手な人も居ると思います。いつまでも肯定感を得られることができず、負のスパイラルから抜けられなくなるのも事実です。
それなら他の人から結果を認めてもらうというというのも1つの道と思います。その時、みんなで経験を祝い合うという方法で次の Celebration Grid という方法を教えてもらいました!

みんなで祝い合う

これは「成功」を「学び」と捉えて、みんなでその経験を祝うのを目的にしたふりかえり手法のです。

詳しくは引用しているリンク先を読んで頂きたいんですが、自分の中で認識しづらい要素や気づけてない要素を他の人に教えてもらうことで気づける。そして、失敗することが何も悪くない(むしろ喜ばしいこと)と思う気持ちにさせてくれそうです!これをやるためには、いっぱい実験しておく必要があるので、より色々試してみようという気持ちになるのも良いですね!

「また次色々やってみよう」という気持ちにさせてくれる仕組みも「成功体験」を読み解くためのヒントになりそうですね!

Unipos で感謝ベースに伝えてみる

弊社でも導入されているのですが、 Unipos というサービスをご存知でしょうか?これも1つの成功体験の例だと思います。

実際に自分が先日もらった Unipos がこちらです。
やっぱりもらえると嬉しいし、マネージャー以外でもみんなに送り合うことで「またやろう!」が連鎖して、どんどんチームが強くなるそんな仕組みだと思いました。

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余白の大切さ

今まであげてきたことは、自分で感じるものも他人に与えるものもどちらも、心に余裕がないとできないことです。
仕事が積まれている時、締め切りが迫っている時など気持ちに余裕がない時にこれらのことを考えるのは非常に難しいです。

だからこそ定期的に自分や周りの人のことを考える時間を設定して、それだけを考えれるような場作りから初めてみると良さそうです!固定の時間さえあれば、どんなに忙しくても忘れずにふりかえることができますからね。

最後に

失敗は成功の母という言葉にもあるように、どんな些細なことでも変化を自分を含めたみんなで楽しむ気持ちこそ、「成功体験」を読み解くためのヒントだったように思います。

そして、これはマネージャーや上長からのみ与えられるものではなく、自分や関わっている人にあげることができるものです。まずは、自分から他の人の良かった探しをやってみます!

OST に参加して一緒に考えてくれた方ありがとうございました!

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