放射線外来に初診に行った

卵子凍結の終了を見据えた原疾患(ジャーミノーマ)の治療計画を立てるべく、放射線科の初診に行きました。

まずは看護師さんに個室に呼ばれ、現時点で不安なこと、今時点で自分が放射線治療に関して理解していることなどをカルテに書きました。

毎度のことですが、不安しかないのです。

仕事、副作用、妊娠等についてたくさんのことを書きました。

その後主治医に呼ばれ今後の治療や病気についての説明がありました。
①ジャーミノーマはとにかく放射線に弱い。
 根治治療には放射線はもってこいの治療だから、頑張ってほしい。
②受ける治療は強度変調放射線治療(IMRT)。360°から放射線を主要部位に当てる。
 照射回数は平日5日の13回。乳がんなどでは30日間受ける人もいるので、少ない方。
③放射線の量も極めて微量。脳機能低下などはないと思ってていい。
 一方、すでに影響の出ている不妊などについては、放射線での影響はないが、実際どうなるかわからない。

④副作用については、1、髪の脱毛(100%)2、頭痛・吐き気等 3、日焼けただれなどが上げられる。これはどうしようもない。

https://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/000820.html

慶應義塾大学病院医療・健康情報サイト(IMRTについて)

脳への放射線治療ということで、脳機能低下についてとても心配していたのですが、そこへの影響は無いとの事でまずは安心しました。
一方、顔面の一部が帯状に日焼けするというのは、女性としてとても苦痛に感じました。(髪の毛は化学療法もあるので、どうにか納得しようとしたのですが、、)
見た目の変化は本当に辛いですね。

今後、治療計画CTを取って、放射線治療時に被る私専用のマスク作成し、6/14から週5で放射線治療を開始するとのこと。
マスクはメッシュ状の素材を温めて柔らかくし、私の輪郭に当てて型取りをするそうです。(ちょっと楽しみ)一歩一歩根治に向かっていると思うと頑張れます。

https://www.shizuokahospital.jp/department/others/radiation-oncology/radiotherapy/

静岡市立静岡病院(マスクの作り方)

一方で悲しいお知らせもありました。
6/14の期限が決まったということは、それまでに卵子凍結ができなければ、妊孕性保存はできなくなります。注射2W目の診察では、採卵日を決める段にないと言われています。

次回の婦人科外来は火曜日。どうか、うまく育っていますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?