カメラマンになるまでの道のり②

学校写真を始めたところまで前回書きました。
学校写真を撮るようになり、スナップ写真の技術が格段と上がりました!

子どもへの声かけ、顔を覚えてもらうこと、走ってる子ども、一瞬の表情を狙うこと、売れる写真、売れない写真、学校写真をやることによりたくさんの学びがあり、20年経つ今もこの時の経験が生かされています。現在は保育園と直接契約し、個人で請け負っています。

その後、私がチャレンジしたのは、ウェディング撮影です。御新郎ご新婦様にとって、一生に一度の(そうじゃない人もいるけど。)一大イベント!

私の写真の技術、カメラマンとしての考え方など、 
形作られたのは間違いなくウェディング撮影です。

5年間で約500組撮影させていただきました。

この頃から、様々な仕事のご依頼が増えていき、
舞台撮影、ダンス、スポーツ、雑誌の撮影、書籍の撮影、パンフレット、などあらゆる撮影をしていきました。その中でも一対一で向き合うポートレート撮影は、自分との対峙でもあり、自分を知る大切なツールでもありました。1万人以上の人間を撮影してきて思うことは、その人の本質を目で見える形で表現し、
物質化することの重要さです。

みなさんのご感想として、よく言っていただくのは、

「ハコさんに写真を撮ってもらうことは、
まるでセラピーみたい。」

または、

「本当の自分を知ることができた!やるべきことが見えてきた。まるでコンサルだ!」

というようなものです。

この件に関しては、またゆっくり別の記事で
書きます。

そんなこんなで、結婚、出産となり、しばらく子育てに専念しつつ、たまーに撮影のご依頼を受けていました。

そして、2011年の震災をきっかけに、家族写真を
残していくことが今の自分にできること。と考え、

自然派カフェ ポクラト 兼 写真スタジオをオープンしました。

ママたちが集う、コミュニティの場を作りたかったのです。

しかし休みなく働いていたこともあり、身体を壊し、
休業。ですが、この時に繋がったお客様とは今も仲良くしていて、やはり人との繋がりは宝だなぁと思っています。
また何より、お店で出会ったお客様同士が友達の輪を作ってくれたことに、大きな喜びを感じますし、やってよかったなあと心から思っています。

身体を壊したことをきっかけにやはり写真一本で無理なくやろうということで、
スタジオ ポクラトとして、別拠点で再オープンしました。

現在再オープンして、5年目となります。

主にマタニティ、赤ちゃん、子どもをメインに撮影していて、ポートレート撮影も裏メニューでやっています。

コロナの影響でお客様の数は激減していますが、
忙しすぎた毎日から解放され、自分を振り返り、
見つめ直す良い機会だと思っています。

今後は、技術的なことや、コツなどをみなさんに伝授出来たらと思っています。

ぜひまたいらしてください!

よろしければサポートお願いいたします!子どものおやつ代(スッパムーチョ)にさせてもらえればと思います!