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仙骨が私をしかりつけた日

昨日、家の階段を2段、踏み外しました。
したたかに腰と臀部を打ち付け、しばらく動けない私。
音に驚いた両親に心配されつつ、しばらく様子を見ることとなったのですが。

時間が経つにつれ、衝撃による痛みは引いたものの、動くたびにお尻が痛むというありさま。
結局、整形外科のお世話になることに。

レントゲンの結果は、仙骨骨折でした。
自力で医者にかかれたくらいだから、打撲で済んでいるんじゃないかと楽観視したのは甘かったようで…。
とはいえ幸いにも、日常生活は普通に送れるといわれ、少しだけ安堵。

同時に、自分の身体のもろさを痛感しました。
私は"拒食症"と診断されており、瘦せぎすの体型です。
転んだ時に身を守ってくれるはずだった脂肪は足らず、骨密度も正直低いでしょう。
その結果が、骨折まで至った原因だろうなあと。

先月、発熱でダウンした時も(コロナでなかったことは不幸中の幸い)回復に時間がかかりました。
体力、免疫力の低下は否めない…見ないふり、知らないふりをしてきた、自分の身体の不具合を突き付けられたように思います。

本来であれば、もう少し元気でいられるはず。怪我も軽く済んだはず。
そんな"もしも"が重なるたびに、「自分は何をやっているんだろう?」という自己嫌悪が募ります。

自分が辛い、しんどい、で終わる話ならばいい。
けれど、実際問題、そうなってはいない。
家族に心配をかけてまで、自分の状況を変えられないことがどれだけ勝手なことか。
ずっと繰り返して解決できない問題。

「書くこと」に自分の可能性を探す。
この思いを嘘にしないためには、本当に自分が向き合うべきものから逃げてはいけないんですよね。

これからどうやって生きていきたいのか。

たとえ逃げ回っても、後ろ向きになっても、考え続けなければ。
私はわたしの身体にそういわれているのかもしれません。


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