【僕の化石】東京CL 29位・「考察、デッキ作り、感想」のお話
みなさんこんにちは!!
リューくん(@Ryukunnpokeka)というのもです。
今回の記事は、CL東京大会の考察と使用デッキ、だけではなく、ポケカを始めたばかりりの方によく質問をうける、デッキ作りや、大会へ向けた準備に関しても書きました。
東京CLへ向けて、どんな"思考"や"考察"をした結果生まれたデッキかが読んだ皆様にわかっていただけるように書いたつもりなので、そこらへんにも注目して読んでみてください。
ポケカ始めて1年も経ってないやつの意見や取り組みですが、何かの参考になれば幸いです。
(東京CL使用のプテラデッキのカードの採用理由や、ほかに候補だったデッキ、合わせて5個についてのレシピ・採用理由・組んだ理由などについては有料となっています。)
[ポケカを始めたばかりの方や、大型大会への参加を考えている人などには、ぜひ無料部分だけでも最初から最後まで読んでもらいたいです。]
[長くポケカをしている人にとっては当たり前のことと思われてしまうことにも分量をすこしさいています。
ポケカ歴の長い方や、大会の結果や使ったデッキのみ知りたい方などは目次を使い好きなところをお読みください。]
今回もCL東京に向けた考察や練習で沢山の方にお世話になりました。ありがとうございました。
⚫︎調整チームカイオーガのみんな
・川崎の人たち
・かつたさん
・ふじくん
には、特にお世話になりました。
■これまでの戦績
2018/12/9 ポケカスタート
⚫︎S4シティ矢向 5位
⚫︎JCS DAY2 33位
■東京CLでの戦績
【マスター・スタンダード】
8-2 29位使用デッキ : 僕の化石(プテラ)
1戦目⭕️ 6-2 ルガルガン・ゾロアーク
2戦目⭕️ 6-2 3神ムウマージ
3戦目⭕️ 6-4 ウルトラネクロズマ
4戦目⭕️ 6-0 ブラッキー&ダークライGX
5戦目⭕️ 6-4 3神シルヴァディ
6戦目⭕️ 6-3 レシラム&ゼクロムGX
7戦目✖️ 3-6 レシラム&リザードンGX
8戦目⭕️ 6-3 ラムパルド
9戦目⭕️ 6-2 3神ケルディオ
10戦目✖️ 5-2 ルカリオ&メルメタルGX
(10戦目は勝ち筋が薄く、残り時間もわずかだったので投了しました。)
[次の大会に繋げられたという面ではとても満足しています。これからさらに上を目指せるように日々精進していきたいです。(9/22)]
[サイドを取り切るプレイングしか直前の練習でしていなかったので、当日にLOなどの択を思いつけなかった事を悔やみながら追記してます。。練習不足。。(9/24)]
■個人的にポケモンカードで大切だと思っていること
大切にしていることを紹介します。ポケカを始めて1年もたちませんが、そこそこの戦績を出せたのは以下のことのおかげだと思っています。
⚫︎1人まわし
→1人まわしをするようになってから格段に勝率が上がりました。
2つのデッキを用意し、1人2役やるやり方がおススメです。対人でやるよりも時間がかからず、経験値を貯めやすいです。また、実際に相手の手札を見ることが可能なので、「相手がしてくることの予想」と、「実際に相手が出来ること」のギャップをうめることができます。
ある程度対人で練習をし、対戦になれてきたら、時間がある時などに積極的に1人まわしをすることをお勧めします。
⚫︎自分がよく知らない、わからないデッキこそ作って回す
→「嫌い」「好みじゃない」「よくわからない」などの理由で、特定のデッキタイプを握らない人をよく見かけますが、それはとてももったいないことだと思います。
「わからない」 ということは、そこに学べる余地が沢山あるということです。
実際に自分で握ってみることで、いざ相手が似たデッキを握ってきた時に、相手の行動をある程度読むことができます。
欲を言えば、2019年シーズン歴代CL優勝、準優勝のレシピは全てまわしておきたいです。
⚫︎メモをとる
→メモをぜひとりましょう。
ポケカに限らず、僕はいつもメモにお世話になっています。
始めはささいなことでも構いません、負けた原因やプレイミスをめんどくさがらずに紙や携帯のアプリにでも書いておきましょう。
人は絶対に物事を忘れます。
メモは後々貴重な財産になります。
⚫︎いろんなデッキを回してくれる仲間
→私が作ったデッキや環境デッキを実際に作り回してアドバイスをくれる人たちにいつもとてもお世話になっており、感謝しています。
各個人がそれぞれ忙しく時間がないながらも少しずつ回せば沢山の情報を得ることができます。
⚫︎真似をする
言い方がすこし悪いかも知れませんが、強い人の真似をするのは上達の近道だと思います。
見たり、聞いたりし、強い人のデッキ構築やプレイングを真似しましょう。
⚫︎大会に慣れる
→ポケカに限らず、「本番に弱くて失敗する」ということはよく聞きます。
これは主に、「練習で本番を想定していない」、「本番の形式や空気に慣れていない」などに起因すると思います。
自主大会などに積極的に参加をし、時間制限のある環境で連戦することは大切でしょう。
■デッキ作りで参考にするもの
⚫︎過去の大型大会の優勝レシピ
→ 2019年シーズンの各CLやシティリーグ
⚫︎自主大会の優勝レシピや分布
→(東京、神奈川周辺でいえば)MTリーグ、メモ杯、けんてぃーGX杯、かつた杯、ムサコジ杯など。
⚫︎ジムバトル、トレリの優勝レシピや分布
→ たかが3、4連勝したレシピ。と言う人をたまに見かけますが、私はそうは思いません。学べることはたくさんあります。
⚫︎大会の前に発売されるパックの考察
→今回で言えば、オルタージェネシス。
⚫︎海外大会の上位入賞レシピ
→ limit lessなど。レギュレーションは違えど、自分では思いつかないようなコンセプトデッキが載っていることがよくあります。
⚫︎さまざまな人のTwitter の投稿
→ レシピが載っていなくても、使用デッキとマッチングだけ乗っていれば相性が大まかにですがわかるので貴重な情報源です。
環境考察のツイートなども非常に参考になります。
⚫︎YouTubeのポケカ実況者さんたちがあげる動画
→ デッキが実際に使われて回っているのを目で見るのは貴重な体験だと思います。
個人的にオススメのチャンネルは「しんおーチャンネル」さん。
⚫︎人からのアドバイス
→どんな意見でもとりあえず耳を傾けるべきです。意見を言ってもらえるだけでありがたいことです。
⚫︎1人まわしの時にとったメモ
→主に、サイドレース、各ターンに打てる技・サポート・道具、負けに繋がったプレイ、勝ちに繋がったプレイ、などをメモし、見返します。
■東京CLの環境読み
今回は主にCL東京前に行われた自主大会の分布を元に『使用率』を考慮し、予想し、序列をつけました。
◀︎Tier1▶︎
レシラム&リザードン
アルセウス&ディアルガ&パルキア
ミュウツー&ミュウ
◀︎Tier2▶︎
ルガルガン・ゾロアーク
ウルトラネクロズマ
◀︎Tier3▶︎
レシラム&ゼクロム
シルヴァディ
サーナイト&ニンフィア
サーナイト・キュウコン
ガブリアス&ギラティナ
化石
ブラッキー&ダークライ
[*当たったところもあれば、外したところもありました。環境考察の難しさを痛感しています。
「ルカリオ&メルメタルGX」の数が予想より多かったです。。。
個人的に「ビーストリングを採用したウルトラネクロズマ」の評価は高かったのですが、直前に実績のある人たちが「カラマネロ」系のレシピをTwitterにこぞって上げていたせいか、使用者は少なかったです。(9/22)]
■環境デッキの特徴
環境デッキの特徴を分析して勝つための方法を探ります。
⚫︎『レシラム&リザードン』
→言うまでもなく「カキ」が強力です。アタッカーとエネルギー補給が、「レシリザ」「カキ」「溶接工」で完結しているため、システムポケモンを多く搭載できるのが特徴。
「ジラーチ」「マーシャドー」「カプ・テテフ GX」「デデンネ GX」などの採用が目立ちます。
序盤に盤面を揃えやすく、後半はシステムポケモンを用いなくて良い場面が多いことから「無人発電所」を採用しやすいのも特徴です。
非GXデッキにたいしても、対策カードとして「フーパ」「ミルタンク」「リザードン&テールナー」「ヒードラン GX」「マオ&スイレン」「バクガメス」などの採用が目立ちます。
ある程度型が決まっているデッキタイプなので、出来ることは相手にバレやすいですが、カードパワーが高く押し切れることが多いです。
《対策》
⚫︎じゃんけんに勝つ (←重要)
⚫︎エネルギーを破壊する
⚫︎270点以上の打点を出す
⚫︎レシリザを2発で倒せるポケモン(できれば非GX)を採用する。
(「マオ&スイレン」を用いて回復してくるとこを考慮すると、2回の攻撃で計390点以上が望ましい。)
[*上位に入賞されていた方の構築の特徴的な共通点とでは、スタジアムを壊せるカードが2枚採用されていました。(9/25)]
◾︎マスター2位 Hiro選手
「MTリーグの鋼王になり、勢いそのままでCLで2位なんて強すぎる。。」
◾︎マスター3位 ゆ〜ご〜選手
「JCSのDAY1で対戦した時もレシリザを使っていらっしゃいました。おそらくずっと使われていたのでしょう。さすがの強さです。」
[*ポケモンプレイヤーズクラブより引用(9/25)]
⚫︎『アルセウス&ディアルガ&パルキア』
→技がおかしいですね(苦笑)
GX技のルールに干渉をし、常時+30とサイド+1は非常に強力です。
通常技のエネルギー3枚加速も強いです。
エネルギーの色にある程度の拘束はありますが、他のアタッカーの候補としては
「ケルディオ GX」
「シルヴァティGX」
「フェローチェ&マッシブーンGX」
「ファイヤー&サンダー&フリーザー GX」
「カメックス&ポッチャマ GX」
「ルカリオ&メルメタルGX」
などがあります。
下の4つに関しては、「ブルーの探索」「ムウマージ」「レアコイル」などとの相性がいいですね。
直接エネルギー加速する手段としては、
「ビクティニ」
「光るミュウ」
などがあります。
間接的にエネルギーを加速する手段としては、「ビーストリング」
「アクアパッチ」
「タッグスイッチ」
「レックウザGX」
などがあります。
環境に出てくるデッキタイプとしては
1 : 「ブルー型」
2 : 「ケルディオ GX・混沌のうねり型」
が多いのではないかと予想します。
それぞれ優れた点、欠点がありますが、どちらも「エネルギー破壊によるテンポダウンに非常に弱い」という特徴があります。
対策をする上ではこれが非常に有効だと思っています。
《対策》
⚫︎エネルギー破壊
[*CL上位には、「ケルディオGX」、「カメックス&ポッチャマGX」、「ミュウツー&ミュウGX」、3種類のデッキタイプがあり、それらがS1のシティリーグでは主流になりそうですね。対策が難しい。。(9/25)]
◾︎マスター3位 Lon君
「あそこまで行ったら優勝して欲しかった。。けど、マスター1年目にして3位はすごい!おめでとう!」
◾︎マスター5位 ジョニー選手
[*ポケモンプレイヤーズクラブより引用(9/25)]
⚫︎『ミュウツー&ミュウ』
→なんでもできるよ!
2019JCSで大活躍したカードですね。
主に、「レッドパーフェクション」「ドラゴンミュウミュウ」「3神パーフェクション」の3種類が今回の東京CLでの主流でしょう。
戦略の幅が広すぎるのでここでの説明は省略させていただきます。すいません。
《対策》
・環境に多いレシピを頭に入れておき、早期の段階で相手のデッキタイプを見抜く。(これが一番当たり前であり有効な対策だと思います。)
・無人発電所を採用する
・アローラベトベトンを採用する。
[*CLの上位には、「3神型」、「ドラゴン型」などがいました。9/24]
◾︎マスター5位 kou選手
「メガミミロップ&プリンGX」を1撃で倒せる「イワーク」の採用が秀逸です。」
◾︎マスター5位 コメダタクヤ選手
「チームアチャモのデッキは一見よくわからないですが、実際に回すと入ってるカード全てが役割をちゃんと持っていていつも感動します。」
[*ポケモンプレイヤーズクラブより引用(9/25)]
■東京CLで多く採用されると予想したカード
⚫︎ケルディオGX
→ スタジアム「混沌のうねり」の影響で無人発電所を貼られることを回避しやすくなりました。
また、環境に多いだろうと予想したデッキが軒並みケルディオGXを手軽にとっぱできる手段をあまり採用していないことなどから、採用が増えるのではないかと予想しました。
⚫︎混沌のうねり
→ 「無人発電所」が刺さるデッキタイプが採用してくることが予想されます。
⚫︎フィールドブロアー
→「混沌のうねり」や「こだわりメット」を剥がす必要性が高くなっているため。
⚫︎アローラベトベトン
→ 「ケルディオGX」「ジラーチ」「ギラティナ」「ミュウツー&ミュウ」など、環境に多数の強特性持ちポケモンがいることから、これらを止めるために採用が増えるのではないかと予想しました。
⚫︎アブソル
→直前の自主大会などの入賞デッキレシピなどをみると、半数以上のデッキに対しては有効であると判断しました。
⚫︎メガミミロップ&プリンGX
→ 「レシリザ」「ミュウミュウ」「悪タッグ」「ルガゾロ」などのデッキが、ベンチにGXポケモンが多数並ぶので火力を出しやすいです。このカード1枚で1発逆転が狙えます。通常技ばかり注目されていますが、個人的にはGX技も強力で相手がベンチでポケモンを育てているとき積いるときなどに極的にうちにいきたいです。
⚫︎無人発電所
→「ケルディオGX」や「ルガゾロ」にささります。
⚫︎マーシャドー(リセットホール )
→ボール系で触れるスタジアム破壊は言うまでもなく強いです。
⚫︎エネルギー破壊系のカード
→環境に多い「アルセウス&ディアルガ&パルキア」のデッキタイプに対しては、エネルギーは加速手段が乏しく、エネ破壊による1枚のテンポロスが致命傷になりかねません。
⚫︎タッグサポート+タッグコール
→タッグサポートやポケモンを「タッグコール」で0コストで持ってこれるのが強いです。圧縮にもなります。
[*マーシャドー(やぶれかぶれ)も採用率が高かったです。(9/24)]
■東京CLで求められること
今回の東京CLは次回のCL愛知の優先枠をかけた戦いでもあります。
もちろん僕もその優先枠を狙っているので、
目標は10戦で7勝以上です。
なので、作るデッキに求められることは、当たり前ではありますが環境に多いデッキに勝つことです。
❶レシラム&リザードンに勝てる
→
○「水タイプのデッキ」
○「非GXのデッキ」
△「270点以上を出せるデッキ」
△ 「高耐久のデッキ」
△「ジラーチやカプ・テテフなどのシステムポケモンを止められるデッキ」
などが候補にあがります。
これらを次に多いと予想される「アルセウス&ディアルガ&パルキア」デッキにも当てはめていきます。
❷アルセウス&ディアルガ&パルキアに勝てる
→
△〜✖️「水タイプのデッキ」
△〜✖️「非GXのデッキ」
△「270点以上を出せるデッキ」
△「高耐久のデッキ」
✖️「ジラーチやカプ・テテフなどのシステムポケモンを止められるデッキ」
以上のことなどを踏まえて、
⚫︎「280点以上を出せるデッキ」
(HP270のレシラム&リザードンなどのポケモンが「マオ&スイレン」を用いて回復してくることも予想されるので、2回の攻撃で390点以上。)
⚫︎「アルセウス&ディアルガ&アルセウスに勝てる非GXデッキ」
⚫︎「高耐久(300点で気絶しない)」
⚫︎「エネルギーを破壊できる」
⚫︎「先1カキを返せる」
⚫︎「ケルディオGXで詰まない」
が今回デッキを組む上で意識しなければならないことだと考えました。
[*この考察自体は間違っていなかったと思いますが、「ルカリオ&メルメタルGX」を完全に失念していたことが今回の敗因です。。(9/22)]
■東京CLへむけたデッキ作り
上記の事を読んでいただけると、私の東京CLについての考察や思考は、理解していただけたと思います。
では、実際に私が以上の事を踏まえて、どんなデッキを組んだかを紹介していきたいと思います。
以下に載っているデッキは、「プテラ」デッキと、その他の候補だったデッキ4つです。デッキ名などは目次をご覧ください。
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