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北海道シティリーグBest4悪ウーラオス(10/10)

1.はじめに

開いていただきありがとうございます。

タイトルにもある通り、北海道(札幌)で開催された10/10(日)開催の内容です。

本記事は備忘録のため、各デッキへの立ち回り等の内容はなく、主観的な部分が多く含まれていることをご了承ください。

※略称

VMAX ⇒ Vm

アルセウス&ディアルガ&パルキアGX ⇒ 三神

その他いくつかあり。



本編の前に余談ですが数年前までVmaxという単語を見ると真っ先にミカエリス-メンテン式が頭に浮かんだが今はポケモンしか浮かばない。

同じ人いると思います。



2.デッキレシピ

ここだけ気になる方もいると思うのでデッキレシピから。採用・非採用カードの理由は4.で説明します。

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3.背景とデッキ選択

私事ですが、10/3(日)に開催されたCL京都をミュウVmデッキで出場し、『連撃テンタクル』『ゲンガージュラルドン』『黒馬バドレックス』に3連敗で終わり帰宅中に1週間後のシティリーグ何使おう・・・と迷走

使い慣れているデッキがいいなと考え候補は以下の2つに。

・連撃ウーラオスVm

・三神


ミュウVmが環境トップと仮定。経験上札幌のシティリーグは他地方のシティリーグとは異なり環境トップのデッキよりそれをメタるデッキが多い傾向がありました。

そのことからシェア率の多いデッキタイプは以下の5つと想定しました。

・ムゲンダイナVmやゲンガーVmのような悪

・クワガノンや連撃テンタクルのような非ルール

・雪道が無理なく使えて2パン火力の出る白馬スイクン

・札幌で根強い人気のあるルカリオ&メルメタル含む鋼

・特殊エネ許さないジュラルドンVm


以上5つのタイプには連撃ウーラオスVmの方が通りが良いと考えデッキタイプは決定した。ミュウVmや黒馬バドレックスの超タイプと三神は切り気味で調整した。



4.採用・非採用の理由

簡潔にはなりますが、採用・非採用の理由です。

まずは採用理由です。


★ポケモン

・連撃ウーラオスV,Vm 3-3

メッソンのどんどんよぶで展開できるためVも3枚。

・チャーレムV 1

2は過剰

・ガラルファイヤーV 2

ひゃくれつラッシュ・しっぷうづきの150

キョダイレンゲキ120

とオーラバーン190の相性がとても良く愛用。地元のプレイヤーとりあえずガラルファイヤーVと組み合わせがち。3は過剰で1は足りないので2枚。

・ジラーチGX 1

採用したところでミュウVmに勝てるかといったら怪しいが、1:9⇒3:7くらいにはなる+連撃テンタクルに対してさらに優位に立ち回れるようになるので渋々採用しました。

・メッソン,ジメレオン,インテレオン 4-4-4

エンジンなのでメッソン、ジメレオン4枚ずつは確定。インテレオンのクイックシューター - うらこうさくラインが3-1or2-2か非常に悩ましいところです。

リセットスタンプへの耐性やミュウVmへの切り替えし(後述)を重視するなら2-2にしたかったが、クワガノンが流行していてそれに対するベンチバリアの被害を受けたくなかったので3-1にしました。

・ミュウ 1

クワガノンとマッチしたときにさらに優位に立つためとミラーマッチした場合いるかいないかで相性が全然違うので採用。取りこぼしをサイコパワーでとれる点も高評価です。


★グッズ

・クイックボール 3

1ターン目絶対にウーラオスVを展開したいが、デデンネGXやクロバットVを採用していないため中盤以降腐り札になるので3枚。

・レベルボール 3

可能なら4枚採用したいが枠の都合上3枚。

・しんかのおこう 3

2ターン目以降常に当たり札になるので4枚採用したいが1ターン目だけ腐るので3枚。

・ポケモン通信 2

ポケモンが計23枚と多くだいたいの場面で使えるが、終盤腐りがちなので2枚。

・回収ネット 1

ミラーマッチしたときにクイックシューターで乗せられるであろうミュウを回収できたり、メッソンジメレオンの階段を活かせるので2枚欲しいが枠の都合上1枚。

・うねりの扇 1

2枚いれるとミュウVmに対して4:6~5:5まで持っていけるが基本エネ軸のデッキとマッチすると腐る点、事故率が増える点から1枚。

・ツールスクラッパー 1

白馬スイクンのタフネスマントが主な対象で、その他ふうせん等壊せると要求値を上げることができるため採用。ここを削ると勝てるマッチも勝てなくなるので削る部分ではない。

・ポケモンいれかえ,あなぬけのヒモ 2-1

うらこうさくで任意の方を持ってくることができるので好み枠。私はヒモをピン差し。


★サポート

・博士の研究,マリィ 3-2

ロングゲームになるほど少なさが響くので計6,7枚欲しいがシティリーグはその日限りの短期決戦なので強気の5枚。

・ボスの指令 2

試合でだいたい1回しか打つ場面はないが、1だと博士の研究で巻き込まれると詰むことがあるので2枚。

・キバナ 1

キバナを使うことで特性込みでガラルファイヤーVが1ターンで起動し、うらこうさくを駆使してうねりの扇を持ってくることでミュウVmへの切り替えしが可能。唯一連撃エネルギーを持ってくることができるカードでもあり価値は高い。しかし、使用条件があり腐ることも多いので1枚。


★スタジアム

・みずのとう 1

初期案では0だったがクワガノンに対するメタであるグッズロックができるクワガノンVやフリージオに厳しいマッチになるのでロックから抜け出すために1枚採用。

・トキワの森 1

うらこうさくからエネルギーに触れるため。


★エネルギー

・連撃エネルギー 4

許されるのであれば5,6枚入れたい。

・基本闘 2

ストーン闘だとうねりの扇の対象になったり、ジュラルドンVmで詰むので基本エネルギー。

・基本悪 4

ガラルファイヤーVは2ターン目3ターン目以降ゆっくり育てればいいので4だと少なさを感じたが5は過剰なので4枚。



次は候補に挙がったが不採用となったカードとその理由です。

・フリージオ

連撃テンタクルやクワガノンに対してかなり強く出れるようになる点、ミュウVm相手もゲノセクトVをボスの指令で呼んでグッズロックをすることで勝率が上がると考え採用したがカミツレ+フュージョンエネルギー採用型にはそこまで有効ではなく不採用。

・ナゲツケサル

コンセプトがしっぷうづきやオーラバーンで対面を攻撃していく構築、仮想敵が連撃テンタクルやクワガノンといった非ルールポケモンであったため不採用。

・マーシャドー(リセットホール)

基本的に張られて困るスタジアムがないので不採用。

・デデンネGX or クロバットV

雪道が流行っている今ここに依存したくない+採用するとでしゃばりスタートするから不採用。入れなきゃスタートする確率は0%。

・メロン

フリージオが不採用となり、水エネルギーが抜けたので同時に不採用。

・ふつうのつりざお

ジュラルドンVm相手に基本闘を戻したい場面や序盤に博士の研究で巻き込まれたインテレオンやチャーレムVを戻したい場面もあるが限定的なので不採用。

・エネルギー転送

うらこうさくからエネルギーに触れるカードとして重宝。トキワの森との選択肢になり混沌のうねりをケアするならエネルギー転送、雪道を割りたいならトキワの森。環境に合わせて使い分ける必要があり、今回は雪道が多いと予想したため不採用。

・リセットスタンプ

採用するなら2枚いれないと初手で引いて腐りがち。欲しいときに使えたら最強カードではあるがプレイヤーの引きが弱いので不採用。

・くろおび

カウンター状態だと連撃エネルギーとくろおびでキョダイレンゲキを打てるが仮想敵に対して先行していくコンセプトなので不採用。

・望遠スコープ

ナゲツケサル同様、キョダイレンゲキでGXやVに打つことを想定していないため不採用。

・Uターンボードorふうせん

いれかえ札として欲しい場面はもちろんあるが、タフネスマントを割るためのツールスクラッパー、無効化するためのツールジャマ―が間接的に刺さってしまうため不採用。

・頂への雪道

ミュウVmに対して少しでも抗いたいなら採用したいが、マーシャドー不採用のため混沌のうねり1枚で意味をなさなくなってしまうので不採用。

・バスラオ

これがあるとミュウVmに対してひゃくれつラッシュorしっぷうづき120後150与えることができ、残りクイックシューター2回で倒せるがフュージョンエネルギーで止まるので不採用。ブリザードタウンと合わせると面白いかもしれない。

・エネルギーつけかえ

じゃえんのつばさで回収した悪エネルギーをウーラオスに付け替え+連撃エネルギーでひゃくれつラッシュorキョダイレンゲキといった動きが理論上可能ではある。しかし、うらこうさくでエネルギーつけかえにリソースを割くのは厳しくそもそも連撃エネルギーを確定で持ってくる手段がないので現実的ではない。


5.当日のマッチと感想

~予選~

1戦目 連撃テンタクル 6-5〇

連撃ウーラオスVスタートでエネルギーを張れるところまでは良かったが、クイックボールで山確認するとジラーチGXがサイド落ちしていることで雲行きが怪しく。2ターン目キョダイレンゲキでマーイーカを抜ければ良かったがベンチバリアが出てきてそのルートが取れず、進化するわけにもいかないのでひゃくれつラッシュでサイドから早いところ回収しないといけない展開に。1ターン生存できるターンが発生し、ワンチャンでてきてオドリドリGXを入れ替える手段は恐らく入っていない読みで縛ってもう1ターンもらえてなんとか勝ち。途中クイックシューター1回使い忘れ。

1戦目落とすとほぼトナメに上がることができないので一安心。


2戦目 パッチラゴンVm 6-4〇

過去に友人がパッチラゴンVmを使っていたこともありやりたいことはなんとなく理解できていた。ブルーの探索やシロナ&カトレアで手札にモミやマチスの作戦を抱えているタイミングにマリィで流すことが重要な対面だったので2枚のマリィを大事に。HPが330あるという点も偉くクイックシューター+しっぷうづきで倒せないのでこっちも盤面を完成させないといけない対面。トラップスパークは"ダメージを受けると"なのでヨガループで2個ダメカン乗せることでカウンターダメージを回避しつつ常にいれかえしっぷうづきの圧をかけることで対応。大きなおまもりでケアされたので結果ツールスクラッパーがないと負けていた。

隣の卓もパッチラゴンVmだったので帰宅途中流行っている理由を考察したら白馬スイクンやミュウVmに強いからなのかなという結論に。

そういったアプローチもあるのかーと感動。


3戦目 ルカメタザシアンザマセンタ 6-0〇

先攻を取れるも、お相手のバトル場がザシアンVスタートだったので相方はルカメタなのか?三神なのか?ルカメタならロングゲームを視野にクイックシューターの育成、三神ならショートゲームを視野にアルティメットレイまで到達できないようにウーラオスで早仕掛けしないといけない2択。後攻1ターン目タッグコールからルカメタが出たのでロングゲーム展開に。

どこかでガラルファイヤーVを育成し始めないといけない対面ではあるからザシアンVからひたすら狙うことに。ここさえ落とせばガラルファイヤーVをワンパンで倒せる打点は出ないのでなんとか。

前日アーマーガアVmと練習していたこともありその応用だった。


4戦目 クワガノン 6-4〇

先攻をとれるも相手のバトル場はメッソン。1年くらい前のバトル場ジラーチスタートくらいデッキが何かわからないからとりあえず先2キョダイレンゲキを目指す動きに。レベルボールからアゴジムシが出てきたのでクワガノンデッキと確定。2ターン目以降にミュウを出してメッソンジメレオンを守りたかったがミュウがサイド落ち。その隙をみてベンチのメッソンが撃ち抜かれ怪しい展開に。返しの攻撃でサイドからミュウを回収できてなんとか。仮想敵だったがかなり危ない試合。クイックシューター1回使い忘れ。

5戦目 ハイテンションスイクン 6-0〇

スタートメッソンお見合い。次は何と組み合わせているメッソンだ~!?となり先攻だったのでまずはウーラオスに手張りで終わり。後攻1ターン目どんどんよぶでメッソンが計4体並んだだけなのでテンタクルではないだろうが何デッキかは判断できなかったのでしっぷうづきで先行していくプランに。その次からスイクンがでてきたので白馬スイクンかなと思ったらハスボーが出てきてこちらもハイテンションに。220+100+クイックシューターで倒されないようにだけ気を付けて立ち回りなんとか勝利。ここまでで4-0だったのでトナメはほぼ確定しているとはいえ万が一があるのでホッとしました。ハスボーに動揺してクイックシューター忘れ。


~昼休憩~

餃子〇王将で地元メンバーとお食事。「クイックシューター3回使い忘れたし、じゃえんのつばさ1回使い忘れました~あはは~~」とリラックス。

メンバーのマッチ情報も合わせるとトーナメントに上がったデッキは割れていたのですが、仮に1戦目勝てたとしても隣の山の試合がミュウVmミラーだったのでどうあがいても絶望。ミュウ切った仇がここできたか・・・まずは目の前の試合に全力と気持ちの切り替え。


~本選~

1戦目 ハイテンションスイクン(再戦)  6-3〇

スクラッパーを採用している等タネは割れていたので予選のようにはならないだろうなーと改めて闘魂注入。ただ1つアドバンテージがあった点としては予選のときレベルボールでベンチバリアを探している雰囲気がなかったこと。お相手が連撃ウーラオスデッキは切っているのだろうと思いキョダイレンゲキで安易にエネは吐かず退場際に打つのが効果的と判断。盤面的に仕方なかったがサイド2のタイミングを作ってしまったのでリセットスタンプ連打されると怪しかった。

2戦目 ミュウVm  0-6×

予選のとき隣の卓で対戦していたのでミュウVmデッキということはわかっていたがエネルギータイプや採用スタジアム等、型がわからなかったので不安だらけ。じゃんけんも負けて後攻になってしまったので雪道採用型だったら1:9だなと思っていたら案の定で為す術なく。序盤でエネルギーや入れ替え札が結構切れていたのでげんきのハチマキがついたゲノセクトVを縛れば風船もつけられないしドローゴーで山札切れワンチャンあると思ったがピオニーからポケモンいれかえでゲームセット。


6.総括

トーナメント8人中ミュウVmが3人いたので予選でマッチしなかったのは運がよかったなってなりました。4-1で上がれるから5戦中1戦は踏んでもいいという想定だったが運に助けられた1日でした。

ミュウVmに強いデッキタイプに対して連撃ウーラオスの通りは非常に良いのでおすすめです。ベンチバリアミュウ不採用構築が多いのも追い風。ミュウVmの全体シェア率が20%と仮定すると5戦中4戦は有利マッチなのでシティリーグの規模だとトナメまではいきやすいです。

クイックシューター忘れ注意!

その他気になる点等あればTwitter(@pokecard_K)に連絡ください。誰かと共有しているとかではないので私がわかる範囲であればお答えします。


7.謝辞

運営の方々、対戦相手の方々、練習相手になっていただたいた方々ありがとうございました。また、よろしくお願いいたします。


8.おまけ

水ウーラオスの原案です。理論上ミュウVmやクワガノン、連撃テンタクル、スイクンにも勝てる構築なので今後の発展の可能性という意味を込めて。

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キバナと違い使用条件がないので毎ターンキョダイレンゲキ撃てます。相手によってはグッズロックしながらクイックシューターで打点稼ぎするといった構築です。

さらに余談ですが、このゼラオラ逃げ0だしスイクンVに対して220ダメージ与えられるし可能性感じています。HPが90なら即採用だったかもしれない。

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