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CL千葉 練習から反省まで

どうも、アキノヒトです。
note初投稿になります。よろしくお願いします。

先日CL千葉に参加しました。
当日の対戦レポについてはDNに書きました。
https://akinohito.diarynote.jp

今回こちらに書いていくのはどのような練習をして、どのような考えでCLに臨んだのか、そしてそれを踏まえての反省を簡単に記していきます。


目次

1 環境予想
2 練習内容
3 デッキ選択
4 反省
5 終わりに


1 環境予想

12~1月のシティリーグや自主大会の結果を主に参考にしました。
様々な大会で特に多く使われていたデッキが
ピカゼク
ウルネク
ジラサン

この3つが安定して多い様子でした。

数は多くないけど勝っているなと感じたのが
ルガゾロ
サナニンフ

そして直前の新弾から
フェロマッシ
ルカリオメルメタル
エビサワカポエラー


以上のデッキが環境に入ってくるデッキと考えていました。


2 練習内容

CL千葉に向けて練習を始めたのが12月中旬からです。
まず始めたのは環境にいるデッキの相性チェック、プレイングの確認です。

先ほどあげたTOP3を主に、先攻後攻それぞれ25戦合計50戦して大体の相性を確かめていきました。
TOP3以外のデッキも同様のことを行いましたが今回の考察にあまり影響が出ないため省略します。

構築の決まりとしては相手に干渉するメタカードを入れていません。例としてはアブソルやジャッジマンなど。
理由はデッキの正確な相性がわからないことと、メタカードによる勝率に変化をわかりやすくするためです。

その勝率がこちら 

ピカゼク

対ウルネク 23勝 27敗
対ジラサン 19勝 31敗

ウルネク

対ピカゼク 27勝 23敗
対ジラサン 21勝 29敗

ジラサン

対ピカゼク 31勝 19敗 
対ウルネク 29勝 21敗


結果としてはジラサンがこの中では1番勝率が高いという結果に。

これを踏まえた上でピカゼク、ウルネク側がジラサン対策を考えていくと思います。

アブソル、ジャッジマン、アセロラ、まんたんのくすりなど…。これらを採用したデッキにすることで勝率がどのくらい変化するのか。これも先ほどと同じように50戦しました。

その結果が

ピカゼク

対ウルネク 25勝 25敗
対ジラサン 24勝 26敗

ウルネク

対ピカゼク 25勝 25敗
対ジラサン 24勝 26敗

ジラサン 

両デッキ 27勝 23敗


メタを貼ったことで勝率は変化しました。特にピカゼクとジラサンの対面。

負けるパターンとしてはジラサン側がジャッジマン、アブソルで想定しているプランを取れないことが増えたためです。以上結果によりアブソル、ジャッジマンはジラサンに対してかなり有効なメタであることがわかりました。

ウルネク側も回復ソースを入れることにより多少戦いやすくなり、同様にアブソルにより相手の動きを制限できました。

以上の検証により環境にいるピカゼク、ウルネクにはジャッジマン、アブソル、アセロラなどのカードが入った構築が多くなると予想できました。



話は戻って、、、


一通りの検証が済んだ後は新カードのデッキの可能性を模索していました。

フェロマッシ

新弾発売後すぐにかなり完成度の高いフェロマッシ単を知り合いが使っていたのでそれを使ってみることに。

感想は

ピカゼク、ウルネクがきつい。


ピカゼクに対してタッグボルト2枚抜きをケアすることがかなり難しい印象でした。

ウルネクに対しても初手でイカを用意されるだけでかなり厳しい立ち回りになりました。さらに大会2日前、ゲンミミのGX技をルザミーネ◇に合わせて使われると逆転がほぼ不可能になることもわかりました。

以上の理由によりフェロマッシは断念。

ルカリオメルメタル

これに関しては強さが本当にわかりませんでした。シティ優勝のレシピを回してみたのですがどう使えばいいのかわかりませんでした。ウルネクに対しての解答を見つけることができなかったのでかなり早い段階で断念。

HANDは時間制限のことを考え使う選択肢にまずありませんでした。
これに関しては実際2位に上がっていることもあり検証不足であったと感じます。

エビサワカポエラー

ピカゼクに対してはタイプ相性もありかなり強めの印象。

しかし、初めウルネクに対して有利と思っていたがウルネク側のプレイを変えることで勝率がほぼ0になりました。

同様にジラサンもプレイングを変えることにより勝率がかなり悪くなりました。

TOP3のうち2つに勝てないデッキを持ち込むわけには行かないので断念。


以上のことがわかったことによりひたすらウルネクとジラサンとピカゼクを回すことに専念しました。

以上が大会前の練習、そこから得た情報です。


3 デッキ選択

先ほどの情報からどのデッキを選択するかを考えました。

まず新カードのデッキはデメリットを許容することができなかったので今回は使う候補になりませんでした。

ピカゼクもシティなどの結果によりかなりのメタが貼られることが想像できたので握りづらいと考えていました。

大会直前まで候補として3つのデッキがありました。

ジラサンサンダース

ウルネク

ルガゾロ

(上の画像が大会直前の構築です)



結果から先に言うと僕はジラサンサンダースを選びました。

理由としては2つ。

1つ目は練習時の相性確認でのTOPデッキへの勝率の高さ。これに関してはメタを貼ることで大きく変わりますがそれでも5割を超えていたのでそこを大きく評価しました。

2つ目は自信が1番あったから。これが最大の決め手です。直前の1ヶ月はこのデッキを何百回と回していました。候補のデッキの中で唯一ミラーで自信があるデッキでした。


反対になぜ他2つを選ばなかったのか。

まずウルネク。

これに関してはミラーの自信のなさです。

環境のことを考えるとどのデッキに対しても大きく不利をつけず、有利を取れるデッキも多かったて と思っています。そう考えると、当然、ミラーも多くなると思いました。

福山のむすこもりさんというプレイヤーからウルネクにコケコを入れるとミラーが楽になると1月中旬ごろから聞いていました。これが本当に強くてCL千葉に合わせてこれを使えばめちゃ強いぞ!と考えていました。

まぁ現実はそう甘くなく、同じようにコケコを採用しているウルネクがシティ上位にいることをちらほら耳にしました。この時点でかなり絶望。

そして追い討ちをかけるように有名強者によるnoteの記事。正直心が折れましたw

コケコ入りのウルネク同士だとかなりプレイングが複雑になるため難しい対面になります。

これに自信が持てなかった僕は候補からウルネクを消しました…。


ルガゾロ

諦めた理由は2つ。

1つ目は構築が不安定だった。

直前まで迷走していたのでこの形になった時には時間がなく施行回数が圧倒的に少ない状態でした。ルートはしっかりとれるように組んだつもりですがそれが安定するかどうかは別問題。そこの検証をするためにも数をこなさないといけませんがそこが不十分でした。

2つ目は勝率、不利相手がジラサンより下。

TOPデッキに対しての勝率がジラサンよりも若干低く、フェロマッシに加えエビサワカポエラーなども若干不利に感じていました。ジラサンよりメタを受ける可能性が低いと思っていましたがウルネクやピカゼクに単純にパワーとスピードで轢き殺される場面も多かったです。

以上の理由により2つのデッキを選びませんでした。


4 反省

結果としては1-3自動ドロップという不甲斐ない結果でした。

なぜ負けたのかを冷静に見ると、

ジャッジマン、アブソルによるデッキの回転の悪化を軽く見過ぎていたかなと思いました。

運はたしかに悪かったです。ジャッジマン後の手札はゲロ吐きそうでした笑

ただ運がなかったから負けたのかと言われると答えはNOです。

僕は練習段階で環境にジャッジマン、アブソルのメタが多くなることは考えていました。

それなのにそれに対する構築の変化を全くしていませんでした。

デンジ4枚がその象徴です。

ジャッジマンの後何がきついかと言われると手札にパーツが何もないことです。選択肢がないとこのデッキは動きません。

ジャッジマン後のデンジは解決札になることがあまりありません。それなのにデンジ4枚構築を続けてしまったこと、これは明らかな構築ミスだなと感じました。(実際勝っているジラサンのレシピにはデンジは減っていました)

構築を考える段階で固定パーツと決めつけることのデメリットを今回で学びました。


今回TOP4にジラサンが上がりました。

そのレシピを見比べると構築がかなり違っていました。

主な違いはフェロマッシ、そしてフーパです。

この2枚の採用を僕はこの2ヶ月間、1度も考えていませんでした。

正直どれだけ時間があっても僕がこの発想になることがなかったと思います。

環境デッキに対するメタの貼り方、構築の仕方が全然わかっていないなと思いました。

ヒントは練習の中にたくさんあったと思うので、もっと広い視野を持てるようにしないと、この先勝つことはできないなと強く感じました。


5 終わりに

以上が僕のCL千葉です。

基本的には全部1人でデッキを考え、練習をして、考察をして…という大会でした。

結果は残せませんでしたが、この経験は自分の成長に繋がるものだと思いました。

でもなかなか公式大会で結果は残せてない状態は嫌なので京都ではいい結果を残したいですねw


この記事を読んで、参考になる部分が少しはあるかと思いますので是非参考にしてみてください。

もっとこうしたほうがいいと思う点もあると思います。是非Twitterなどで、意見、アドバイスください。お待ちしております。

拙い文章でしたが最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。

Twitter     @a_gumipoke




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