展示会終わりの集合写真撮るより早く帰りたい。
酒のツマミになる話で、
「飲み会終わった後の写真撮影いらない。楽しい時間は一旦終わったのに、写真撮影でまた楽しい瞬間を演じなきゃいけないし」
と話していた。
以前いた会社の展示会を思い出した。
小売業で、大きな展示会が毎年開催された。
展示会の片付けがあらかた終わった後、社員全員集合して記念撮影を毎年していた。
撮影の為にみんなゾロゾロ移動したり、撮影の良いポジション探したりするから、撮影だけで5~10分かかる。
私は内心、
「そんなの要らないから早く帰らせてよ。長丁場で疲れてんだよ。もう22時だよ。
遠隔地の店舗の人達は先に帰ったよね?私も帰っていい?私1人いなくても誰も分かんないよ。」
と思っていた。
みんなで一致団結して展示会盛り上げました、無事終わりました的な記念で撮影しているのだろう。
…う~ん、やっぱり私は必要ないと思っちゃう。
みんなと並んで笑顔を作る気力も無い。人一倍体力が無い私には苦行以外の何物でもない。
みんなで一致団結しよう!みんな仲良くね!みたいな会社のノリにもついて行けていなかった私は毎年うんざりしていた。
どこかで「ずっとこの会社には居ないな」と思っていたのもあって、写真撮影に必要性を感じていなかった。
…思い出す度に愚痴ばっかやな。
苦い思い出は文章にして昇華しないとやってられない。