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【#カメラのこと】自分らしい撮影スタイル模索中 | 第3回Fujifilm XF 35mm F1.4編


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話は遡りますが、実は、今年の3月中旬、フランスがコロナ外出禁止令の発令直前、私、こんなものを買っていました。

Fujifilm XF 35mm F1.4(新レンズ!!)

ですが、冒頭にも挙げた通り、この直後にコロナ外出禁止令が発令されたので、家で、モノ相手に試し撮りはするものの、もちろん、それだけでは満足できず(苦笑)、このレンズを目一杯楽しむ機会を逃したまま、外出禁止令解除を待つ日々を過ごしておりました。

そして、5月にニュースでも報じられている通り、外出禁止令解除となり、それから、数ヶ月使ってきたということで、今回は、話は遡りますが、開封と数ヶ月使って、ようやく掴み始めたこのレンズの良さ、相性について、お伝えできればと思っております。

過去の記事、現在、私が愛用しているカメラボディーとこれまでのレンズについては以下の記事をご覧ください。


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それでは、冒頭の写真から開封したいと思います。
箱を開けると、同梱されていたものとして、

- レンズ
- 金属製角型レンズフード
- レンズキャップ(丸型)
- ゴム製レンズフードキャップ(角型)
- 袋状のレンズケース
- 保証書
- 説明書

がありました。だいたいは、通常、富士フイルムのレンズを購入した際の内容と同じものなのですが、今回、大きな特徴として、金属製角型レンズフードとゴム製レンズフードキャップが同梱されていたのが、これまで、購入したレンズとの大きな違いでした。

レンズのスペックとしては、いろいろ紹介されているので、割愛しますが、スペックを知りたいという方は、以下のページでご覧ください。

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実際、レンズを取り出し、装着して、横から見ると、こんな感じ。
角型フードがとてもクールで、今まで購入してきたレンズとはまた、1つ異彩を放ったビジュアルです。

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カメラの装着して、正面から見るとこんな感じ。
これで、すぐにでも、写真撮りに行きたくなってしまう。。。そんなレンズです。
実際、このレンズを導入してから、基本、このレンズで出かけることが、ほとんどで、本当に心から購入してよかったと思えるレンズとなりました。。それくらい今、気に入っています。

ただ、よく巷では、私のようなFujifilm X-T1のボディーだとAF性能が遅い。。。とか、いろいろ言われていますが、基本、今までも、これからも、MFしか使わないので、その辺りは全然気にしていないですし、F1.4という明るいレンズなのに、重量も180gで抑えられ、更には、街中で構えても威圧感を与えないスタイル。

本当に私の考えに寄り添ってくれるレンズだと改めて、感じております。

ただ、強いて、使いづらさを申し上げるのであれば、角型レンズフードキャップですかね。。。(苦笑)

いろんなユーザーの方がレビューでも挙げておりますが、実は、このゴムのキャップがよく外れて撮影に集中できず、ずっと困っておりました。(苦笑)しかも、素材がゴムだということで、落としても、音がしない分、下手すると、気づかないことも。。。

ですが、ある日こんな記事を発見。

レンズキャップを斜めから挿入すれば、キャップとして使えるという発見を得てからは、この角型レンズフードキャップは一切使用しておりません。。。(苦笑)

もちろん、このスタイルにしてからは、キャップでイライラするストレスからも解放され、それこそ、本当に、私のカメラ生活で、欠かせない相棒となってくれるような気がします。

あとは、防塵防滴機構と富士フイルムのレンズにありがちな手ブレ補正機能がついていないところですが。。。

これに関して、まず、手ブレについては、これまで富士フイルムで使ってきているので、そこまで、不便とは感じていないというのが正直な感想で、もちろん、あればあったで、うれしい機能だとは思いますが、現在の私の撮影スタイルでは、あまり、必要に迫られたことは今のところないです。

一方、防塵防滴については、雨天時や雨の可能性がある場合、当面の間は、XF 23mm F2と切り替えながら使用していこうと考えているので、今のところ、だから不便とは考えてはおりません。
実際の手持ちのカメラバッグの容量サイズもあり、多分、天候を見て、XF 23mmF2にするか、XF 35mm F1.4にするか、決めると思います。

ただ、人によっては、それによって、デメリットと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

それでは、早速、実際撮影してみて、写りの比較をしてみましょう。
今回は、XF 23mm F2 と XF 35mm F1.4での写りの違いを比較したいと思います。
そもそも、23mm、35mmと画角が違うのと、撮影条件も異なるので、厳密な比較にはならないかもしれませんが、実際の被写体の写り、特にシャープなライン、描写具合を見ていただければと思います。

まず、今回の比較に当たって、注目していただきたいのが、23mm F2、35mm F1.4 のF2のコンパクトプライムシリーズとF1.4の大口径プライムシリーズを比較しているという点。

富士フイルムのレンズ群には、様々なラインがございます。代表的なものだと、

【単焦点レンズ】
- 大口径プライム
- コンパクトプライム
- マクロ

【ズームレンズ】
- レッドバッジズーム
- ズーム

あたりでしょうか?
詳しい内容につきましては、以下のロードマップをご覧いただいて、富士フイルムのレンズの種類をご理解いただければと思っております。

それでは、比較写真と行きましょう。

まずは、ディズニーランド・パリ、眠れる森の美女城の比較写真から。

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Le Château de la Belle au Bois Dormant | Fujifilm XF 23mm F2

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Le Château de la Belle au Bois Dormant | Fujifilm XF 35mm F1.4

続きまして、同じくディズニーランド・パリ、CITY HALL(市庁舎)にて。

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Hotel de Ville | XF 23mm F2

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Hotel de Ville | XF 35mm F1.4

最後は、ディズニーランドホテルの外観を。

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Disneyland Hotel | Fujifilm XF 23mm F2

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Disneyland Hotel | Fujifilm XF 35mm F1.4

いかがでしょうか?これは、もう、好みの問題にもなってまいりますが、F2のコンパクトプライムシリーズは、よりはっきりと、シャープでエッジの効いた写りになっているのに対し、F1.4の大口径プライムシリーズはより繊細な描写というのが、大きな特徴になっております。

なので、臨機応変に使い分けていけたらと思っている次第です。

ただ、個人的には、線が細い繊細な描写が好みなので、XF 35mm F1.4の方が好みではあります。

あと、ボケについてですが、先日、バラの花を撮影してまいりましたので、こちらを参考にしていただきたいのですが、

eZy Watermark_25-08-2020_01-46-09午後

目一杯、絞り開放(F1.4)にして、これだけ、繊細で滑らかなボケが感じられます。しかも、そのボケもうるさく感じさせず、程よく、とろけるようで、やわらかな描写が非常に気に入っております。

さすが、各方面で、【神レンズ】と言われているだけのレンズです。

実際、まだ、厳密に使い始めて、数ヶ月程度ではありますが、これだけ、すぐにカメラ生活に馴染んで、今では、すっかり、欠かせないレンズとなってしまいました。

当分、X-T1にXF35mm F1.4の組み合わせで、パリの街を撮影していきたいと感じている今日この頃です。



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