【#パリでシンプルライフ】外出禁止令解除後、ブローニュの森を訪ねて

2020/5/11、フランスでは、外出禁止令が解除
私にとっては、約2ヶ月強ぶりのカメラ散歩

とは言っても、すぐ街中を散歩するのも。。。

ということで、
人がほとんどいないブローニュの森を、
早朝、散策することに。。。

緑の中をカメラを持ってのトレッキング。。。
コロナ前には、なんてことなかったことも、
今となってみれば、何よりも変えがたい
最高で、幸せな贅沢な時間と思えるように。

まもなく、咲く花を目の前に、
生命のパワーを感じたり。。。

前回訪れた際には、緑すら見えなかった木々が
今では、緑のパワーにただただ、圧倒。。。

倒木ですらも、周りに緑たちが寄り添い、
まるで、共存しているかのように。。。

そんな姿を、今のコロナ時代に重ね合わせつつ
我々に訴えかけているような、
そんな気がしてならない。

森は刻一刻、姿を変化し、
私が見ているこの世界も、今、この一瞬で、
次、訪れたら、どうなっているのか未知数。。。

ただ、そこに佇んでいるだけで、
我々にプレッシャーをかけるわけでもなく、
我々に媚を売るわけでもなく、
そのままの自分で、日々、生き抜く。。。

何もいうわけでもないながらも、
ただ、無言で、寄り添うだけ。。。

適度な距離感。。。

最終的には、己の力にかかっているのだから。

気がついたら、春の花は終わりを告げ、
初夏の花のシーズンへ。。。

自分の世界を守りつつ、周りと共存しながら、
森は日々、生きていく。。。
小さなことの積み重ねが、年月をかけ、
大きな森へとつながっていく。。。

森にはこんな石橋があったり、

川に入らないようにするための杭も。。。

でも、ここでの主役は、人間ではなく、
やっぱり、森の中の住人たち。。。

相手の領域に入ったからには、そのルール、
先人たちを尊重して、また、新たな一歩を。
少しずつ、少しずつ。。。

それが、やがて、大きな糧となり、
森のように大きな成長となれば。。。

まるで、コロナ後の世界に身を置く
我々に送るメッセージかのように。。。

学校生活のような強制感もなく、

伝わる人にだけ伝わればいい。。。

そんなニュートラルなスタンスが、
風、降り注ぐ光とともに心地よい。。。

久しぶりのカメラ散歩、
そして、3月の購入以来、外出禁止発令で、
ずっと、日の目を浴びなかった新しいレンズを
外で使えることに喜びを噛みしめつつ。。。

自然は、人生の教科書。。。

今年も出来る限り、通い続けたい。。。