見出し画像

【進撃の巨人から見る心】56.サシャの最期の言葉 ~67話

アニメタイトル:第67話 凶弾

あらすじ

エレンを中心にしたゲリラ作戦はパラディ島エルディア人の大勝利です。
そこに、ハンジが率いる飛行船が現れ、パラディ島メンバーを収容して引き返して行きます。
仲間を殺され、街が破壊され、黙っていられないガビは飛行船に乗り込もうとします。
ガビの無謀を止めるファルコも止めきれずに、2人は一緒に飛行船に乗り込みました。
ガビは飛行船に乗り込むなり、誰を目がけるでもなく銃を発射します。


その弾がサシャに命中。



なんと、、、サシャが死んでしまうのです。

サシャの最後の言葉は「ご飯まだですか」「肉」でした。

サシャが死にました。


あれこれ考えてみよう。

サシャ~~~~!!!

大好きなキャラクターでした。一番好きなキャラでした。
自由気ままで、天然で、不思議な魅力を持ち、協調性なんてまるでないんだけど、なぜか人が集まるキャラ。

サシャの末期の言葉は
「ご飯まだですか」「肉」でした。

食いしん坊のサシャにしてさもありなんですが、これが最期の言葉というのは、あまりに不謹慎でギャグにもなりませんよね。
釈然としない思いでいろいろ調べると、進撃の巨人マニア達の解釈でその真意が分かりました。
物語を読み進めると分かるのですが、数年前にパラディ島調査船団のニコロという男が捕虜になりました。
そのニコロはコックで、その料理を「美味い美味い」と一番喜んでくれたのは食いしん坊のサシャです。
そのサシャに恋心を抱いたニコロ。
ここまでは作中で読み解けます。

そこから、進撃の巨人マニア達の妄想が花開きます。
ニコロとサシャはお付き合いしていて。当然、デートではニコロの料理を二人で美味しく食べていて。
恋人であればサシャは「ニコロ」を「ニック」と崩して呼んでいて。
だから。
そのサシャの末期の言葉。
朦朧としる意識の中、サシャは二人でデートをしている場面を思い描いていて
「ご飯まだですか」「肉」ではなくて
「ご飯まだですか」「ニック」なんだと。
「ニコロ」のアメリカでのニックネームは「ニック」なんだそうです。

なんですか~~!この解釈。
鳥肌です!!!!

そして、どわーーーーっと涙です。

これくらいの事するよね。諫山創先生。
そして、進撃の巨人マニア達の妄想力。
進撃の巨人は深すぎます。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?