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心を豊かにするものとの出逢い

今日から(2020.08.03(mon))定期的に茶道と茶花をならうことになりました。テーブル茶室です。

お花や古典、文化などに以前から興味があったというのもありますが、芸術をもっと多面的な視点で学びたいと思ったからです。あと、花嫁修業もかねて。

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はじめて山野草(さんやそう)を花入れしました。のびのびと奔放的にいけれたと思います。

これは千利休に倣うお花のいけかたです。

このいけかたを茶花というのですが、定義としては「花は野にあるように」とのことで、自然の中にあるままで入れることが重んじられています。まるで草花は摘んだままをそのまま花瓶に挿したかのように素朴な飾られ方をします。

生け花のように技巧的に見せたり、華やかに飾ったり、毛色の違う種類の花材を取り合わせたりすることがないので、はじめての私でも親しみやすく花入れすることができました。

季節感を味わうことができるし、花入れするときに空間のわび・さびを味わうといったところや美的感覚については、茶花も芸術に通ずるものがあるなぁとおもいます。これからそういったセンスもイラストの表現で深みとして身についていければなぁ。

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花入れをした後にスケッチをすると、今までただの雑草だと思っていたお花でも発見がたくさんあり、色んなことを感じ取ることができました。まるで、感性が研ぎ澄まされてゆくような感覚にも・・・

お花をいける時間やお茶菓子をいただく時間は有意義で、心が豊かになっていきます。また、気持ちの切り替えが上手くできます。

今日のお茶菓子は、香川にあるばいこう堂さんの「夏ノ彩(なつのいろどり)」というお菓子をいただきました。上品な味わいで美味しかったです。

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お茶室で花入れした茶花はまた別の花瓶に移し替えてお部屋に飾りました。

お部屋にちょっとしたお花があるだけでなんだか心が豊かになりますね。

日本人としての「心」を見つめなおす良い時間となりました。


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