見出し画像

雨の日と、ひっぱり出す感性のようなもの

中学生のころ、担任に毎日提出する「連絡ノート」があった。

くわしい内容は覚えていない。ただ1日分が横長の長方形のような形で、右側に数行の自由記述欄があったのは覚えている。そこに何かを書くのは、わたしにとってごく自然なことだった。

帰りのホームルームで連絡ノートが返されると、自由記述欄に担任のコメントがひとこと、ふたこと記されている。簡易的な交換日記みたいなものだ。

当時はそれを当然のものとしていたけれど、いま思えば授業の傍ら、よく40名弱を相手に毎日毎日、コメントを返してくれたものである。

さて、梅雨どきのことだっただろうか。

ある雨の日、わたしは自由記述欄にこんなことを書いた。

この続きをみるには

この続き: 2,282文字
この記事が含まれているマガジンを購読する
熱くも冷たくもない常温の温度感をめざしています。週に1〜2本は読みもの感のあるエッセイ、加えて、数百字程度の短文心象スケッチのようなもの、また購読者さん向けのおてがみや雑記などもときどき入ります。紙の雑誌のように、同じ空気感の中でもいろんなテイストのものを入れていきたいです。現在は火・金の11:00更新。ひとりランチで気分転換のおともなどに。

熱くも冷たくもない常温の日常エッセイを書いています。気持ちが疲れているときにも読めるような、たんたんとした平常トーンをたいせつに。 実用…

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

自作のエッセイ本や絵本づくりの資金にさせていただきます。ありがとうございます!

うれしいですっ(๑˃̵ᴗ˂̵)و 今日もよい日を!
18
日常とおいしいものをこよなく愛する。ぬるめな日常エッセイを集めた定期購読マガジン『とるにたらない話をしよう』運営中。#夜更けのおつまみ コンテスト ポプラ社賞。3歳児に親育てられ中。フリーランスで執筆・編集・広報サポートなど。最近は絵本と短歌に興味津々。読み方はおなかぽこ。

こちらでもピックアップされています

とるにたらない話をしよう
とるにたらない話をしよう
  • ¥400 / 月

熱くも冷たくもない常温の日常エッセイを書いています。気持ちが疲れているときにも読めるような、たんたんとした平常トーンをたいせつに。 実用的ではないけれど、読んだひとの気分がチューニングされたり、肩の力が抜けたり、ああなんか自分だいじょぶかも、って思えるものをめざして。 コメント機能はオフですが、twitterなどで感想いただけたら小躍りしてよろこびます。現在は火・金の11時更新。