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「あっています」で、あっています。

※2月5日追記:このnoteを読んだ夫(九州生まれ育ち)との会話を文末に追記しました。

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方言を聞くのは好きだ。

両親の出身である東北のそれも、帰省や電話のたびに突然違うことばをしゃべりだす親のバイリンガルぶりを含めて、子ども心におもしろいなあと眺めていた。そういえば夏休みの自由研究で、方言について調べたこともある。

「け?(食べて)」「こ?(食べよう)」「くー(食べる)」なんて、一文字のやりとりで会話が成り立つなんて傑作だ。嘘か真か「寒いところだからなるべく省エネになったみたいよ」なんて話を母に聞いて育ったもので、ことばと気候や文化の関係って興味深いなあという思いをずっと抱えている。

大人になったいま、これまで自分には縁のなかった福岡で暮らすようになり、この土地のことばに囲まれはじめた。夫方の親族・親戚が暮らす九州各地の方言もまた新鮮で、おもしろいなあと思って耳に入れている。

だからつまり、「方言は好きだよ」「おもしろいなあと思っているよ」という気持ちは大前提にあるのだ。

ただ、ただ、ただである。

その大前提の上でもなお、福岡へ越してきて丸4年が経つ今日、いまだに聞くたびに背中の奥のほうがむずがゆくなるような方言というのもある。

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熱くも冷たくもない常温の温度感をめざしています。週に1〜2本は読みもの感のあるエッセイ、加えて、数百字程度の短文心象スケッチのようなもの、また購読者さん向けのおてがみや雑記などもときどき入ります。紙の雑誌のように、同じ空気感の中でもいろんなテイストのものを入れていきたいです。現在は火・金の11:00更新。ひとりランチで気分転換のおともなどに。

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書き撮り編むひと@福岡。熱くも冷たくもない常温の日常エッセイを集めた定期購読マガジン『とるにたらない話をしよう』運営中。#夜更けのおつまみ コンテスト ポプラ社賞。3歳児に親育てられ中。フリーランスで執筆・編集・撮影・広報サポートなど。読み方はおなかぽこ。