見出し画像

20世紀シティポップvs21世紀シティポップ〜大オシャレ天下一武道会〜

みなさん、こんにちは。


最近シティポップ聴いてますでしょうか。

2016年頃から台頭してきた音楽のジャンルですが未だ熱狂は冷めないままブームは続いてますよね。



シティポップはなんといっても20年ほど前に一時ブームとなりその音楽を聴いてた今の20代のアーティストたちが作っているからこそどこか懐かしく、そして今の若者には新鮮に感じるからこそ再ブームになったんですよね。







ではその現代のシティポップと、過去のシティポップ。戦わせましょうよ。




題して、

大オシャレ天下一武道会




さあ始まりました!過去と現代の分け目を超えた天下分け目の大決戦!大オシャレ天下一武道会!


ルールは簡単です!

これから発表する過去のシティポップ音楽と現代のシティポップ音楽を聴き比べ、どっちが良かったかを決める3番勝負となっています!

なお、過去と現代の区別に関しては”昭和vs平成”だと令和が余ってしまいますし、90年代も平成に入ってきたりするのでここは”20世紀vs21世紀”で区別していきたいと思います!





さああ俺では参りましょう!先鋒の両者1曲めはこちらです!

20世紀シティポップ

VS

21世紀シティポップ

・これは!記念すべき第1回戦にふさわしい対決になりました!Jamiroquai VS Suchmosという師弟対決といっても過言ではない対決ですが、やはり先攻ジャミロクワイイカついです!一見聞き馴染みのあるコード進行で聞きやすく、その中身はとんでもない技術が濃縮されている!一筋縄でいかない何種類もあるドラムの技!ジャミロクワイの音楽の上で滑らかに踊るように歌うボイス!そして弾いてる音全て、いやもはや弾いてない間さえもシビれるベース!これは初っ端から本気全開ですね20世紀!

・しかし後攻SuchmosもJamiroquaiの圧倒的テクニックにも全くひるみません!21世紀シティポップ立役者の威風堂々とした余裕の表情を浮かべながらYONCE(Vo.)が謎のステップを踏みます!現代人が最高にのれるベストなドラムのリズムに最高にキャッチーなサビで会場を沸かせます!エレピとドラムで最強に良い波を作り、ギター、ベース、YONCE、さらにKCEE(DJ)のMIXが自由に踊り回ります!そしてラストは”もうGood Night”をたたみかけギターのゲインを上げてボルテージマックスです!



さあこの勝負・・・

結果は・・・

20世紀の勝利!!


いや難しかったですね、やはりJamiroquaiの一見聴きやすくも蓋を開ければ高級食材がぎっしり詰まった贅沢感がたまらなかったです。Suchmosも最高だったんですがJamiroquaiのどんどん引き込まれるカッコ良さにやられました。

みなさんはいかがでしたでしょうか。







さあ第2回戦!

次鋒の両者ナンバーはこちら!

20世紀シティポップ

VS

21世紀シティポップ

・ここは20世紀、若大将加山雄三できました!エロい!なんだそのボイスは!そしてオシャレすぎるギター!後ろのウクレレもベストマッチしてます。「月もなく寂しい 暗い夜も」のメロディが神!日本伝統の侘び寂びがたっぷり入ってめちゃくちゃいとをかしけり!スーツのおじさんがエレキギター下げて歌う姿がめちゃくちゃダンディでエロすぎます!

・そして21世紀、シンプルisベストに徹した20世紀に対しこちらはトリプルギターでぎっしり果汁100%だ!そしてこちらも日本の伝統をしっかりリスペクトしたメロディで対抗します!ドラムのハイハット、ポップなギターリフ、そして安部ちゃん(Vo.)の声が最高に気持ち良い!声を重ねてるところも最高にマッチしてます!


さあこの勝負・・・

結果は・・・

21世紀の勝利!!


いや難しかったですが、果汁100%のネバヤンに踊らされてしまいました。S若もカッコよかったんですが、若の良さをも取り込み、自らのスタイルに調和させたのが勝敗の決め手でしたね。

みなさんはいかがでしたでしょうか。








さあ大将戦です!

ラストのナンバー参りましょう!両者出場!

20世紀シティポップ

VS

21世紀シティポップ

・20世紀大将は布施さんだ!最高にカッコいい!オシャレ!そして楽しい!この3つが揃った音楽もなかなかないんじゃないでしょうか。昭和歌謡の最大の武器はメロディですね!日本人が遺伝子レベルで気持ちいいメロディで幸福を感じさせます。そしてオシャレ感を出しつつも楽しい雰囲気をも醸し出す管楽器にやられます!そしてこの曲の真骨頂はカラオケ!ぜひ布施さんと肩を揺らしながら大きな声で歌いましょう!薔薇より美しく君が変わった時の最高潮な感覚を思い出しながら布施さんと思いっきり叫びましょう。世界は素晴らしいものだと感じることができます!

・21世紀大将は対象にふさわしいこのお方!星野源!こちらも日本の伝統メロディを駆使して、軽快にダンスチューンを奏でます!日本の童謡「七夕」の”笹の葉 サラサラ”というメロディで気持ちよく歌い出し、21世紀ミュージック特有のサビ前で一旦グーンとボルテージを上げていきます。そして最高に軽快なサビ!音ハメ必須な気持ちいい4つ打ちリズムにPOPで聴き馴染みのあるどこか懐かしい20世紀エッセンスを取り入れたエレクトリックピアノ。そして21世紀が生んだ天才ベーシスト”ハマ・オカモト”の交感神経バリ上げブンブンベースが脳みそを駆け回ります!



さあこの最後の勝負・・・

結果は・・・

20世紀の勝利!!!!


ということで今回の結果は・・・

20世紀の勝利!!!!


う〜ん、これもめちゃくちゃ難しかったですね。やっぱりこの日本特有のわびさびメロディも取り入れつつ、かつここまで軽快にPOPに仕上げ、バックの楽器隊とコーラスがオシャレシティポップを作り上げてるこのみんなで作り上げる感じが、現代とはまた違った昭和の一体感という価値観が新鮮で最高でした。

みなさんはいかがでしたでしょうか。





というわけで第1回大オシャレ天下一武道会、勝者は20世紀シティポップでした!




では僕は、ロン毛にサングラスかけた星野源っぽい人を探しに行きます。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?