コメディ礼賛 (3)映画「記憶にございません!」《戯画》として描かれているのは政界だけど、ヒトゴトじゃないね
日本のコメディには《掛け詞/Double Meaning》の表題が見つからない、と「コメディ礼賛(2+)」に書きましたが、三谷幸喜の脚本・監督、中井貴一主演の映画「記憶にございません!」の表題は、広い意味では、《Double Meaning》と言えるかもしれません。
(でも、《掛け詞》ではないかな)
政治家の常套句的答弁、
「記憶にございません」
と、その常套句の常習者だったのに、本当に記憶喪失になって《過去の自分》を忘れてしまい、良くも悪くも《政治家としてスレてしまう前の