「千里の道③ ~ルピナス~」の装丁・組版・他スペックについて
3巻届いたよー!!«\(*´ω`*)/»イェーイ
今回はちょいとアクシデントもありましたので、その辺も合わせてお話してこうと思います。
印刷所は前回と同じく、株式会社RED TRAINさんの運営するONEBOOKSというサイトで依頼しました。(OneBooksへのリンク)
今回、完成した本はこちらです!!
今回はイメージ花がルピナスなので青紫っぽい表紙になってます。
キレイな発色ですーv(*´ω`*)
挿絵は今回、白黒のメリハリがぱっきりする感じにしてみました。こちらもばっちりキレイに印刷されてます!
1、2巻と同じく本文はWordをPDF化、挿絵と表紙+カバーはアイビスペイント、中表紙は無料素材サイト(Frame Designへのリンク)からお借りしています。
Wordの設定はこちら。
【ページ設定】
用紙サイズ:幅111×高さ154 (A6の文庫本サイズ)
行数/文字数:16行×40文字
【フォント】
ヘッダー(ノンブル):Century 7pt
目次題:BIZ UD明朝 Medium 10.5pt
目次:游明朝 10pt
章題:BIZ UD明朝 Medium 12pt
本文:游明朝 9pt
【余白】
上:14 下:12 内:11 外:13 とじしろ:7
で、上記の仕様でこうなります。
用紙の仕様は以下の通りです。
本文用紙:ソリストN 56kg
→柔らかくてめくりやすい。もう少し厚いのや淡クリームキンマリ70kgも使いましたが、このくらいの厚さのが私的に市販の文庫本に近くて好みです。
表紙用紙:マットポスト 180kg
→結構厚くてしっかりした紙。名刺とかにも使われる紙です。
カバー用紙:特殊紙 ミランダ スノーホワイト 130kg
→キラキラして綺麗な紙。ベルベットPP加工する事で、かすか~にキラキラします。
PP加工:カバーにベルベットPP加工
→しとさら(しっとり&さらさら)。不思議な感触で撫でたくなります。ヾ(´ー`*)ナデナデ
綴じ方向:右綴じ
段組み:1段
挿絵:3枚
で、冒頭に書いたアクシデントの件ですが、実は今回載せた本については刷り直しをしてもらってます。
というのも、挿絵のページが印刷機の不調で黒く擦れたような滲みが入ってしまってまして…(´-`;)
幸いイベントより早めに刷ってたので、すぐに修正をお願いして対応して頂けました。
直しかねます…とか言われたらどうしようと思ってたので、迅速に対応して頂けて安心しました(*´ω`*)
印刷機の不調とかってどこの印刷所でも起こり得る事だと思うので、あれ?と思ったら証拠写真を撮って印刷所の方に確認してもらうと良いと思います。
あと早め入稿大事!!
今回の事でも身に染みましたが、ぎりぎり入稿が怖いって事がこういうとこでも分かると思います。
これがイベント当日発覚してたらどうなっていた事か…(((;´Д`)))
同人界隈のみんな、余裕もって入稿しようね!!
2023/3/31 追記
現在は印刷所の方で上手く印刷出来なかった理由は分かっていて、すでに改善もされてるそうです。
商業書籍のような本を作ってくれるのが魅力の印刷所さんなので、次も安心してお願いしようと思います(´ω`)
*********************************************************************************
BOOTH通販やってます。
本編はWeb公開版から加筆修正を行っているものですが、本巻の話含め、2章以降は2023年5月21日で非公開にする予定です。(カクヨムへのリンクはこちら)
本巻の通販開始は2023年5月22日~。巻末に40Pほど描きおろしの話も入ってます。(Web公開予定はなし)
文章も挿絵も時間をかけて丁寧に作成していますので、ぜひ覗きにきてください(´ω`*)
(通販ページへ)
本を購入いただいた方にはノベルティを封入しています。(新刊用に新しいノベルティを作成しました!)
しおり(2種の内1枚)とシール(4種の内どれか1種)
ノベルティはなくなり次第、終了となります。
しおりとシールのサンプルは以下です。
*********************************************************************************
【「千里の道③ ~ルピナス~」のあらすじ】
賢竜となって一年が経ち、ヨハンス大陸での生活にも馴染んできた千里。
しかしある日、厚意でやったはずの行動が思わぬ事故を引き起こしてしまう。
落ち込む千里に、ヨハンは黒の森に住む知人へのおつかいを頼んだ。
そこには黒の森の魔法使いが住んでいた。
千里は彼に弟子入りし、魔法の指南を受ける事になるのだが――?
女癖が悪く、指導も厳しい彼に、だんだんと千里は委縮していく。
「……私は、魔法を使うのが怖い」
「頼りない賢竜だな」
その男は、千里を冷たく見下ろして言うのだった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?