ミニマリストっぽい人のおうちが、ドリンクバー状態です。

　おうち時間という言葉も、飽きるほどに使った。マンボウとか、巣ごもり需要など新たなワードを駆使するようになって、二年。ミニマムな暮らしを心掛けている私にも、限界が来た。

　「　モノを持たない生活　」を心掛けているわたしも、これだけの巣ごもり需要が増えると、流石にモノを持つ選択をせざるを得なくなってきた。

　そこで、急増した「モノ」というのは、飲み物のストックだ。ペットボトルは重くて、他の食料品となかなか持ち歩けない。だから、粉末に水やお湯を入れれば出来上がる飲み物を買いそろえてきた。

　粉末のアクエリアス、珈琲、紅茶、ココア、緑茶、ミルク。くし切りにしたレモンを凍らせたもの。おうちドリンクバーの完成。

麦茶は、ピクルスが入っていた空き瓶を再利用。

　これが、なかなか重宝していて。外で、「あぁ、美味しい珈琲一杯飲みたい。」となるところ、「家に帰れば、たくさんのドリンクたちが待っている。」と思うと、選べる楽しみとコスパの良さから、足取りも軽くなる。

最近、おうちがドリンクバーになって、分かったことがある。

「わたし、飲み物で楽しめる人間なんだ。」

ということ。

　自分を知るのって、結構難しい。しかし、巣ごもり需要で、おうち時間を工夫した。その結果、ミニマムな暮らしにも打撃が出たが、そんなことより、圧倒的におうちドリンクバーは、自分の暮らしを潤した。

　モノが増えるのは、ごちゃごちゃしてあまり好きじゃないけれど、楽しみが増えるのは、悪くない。

もっと自分を、追求していこう。自分を磨こう。

もっと、奥深く、先へ。

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました😊🌸

むぎあじ。