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「自治体の職員業務改革とプロジェクトマネジメント」~ PMI日本支部行政コミュニティ2024イベント参加レポート ~

 皆さん初めまして、北川です。Sierとして自治体システムに約10年間携わり、現在は行政職員としてシステム開発やセキュリティガバナンスに関するプロジェクトで日々奮闘しております。

 さて、8月25日(日)に開催された「行政コミュニティ2024イベント」に参加してきました!日々の業務に直結する素敵なイベントでしたので、内容を少し紹介させていただきます!


イベント概要

 本イベントは 2024年8月25日(日)19:00 ~ 21:00 にイベント配信プラットフォーム eventosを使用してオンラインで開催しました。

 トップダウンとボトムアップ、それぞれの目線による業務改革について、話を聞くことができた貴重な場となりました。

※ 2024年9月25日(水)24時00分まで、オンデマンド配信をしていますので、ぜひこちらからご覧ください。

「市川市長時代における職員業務改革」

 ゲストスピーカーは、元市川市長の村越さん。
「職員業務改革」に関する講演があり、経営層の視点で当時の”想い”と合わせて語られる問題意識や課題感は、行政職員としてグッと惹き込まれる内容でした。

村越氏の経歴
住民サービス向上のためには、職員業務改革が必要!

「自治体職員による職員業務改革とプロジェクトマネジメント」

 現役自治体職員と行政コミュニティメンバーによるパネルディスカッションでは、昨今様々な分野に活用検討が進んでいる生成AIの導入や、職員のワーク・エンゲージメント向上策等のプロジェクト事例の紹介や生々しい苦労話を聞くことができ、大変参考になりました。

現役自治体職員同士による熱いディスカッション
プロジェクトマネジメントの知識があれば、コロナも乗り越えた!?
生成AIの悩みはどこも同じ…

最後に

 行政職員である私にとって、村越さんやパネラーの皆さんが感じられていた課題感や苦労話は心に染みるばかりでした。
 プロジェクトは生き物であり、プロジェクトマネジメントのフレームワークやツールを単純に当てはめるだけでは決して成功しない、というのは皆さん身をもって沢山経験しているんですよね。
 プロジェクトの取り巻く環境や関係者の立場や心理状態等を把握しながら、常に最適な道を探し続け、既存のルールや手順に囚われすぎずに柔軟に適用していくことがプロジェクトを推進する上で重要なことだと改めて感じました。
 皆さんの苦労話や取り組み事例を参考に、私も明日から奮闘していきたいと思います!

「行政コミュニティ」は、行政や行政を通した地域の取組みの価値創出に貢献するために設立したコミュニティです。

どなたでも参加できる組織であり、定期的に勉強会も開催しておりますので、関心を持たれた方のご参加お待ちしております!

9月度の定例会(勉強会)は、8月25日の行政コミュニティイベント2024の振り返りということで、9/19(木)の19時~から開催いたします!
★ 行政コミュニティへの参加申し込みは
こちらのWebサイトから

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