見出し画像

NiZ Micro82 Black 静電容量無接点方式で特異な高性能モデル

※今回の製品はNiZさんから提供いただき自分のブログにも掲載したもので要するに案件なのですが、普通に気に入ってメインキーボードとして毎日使っています。

それで、特に頼まれていないのですが、note上でもNiZ Micro82の魅力を伝えたいと思い、簡潔に特徴などをまとめてみました。

NiZ Micro82 キーボードの基本情報

  • サイズ:318×133×38mm

  • 重量:780g

  • キースイッチ方式:静電容量無接点方式

  • キー数:82(75%レイアウト)

  • キーストローク:約4mm

  • 押下圧:35gまたは45g(スプリング交換)

  • 配列:US配列

  • キーキャップ: Cherry MX軸互換のダブルショットPBT製

  • 接続:Bluetooth 5.2(最大2台)、2.4GHz無線、USB有線

  • バッテリー:3000mAh

  • 対応OS:Windows、Mac、Android、iOS、iPadOS

  • 付属品: USB-Cケーブル、Mac用キーキャップ、交換用キースイッチ、キーキャッププラー

特徴・強み

EscとEnterキーはグレーのものも付属している
  • 素晴らしい打鍵感と打鍵音:軽快でスムーズなタイピング感と静かなコトコト音で金属反響音無し

  • 高機能:有線とBluetooth&2.4GHz無線対応で最大4台デバイス切り替え可能・Windows&Mac両対応

  • バッテリー持ちが良い:大容量の3000mAhで無線でも長時間使用可能(有線接続も可能)

  • 高いカスタマイズ性:キーキャップ交換(Cherry MX互換)や専用ソフトでキー配置変更やマクロ設定が可能

静電容量無接点方式では特異なカスタマイズ性の高さ

キーキャップ交換可能

ロープロファイルキーキャップに交換したNiZ Micro82

NiZ Micro82は静電容量無接点方式のキーボードとしては珍しく、Cherry MX互換のキーキャップを自由に選べるのは大きな特徴の一つです。

私も実際にロープロファイルのXVX製キーキャップに交換したりしてみました。

他の静電容量無接点方式で代表的なREALFORCEやHHKBは純正で用意されたもので交換するしか無いものがほとんどです。

静電容量無接点方式で打鍵感はかなり軽くて打鍵音も静かで上品であり、しかもキーキャップ交換で好みに外観や打鍵感を変えられるのは唯一無二に近い特徴です。

NiZ Micro82などは非常にスタンダードな配列ですが「TC84」「Atom66」などのモデルはスペースキーの幅が特殊で汎用品のキーキャップで選べる種類が限られる点は注意です。

さらにその後、サイド刻印のXVX(Womier)製キーキャップに交換してみました。

■ 専用ソフトでのカスタマイズ

少々扱いづらいソフトウェア

NiZ専用ソフトでのキーマッピングも可能でWindowsでもMacでも好きなようにキーを弄ることが可能です。
(※専用ソフトはちょっと癖がありWindowsでしか使えないのは注意)

これらのカスタマイズの自由度の高さはNiZ Micro82の魅力です。

値段も比較的安価

NiZ Micro82は実売30,000円弱と、キーボードとしては高級品です。

ただ、同じ静電容量無接点方式のREALFORCEやHHKBは30,000円を余裕で超えてくる価格設定で、4万円台の製品もあります。

それらと比べると、方式は同じでカスタマイズ性は高く打鍵感も良いNiZキーボードのコストパフォーマンスは高いです。

また、基本性能の高さと純粋なUS配列で互換性の高いキースイッチなどの優位性は保っています。

JIS配列で最上クラスの打鍵感を求めるならNiZは選択肢に入りませんが、US配列を使いこなせてしまえばNiZ製キーボードは確実に有力候補になるでしょう。

少し気になる点

  • US配列しか選べない

  • 筐体に高級感はあまりない

  • 白印字が目立つ

静電容量無接点方式の他ブランドモデルはUS配列もJIS配列もどちらも選べるようになっている製品が多いです。

しかし、NiZのキーボードはすべてUS配列であり、JIS(日本語)配列を選択できないのがデメリットと感じる方もおられると思います。

また、筐体自体は高級感はあまりなく、ブラックモデルはキートップの白印字が目立つのと、サイドの印字も情報量が多いのが若干気になりました。

私が使っていて気になったのはその辺りですが、US配列も慣れれば扱いやすく、キーキャップは交換可能です。

それで、重大な弱点と言える要素はほぼ無く、NiZ Micro82は価格に見合ったもしくはそれ以上の性能・機能を持つ製品といえますね。

まとめ

NiZ Micro82は価格帯的にキーボード選びの序盤に登場するわけでは無いかもしれません。

とはいえ、一般的なメカニカルキーボードに触れた方なら、NiZ Micro82の魅力は理解できるでしょう。

ハード面で汎用性のある素体による高いカスタマイズ性、ソフト面でも極めて自由度の高いキー設定が可能で多機能。それでいて同一ジャンル内では比較的安価な値段設定。

NiZ Micro82は静電容量無接点方式による素晴らしい打鍵感と安定性、極めて高いカスタマイズ性を有するコスパに優れたキーボードです。

より細かいレビューや専用ソフトの使い方などは私のメインブログでまとめています。

いいなと思ったら応援しよう!