見出し画像

「キーボード沼」って深くて危険で楽しいですよ…

「キーボード沼」とは

キーボードって沼があるんですよね、何も気にしなければノートパソコンのキーボードでも不満は何もないのですが…。

一度メカニカルキーボードとかいうカチャカチャなるタイプのやつに手を出してみると一定の割合で沼になってハマるみたいです。

私もブログを書いているだけなのに気づいたら10台くらいのキーボードを買ったり売ったりしていました。

おそらく10台程度ならまだまだ軽傷だと思います。

しかし、私のブログはキーボード専門ではないのです。

PC全般を扱うので、キーボードばっかりレビューしていてもなぁ…と思いながらも買ってしまう、そんな日々を送っていました。

※各リンクは私のメインサイトのレビュー記事です。

沼の入り口

最初に買ったメカニカルキーボードが「WENRUI RK61」というAmazonで5,000くらいの安めのキーボードを書いました。

中華製のキーボードとして結構使いやすくて、60%キーボードと呼ばれるコンパクトなモデル。

私はこの小さくて取り回しの効く感じとメカニカル(赤軸)のスコスコした打鍵感が好みでした。

これが沼の入り口だったんですね。

これでしばらく使っていたのですが、リストレストを使わないといけないくらいに背が高いキーボードだったのがちょっと不満でした。

とはいえ、このタイプのキーボードはほとんどがリストレスト必須という感じなので、私の拘りでしかないです。

ロープロファイルメカニカルキーボード

そこで、メカニカルキーボードの中でも背の低い、ロープロファイルキーボードがあることがわかり、探しました。

そこで見つけたロープロファイルメカニカルキーボードの「Cooler Master SK622」というマイナー機種。

というのも、メカニカルのコンパクトキーボードって基本的にはゲーミング用のことがほとんど。(私はゲームをしません)

ゲーミングデバイスは反応速度や安定性を重視して有線なんですね。これが面倒というか邪魔なのです。

我が家では机に置くデバイスは無線のみという法規があります。

私は有線でもいい気がするのですが、妻が特にご所望でしたので常に無線デバイスを追いかけることに。

ということで、コンパクト+無線+メカニカル+ロープロファイルという条件はかなり厳しく、ようやくSK622が該当したわけです。

しかし

SK622は確かにロープロファイルで、リストレストが無くても問題ないという方もおられるはずですが、私には若干背が高かったのです。

また、無線がBluetooth接続のみというのも嫌でした。2.4GHz無線の子機を使った方が絶対的に安定してるんですよね。

完全に沼に入り込む

そうなると他に選択肢は?

ここで一旦メカニカルという機構に囚われないで、薄型のパンタグラフキーボード沼に突入します。

そこで一気に3つくらいキーボードを買い足します。

その中で「Satechi スリム X1」は質感が良くて値段もまあまあしたので、これでいいかなと思ったのですが、なんだかしっくりこない。Bluetoothだし。

その他、安いものはことごとく馴染まなくて、ほとんど1日も使わずに放置。

ロジクール製品は良い

ここにきて、ロジクールのキーボードに行くわけです。

MK245、圧倒的に安いロジクールで一番安いマウス付きのキーボード。

2,000円くらい。これがなかなか良いんですね。2.4GHz子機で接続できるし、打鍵感も悪くない。

しかし

あまりにもキーボードを触りすぎて、最上位のキーボードも欲しくなってしまう謎の症状が発症。

ロジクールで一番高いキーボードってなに?

コンパクト(テンキーレス)メカニカル・薄型・無線(2.4GHz&Bluetooth)・ゲーミングという全てが揃ったG913 TKLがあるわけです。

30,000円というキーボードにかけていい額なのかよくわからない世界になってきましたが、いつの間にか買っていました。

しかし

私はゲームをしないのです。

このキーボード30,000円の価値のおそらく半分以上はゲームのための機能。

無線なのに超絶早い反応速度もイルミネーションも無駄にカッコいい筐体も、おそらく不要なのでしょう私には。

沼から抜け出した?

そこでロジクールの事務用薄型最強、MX Keys Miniにきました。

MX Mecanicalでもよかったのですが、ここにきてG913TKLより良いメカニカルはないでしょう、多分。

なので、パンタグラフ・超薄型・無線・ロジクールというここまで私がずっと追い求めた最終形がこれなのか?

正直、MX Keys Miniはあまりにも他の方のレビューが良すぎて私は避けてきたのです。

しかし、実物はやはり良いのです。

これは良い。メカニカルや無接点容量方式である必要もない気がしました。(HHKBなど超高額のジャンルは怖くて未開拓)

MX Keys Miniでも15,000円前後なので、キーボードとしては普通に高いです。

それでも、パンタグラフとしては十分な打鍵感があって、触り心地が良くて、手をかざすだけでバックライトが光り、バッテリーも物凄い持つ。

もちろん2.4GHzのLogi Boltに対応してBluetoothで3台まで繋げられる。

MX Keys Miniはキーボード沼、もはや地獄から救出してくれた素晴らしいキーボードです。(この時点では)

ちなみにロジクールからの提供は一切ないです。

キーボード沼は深い

もちろん、この後も定期的にキーボードを漁ることはやめられませんでした。

たとえば薄型キーボードでMX Keys Miniと近い打鍵感や機能を持つものを安価で発見したりもしました。

つまり実際にはキーボード沼からは全く抜け出せていなかったのです。

この続きを次のnote記事で扱っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?