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ボカロ投稿曲:幻のような夜の中で(鏡音レン)

『幻のような夜の中で(鏡音レン)』は、『無色透名祭』に初音ミク歌唱で投稿したオリジナル曲の鏡音レンバージョンです。

この曲は男性視点の曲なので、最初からレンをボーカルとして想定していました。ところが、レンの調声がなかなか思ったように進まず締め切りに間に合わなくなりそうだったため、無色透名祭への投稿は、まずは使い慣れている初音ミクで作成、というかたちになりました。

ところで、このような場合、この曲はミクの曲なのでしょうか。それとも、レンの曲なのでしょうか。

一般的には投稿順で初音ミクということになるのでしょうが、実際はレンの曲として考えていたものをたまたまミク歌唱で先に発表したという状況なので、私としては、『ミクの曲』ではあるが『レンの曲』でもある、ということにするのが妥当なのかなと思っています。

ちなみに、私は女性歌手が一人称で『ぼく』と歌う歌が結構好きだったりします。JPOPなどでは珍しいパターンだと思うのですが、ボカロ曲では割と多いように思います。これは、ボカロP自身が自分で歌う代わりにボーカロイドに歌わせている、という要素があるからでしょう。ボカロPは女性より男性の方が多そうですし、ボーカロイド(歌声合成ソフト)は女性歌手の方が圧倒的に多いですからね(レンでさえ元の声は女性ですし…)。
ただ、それでも私は、基本的にはなるべく女性視点の歌は女性に、男性視点の歌は男性に歌わせるようにしています。なぜなら、その方が入れ替わった時のインパクトは大きいと思うからです。

楽曲については、レンに合わせてキーを少し下げています。アレンジも若干変えていますが、ほぼ初音ミクバージョンのイメージを踏襲しています。キーを下げたことで、やや軽い感じだったミクバージョンと比べると、重心が下がってバランスはよくなったように思います。

この曲は、初めてピアプロの公式Twitterアカウントで紹介していただきました。

これはかなり嬉しかったです。

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