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初音ミクのバージョンについて

今回のテーマは『初音ミクのバージョン』についてです。

ソフトウェアとしての『初音ミク』には、大きく分けると、V2、V3、V4X、NTという4種類のバージョンがあります。現在はほとんどのボカロPの方は、V4XかNTを使用されていると思います。
私が初音ミクを購入したのは2年ほど前で、その時点で既に4種類のバージョンが存在していたのですが、私は他のボカロPさんのブログなどを参考にして、V3を購入しました。
V3はやわらかい声というか、かわいらしい声が特徴で、自分がイメージする『バーチャルアイドルとしての初音ミク』にいちばん合いそうな声だと思っています。

私は他のバージョンを持っていないので詳細な比較や評価はできませんが、投稿されている楽曲や他のボカロPの方の記事などを見た印象として、以下のようなイメージを持っています。

V2
最も初期の初音ミク。発売当初はソフトウェアでここまで歌えること自体が驚異的でした。ただし、今の基準のクオリティで考えると、使いこなすにはかなりの手間と技術が必要になりそうです。
多くの人がイメージする典型的な『昔ながらの初音ミク』の声がこれです。

V3
V2と比べると、やわらかくかわいらしい声です。完成度が高く、音のつながりでおかしな発音になる箇所も少なく、扱いやすいようです。私が実際に使っているバージョンはこれですが、一部気になる箇所はあるものの全体的には扱いやすいです(リン・レンのV4Xよりも使いやすいです)。

V4X
明るくクリアな声で、V3よりはV2に近いイメージのようです。これが現在の典型的な『いまどきの初音ミク』の声じゃないかと思います。

NT
声の質はV4Xに近いようで、これも『いまどきの初音ミク』になるかと思います。細かい調整ができる反面、扱いにくいらしく、上級者向けと言われています。また、これはエンジンが違うので、厳密には『ボーカロイド』ではありません。

こうして見ると、V3だけがやや異端のようですね。新しいバージョンの方も気になってはいますが、私はまだしばらくはこのV3を使っていこうかと思っています。

現在、私が使用しているのは『初音ミク』と『鏡音リン・レン』です。最近はボーカロイド以外にも新しい歌声合成ソフトが数多く出てきているので、そろそろ他のソフトも使用してみたいと思っています。
他のソフトで、単純に歌声として気に入っているのは『Synthesizer V AI』の『小春六花』と『NEUTRINO』の『No.7(SEVEN)』です。その他にも、バリエーションの一つとして、『音街ウナ』『歌愛ユキ』『flower』『GUMI』などが候補としてあります。

AI技術を使用したものはかなり違和感のない歌い方が出来るようで、とても興味を持っていますが、それでも初音ミクが持っているキャラクターとしての歴史と魅力はとても大きなものです。たぶん、これからもボカロPを続けている間は、ずっと『初音ミク』は使い続けていくのだろうと思います。

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