見出し画像

劇団ベイビーベイビーベイベー「MERRY10」稽古場日誌⑥

劇団ベイビーベイビーベイベー
Season Series 2019 Winter
「MERRY10」稽古場日誌
〜お望みのものを貴方に〜
軽さと重み

立ち稽古から始まって2日目。
細かな稽古が始まって4日目。
そう、まだ4日目。4回目の稽古。

そう、まだ4回目。読み合わせは1回、立ち稽古も2日。相変わらずシーンが多い。役者さんも忙しいから、全員集まるのもマレ。シーンもまだ稽古していない所も多い。
細かに付けられる稽古、大胆に進む稽古。
シーンによって稽古の仕様が変わる。もちろん、使われる言葉も変わる。
言葉を駆使しして、表現を交えて、演出付けられる。時間が進むのが早い。

こちらの勝手な勘違い化もしれないが、演出家イイジマショウタ氏の言葉使いは変わってきた気がする。

「LIMIT」の時は、選ぶ事に時間をかけていた気がする。
「不幸探偵」の時は、言葉は予め選んでいたように思う。
「MERRY10」の時は、瞬時に言葉を使い分ける。

もちろん、慣れもあったろうが、成長とは違う、もちろん、作品によって変えているのもあるだろうが、やはり、経験から来る自信だろう。
普段はイイトコの坊ちゃん風な今どきの若者だが、演出と言う仕事が、イイジマショウタ氏を演出家にさせた。前もしっかりした演出家だったが、今はもっとしっかり演出家。←語彙力w

自分への自信、劇団員への自信、他人への自信、セリフへの自信、作品演出への自信。
自信は数じゃない。自身とは覚悟だ。

若くて役者も経験している演出家さんは、言葉より自らの表現を頼るように思う。
だからすぐ演じて表現して見せてしまう。
でも、演出の核は「言葉」だ。言霊だ。それが一番、心を動かせる。

演出家として、今作は難しいだろうが、作りながら、コミニケーション取りながら、どんどん作られていく。
正直、4日目4回目の稽古のスピードではない。
でも、笑顔の中作られていく現場の重さは軽い。
だが、瞬時にしっかり作らなければいけない稽古になると、しっかりと重く演出する。
空をかけるような軽快さと、地に根を張るような重さ。
今回は色々な手練手管を使わないと、仕上がらない、難しい?いや、シンプルな作品だ。

シンプルで分かりやすい、そして楽しみが多い作品だからこそ、なんだろう。

まだセリフも覚えないきゃだし、やること盛りだくさんだが、今、物凄く楽しい。

劇団ベイビーベイビーベイベー
Season Series 2019 Winter
「MERRY10」
作・演出:イイジマショウタ
@ザムザ阿佐ヶ谷
http://www.laputa-jp.com/zamza/main/

ご予約
【こりっち】
https://ticket.corich.jp/apply/101825/013/

【カンフェティ】
https://t.co/AhJ7K3aaA2

・0120-240-540(通話料無料・受付時間平日10:00~18:00

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?