東京視察
自己紹介
株式会社078インターンシップスタッフの中村です。今回は会社が行なっているモトコープロジェクトの一環で東京視察を行うことになり、その視察に僕も同行させてもらえることになりました。視察の概要、隙間時間に行った東京観光、全体を通して感じた感想などについて書きたいと思います。
東京視察の経緯
JR元町駅〜神戸駅までの約1.2kmの元町高架下（通称モトコー）。高架橋になってから90年以上を迎えるモトコーは耐震補強などの観点から再整備が行われています。そんなモトコーの未来をみんなで考える会「モトコー盛り上げ会議」が現在JR西日本グループと株式会社078にて行われています。 東京での事例見学のため東京に視察に行きました。
全体の流れ(スケジュール)
日程：2024年10月2日(水)～10月3日(木)
10月2日(水)
0:00~7:30：寝台特急サンライズ瀬戸で三ノ宮→東京へ
10:00~12:00：国会議事堂(参議院)の見学ツアーに参加
12:15~12:40：BACKYARD TOKYO
13:00~13:40：TOKYO FOOD LAB
14:30~15:30：Sustainable Food Lab
16:00~18:00：下北線路街(小田急世田谷駅～東北沢駅)
10月3日(木)
8:00~9:30：ホテル周辺を散歩
11:00~12:00：総務省
12:00~14:00：ARCH(虎ノ門ヒルズ インキュベーションセンター)・昼食
14:00~15:00：駒場キャンパス・コマニ食堂
15:30~16:30：テックマジックさん店舗
16:30~17:30：渋谷子ども食堂
18:30~19:00：新丸ビル
20:00~23:00：新幹線で東京→三ノ宮へ
視察した施設の紹介と感想
すべての施設を書くと長くなってしまうので、視察の中でも特に印象に残っている施設を３つ紹介します。
1)下北線路街
施設の説明
小田急電鉄株式会社と世田谷区が連携して(支援型開発)、「Be YOU. シモキタらしく。ジブンらしく」というコンセプトで開発が行われました。街とのつながりを意識し、回遊性を高める空間と賑わいづくりを行うために、地域とつながる保育園、新たなチャレンジや個々の商いを応援する長屋、洗練された個展が集まる商業施設など、様々な意義を持つ個性豊かな施設が誕生しています。
https://senrogai.com/concept/
感想
高架下を実際に歩いてみてすぐに感じたことは、緑がとても多いということです。至る所に木が植えられ、他にもちょっとしたベンチや公園が多くあり、高架下のスペースを広々と使っているのが印象的でした。高架下の限られたスペースで人の集まる場所を作ろうと考えると、色々と詰め込みたくなりそうなものですが、その街にすむ人々や観光客が心地よく歩ける空間を作るのいうのが非常に大事だと思いました。
2)総務省
施設の説明
施設の説明というよりはお会いした方の説明になりますが、元神戸市副市長で、現総務省自治税務局長の寺崎秀俊様にお会いしました。
感想
打ち合わせの詳しい内容は書けないので、全体の感想のみになりますが、正直めっちゃ緊張しました。大きな机のある局長室に入るとすぐに名刺交換が始まるのですが、僕は名刺をリュックの中に入れており取りだすのに苦労しました。やっとのことで取り出せたと思ったら、名刺交換の際に名刺を裏向きで渡してしまい、「名刺はこの向きで渡すんだよ」と寺崎様にご指摘いただいてしまいました。恥ずかしすぎました💦
3)ARCH(虎ノ門ヒルズ インキュベーションセンター)
施設の説明
区域面積7.5ha、延床面積80万平方メートルを誇る、多様な都市機能がコンパクトに複合しており、オフィス、カンファレンス、インキュベーションセンター、スタートアップ拠点といった世界水準のビジネス環境を設備している虎ノ門ヒルズ。その一角にある虎ノ門ヒルズビジネスタワー内にあるインキュベーションセンター「ARCH」の紹介と案内を当施設を運営する森ビル株式会社の方にしていただきました。
ARCH | 虎ノ門ヒルズ インキュベーションセンター
感想
ARCHには大企業で新規事業を行っている方々が集まっており、その規模が大きすぎてびっくりしました。新規事業を行う際に、自社ソースでは足りないから他の会社と連携したいという大企業側の思いに対して、森ビルさんが企業が集まれる場を提供しており、大規模な開発ができる不動産会社とインキュベーション事業の相性の良さを目の当たりにして、ビジネスモデルの凄さに感動しました。
空き時間の東京観光に関して
まず、初日は朝0:13分三宮発のサンライズ瀬戸号に乗って東京まで行きました。電車の中にちょっとしたラウンジやシャワーブースがあり、自分の部屋も個室で完全に足をのばして寝ることができたので、とても快適に東京まで行くことができました。これまで一度も寝台特急に乗ったことがなかったので、初めて乗れてとても楽しかったです。「寝台特急で東京まで行きませんか？」と社長に提案した時は、言うだけ言ってみて多分厳しいかな、という感じだったのですが、ほんとに乗ることができて良かったです。
初日は12時から視察の予定だったため、朝の空いた時間に国会議事堂(参議院側)を見学してきました。よくテレビで見る討論が行われる場所を上から眺めたり、皇族の方々が待機される場所を見学したりと、貴重な体験をさせてもらいました。
最後に、2日目の朝に皇居の周りを散歩してきました。２日目は朝7時半に起き、集合時間の10時まで少し時間があったので、ホテルの目の前の皇居の外周部分を散歩することにしました。ただ、散歩をし始めて20分程立ったぐらいで急にお腹が痛くなり、このまま進むかホテルに戻るか迷った挙句戻ることにしたため、結局皇居の建物は見ることができませんでした。いや～、何やってんねん。
感想
寝台特急の乗車、国会議事堂の見学、総務省の訪問、その他施設、高架下の視察などなど、今回の東京視察で多くの貴重な体験をさせていただきました。特に総務省の訪問などは普通はしたくてもできないことなので、学生のうちにこのような経験を積ませていただけたことに大変感謝しています。078でインターンをしていて良かったです。ありがとうございました。