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小沢健二に頓珍漢な批判をする左翼・リベラルへ

ツイッターに見られるオザケンのツイートに対して、見当違いな解釈をして、「東大出の小沢健二より俺は頭が良いッ!正しいッ!」と絶叫する左翼・リベラル中年のいい歳こいた自意識にウンザリしている。

そんなダメな左翼・リベラル中年に、突然ですが質問です。

人種とはなんですか?分けられますか?

もし、クラスに親がアフリカ系、日本人のハーフの子がいたら、その子は何人種ですか?

この問いに答えられる人いますか?

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ダメ左翼・リベラル中年に揶揄されてるオザケンのツイートの画像です。

・人種という概念について

皮膚の色や頭の骨など目に見える身体の特徴を基本にして人間を分ける「人種」 という考え方は、生物を分類する博物学から出発して、18世紀後半に、ドイツの医学者であり人類学の父と呼ばれるブルーメンバッハが基本を築きました。

ブルーメンバッハは、さまざまな人間集団のなかで「コーカサス」、つまりヨーロッパ人に該当するのですが、それらの人々が「最も美しく」、すべての人間集団の「基本形」で、他の人種はそれから「退化」したものだと書いています。

ヨーロッパのはずれのコーカサス地方の名前がついているのは、コーカサス山脈のすぐ南に、トルコの東側の国境沿いにアララットという高い山があるのですが、その山に旧約聖書に登場する「ノアの箱船」が辿り着いたと信じられていたからだと言われているのです。

ヨーロッパ人を白色人種と呼んだり、白い肌が美しいとする考えは、元来極めてユダヤ=キリスト教文化圏の伝統に支配された考え方だと思います。ユダヤ=キリスト教文化圏では旧約聖書にあるように白を光、黒を闇として、善である白い色を自分たちの色に当てはめたわけです。

つまり、科学的とされてきた人種という考え方も、当初からヨーロッパというか、キリスト教的な考え方に影響を受けているものなのです。

ヒトの起源に関してはアフリカ単一起源説で現在科学者の間ではほぼ見解が一致しています。アフリカからすべての地球上のヒトは現代人として分散したと今日では考えられています。つまり、個々の人間の体のなかには、イギリス人であっても、私のなかにも、アフリカのある地域に住む人たちと同じ遺伝子が伝わっているということです。

皮膚の色や目の色などが地域によって違うのは、環境による作用などによるもので、ヒトの身体的な多様性を理解する上でも重要です。けれどもそのような特徴をもとに境界線を引いて人間をいくつかの集団に分類するという人種の概念は、今日生物学的に有効ではないという見方が一般的です。

碧ちゃんは子供の頃、黒人の見分けが付かなかった。
単に黒い人の事だと思っていたのです。
だから、東南アジアの人も、アラブ圏の人も黒人だと思っていて、大人に聞いたら「違う」と。
意味が分からなかった。
今ではアフリカ系の人の事だと分かるが、人類はそもそもアフリカから来たものではないか?
人種という概念を植え付けられていない偏見の無い子供の感性の方が正しかったのです。

つまり、"人種差別"とは、まず人種がある事を前提されて差別されている。という言葉です。その前に人種って概念・システムそのものを否定しろっていう話なのです。

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・トローリング

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これ、碧ちゃんが政治知新っていうネトウヨ御用達のニュースサイトのコメント欄で、トローリング(所謂釣りってやつね)した例で、こういう事してなんの意味があるか?って事なんだけど、BTSも別にファンでもないし、まあパラサイトはめちゃ好きなんだけども、こういう過激な韓国アゲな内容投稿する事により、ネトウヨの本性の差別主義者っぷりを可視化させる事ですね。

ネトウヨって中2病だと思ってんのね。タブー破る俺カッコいい的な。差別がタブーだって理解ってやってるんです。だから、これが「日本も勿論良いけど、韓国にも良いところあるよ」みたいなヌルい言い方だと本性を隠して引き出せないのです。

アメリカの白人至上主義者も同じ思考だと思っていて、Black Lives Matterと言うと、真っ当な倫理観の持ち主なら「黒人の命も大切だ」と言われて「そりゃそうだね」としか思わない。これを不快に感じて、感情的になってキレて「じゃなくてAll Lives Matterだろ!」などと絶叫する奴は間違いなく差別主義者の本性を表面化させて可視化させているのです。
こういう戦い方って側面もあるよって事です。

・小澤開作

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小沢健二の祖父、小澤開作について揶揄する左翼・リベラルです。

"右翼の大物"という言葉で、右翼とは今のネトウヨみたいなのを想像する方も多いと思いますが、小澤開作という人は、満州国を日本の統治や傀儡国家としてではなく、中国人を同胞として尊重しようとした熱烈な理想主義者で日中戦争の非を唱えた人物です。

また、小澤開作が最も悪い政治家として評したのが岸信介です。つまり、安倍晋三の祖父です。このように語っています。

「日本から満州に来た官僚の中で一番悪いのは岸信介だ。地上げをし、現地人は苦しめ、賄賂を取って私財を増やした。だから、岸が自民党総裁になったときにこんなヤツを総裁にするなんて、日本の未来はない」

右翼といってもネトウヨのようにエセ愛国心ではなく、本当に愛国心や郷土愛がある人もいます。愛国心や郷土愛などは左翼でもある人は多いのではないでしょうか。一概に右翼・左翼と断じれないと思います。

もし、右翼という言葉を毛嫌いして逆張りをしてる左翼・リベラルがいるのなら、アイデンティティが愛国心や保守といった事より、左翼の逆張りになってしまった日本会議を中心とするネトウヨと同質になるのだと思います。

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